写真トウキョウノアカンボウ(コトブキサンイン) S1H0601010231

東京の赤ん坊(寿産院)

内容

東京の赤ん坊死亡事件:最高司令部公衆衛生福祉局福祉行政部チーフのヒルトン・J・エバンス氏(左)と、東京神奈川地区軍行政分遣隊福祉担当のジーン・フラー女史が、新宿区の寿産院で衰弱した5人の乳児を調べている。助産婦でこの産院の経営者の石川ミユキとその夫の石川猛が昨年の6月に「養子斡旋」を宣伝し始めてからこの産院で死亡した乳児は、過去6か月の間に41人に上ると見られている。
 1947年にこの産院に連れてこられた赤ん坊の85%が、栄養不良や不適切な処置で死亡した。石川夫婦と新宿区の葬儀屋のナガサキ・リュウタロウ(遺体を処理した)は、詳しい尋問のために警察に留置されている。

原文