改造　第５巻第７号（大正１２年７月）

労農露西亜新労働法（山川均訳）
夏と女
浴衣（木村荘八）
非享楽的（百田宗治）
わが夏女の記（室生犀星）
美しき夏女（近松秋江）
赤いカンナの花（西条八十）
赤帝の恵み（生方敏郎）
さくらんぼ（久保田万太郎）
貝殻追放（水上滝太郎）
人形見聞記（黒田礼二）
対比全慶応敗戦記（三宅大輔）
ロトの渓谷より（黒田重太郎）
素人の見たる現代創作並創作家（高畠素之・山川均・河上肇・土田杏村・赤松克麿・木村泰賢・高島米峰・北沢
創作
指輪（佐藤春夫）
無心（藤森成吉）
最後に一番大切なもの（武林無想庵）
或る男（武者小路実篤）
わが世（室生犀星）
大学及政府の国家観につき（巻頭言）
誤判賠償の根本原理（末弘巌太郎）
国際貸借理論と我国経済界の危機（堀江帰一）
新経済政策下の産業制度（山川均）
資本利子と独占（土方成美）
軍事予備教育批判
軍閥の思想占領（青野季吉）
外に侵略内に反動（小牧近江）
軍事予備教育批判（青柳篤恒）
近代国家の国民皆兵主義の成立と破壊（長谷川如是閑）
日本脱出記（大杉栄）
広東大本営の孫文（鶴見祐輔）
性のユートピア（室伏高信）
大学騒動（古市春彦）
フランス大革命と国民芸術の起原（板垣鷹穂）
所謂共産党の大検挙（高橋亀吉）
花々しい白化宣伝の一幕（赤松克麿）
官憲も時代眼を用意せ（千葉亀雄）
言ひたきこと二三（室伏高信）
新聞に現れた共産党事件（山川均）
露都通信（片山潜）