改造　第５巻第１号（大正１２年１月）

偉人を慕ふ心（巻頭言）
長篇小説神の如き人々酒の如き空気（ヱッチ・ヂー・ウエルス）
改造問題と明治時代の省察（末弘厳太郎）
階級の本質（高田保馬）
マルクスとバクウニン（大杉栄）
精神分析と群衆心理（米田庄太郎）
世界の救はるゝまで（福田徳三）
芸術と宗教より見たる日仏の伝統（ポール・クローデル）
Ｔｒａｄｉｔｉｏｎ　Ｊａｐｏｎａｉｓｅ　＆　Ｔｒａｄｉｔｉｏｎ　Ｆｒａｎｃａｉｃｅ（Ｐａｕｌ　Ｃｌａ
改造日本の提唱
政治改造の原理（室伏高信）
農業改造方策（河田嗣郎）
芸術の改革と民衆の態度（村松正俊）
改造日本と無産階級運動（山川均）
一画工として（岸田劉生）
改造日本の音楽（山田耕作）
社会道徳への進化と日本（長谷川如是閑）
法律に於ける古頭と新らしい頭（高柳賢三）
講義室のアインスタイン教授
講義室に於けるアインスタイン先生の印象（遠藤美寿）
偉大なるアインスタイン先生（伊藤徳之助）
なつかしき人アインスタイン（矢崎美盛）
威謝（仲瀬善太郎）
講堂に於けるアインスタイン（鹿子木員信）
ア教授の印象（桑木厳翼）
アインスタイン先生の印象（小倉金之助）
堂々たる講義（竹内時男）
講義室に於けるアインスタイン（愛知敬一）
東京帝大に於けるアインスタイン教授特別聡講者
アインスタイン教授に贈呈せる帝国学士院会の歓迎文
アインスタイン教授の講演（石原純）
日本に於ける私の印象（アインスタイン）
Ｐｌａｎｄｅｒ　ｕｂｅｒ　ｍｅｉｎｅ　Ｅｉｎｄｒｕｃｋｅ　ｉｎ　Ｊａｐａｎ（Ａｌｂｅｒｔ　Ｅｅｎｓｔ
恋愛結婚三角関係（山本宣治）
芸術表現と書道（滝精一）
追はるゝまで（野阪鉄）
禅臭（岡本一平）
自叙伝（大杉栄）
切支丹夜話（佐々木味津三）
文学以外？（辻潤）
南欧の空（吉江孤雁）
詩
その時々（武者小路実篤）
わが家（西条八十）
旅（若山牧水）
時評
金利問題に関する諸考察（堀江帰一）
作創
青銅の基督（長与善郎）
疎隔（神近市子）
暗夜行路（志賀直哉）
一つの写真（久米正雄）
没落（河東碧梧桐）
鯉の巣（里見〓）
おせい（葛西善蔵）
戯曲
愛なき人々（谷崎潤一郎）