改造　第４巻第１０号（大正１１年１０月）

村芝居への希望（巻頭言）
相対性理論（バートランドラツセル）
親鸞主義と新大乗運動（木村泰賢）
法律上から見た日本婦人と英米婦人（高柳賢三）
ポリセヰキの「暴政」とアナーキスト（山川菊栄）
Ｔｈｅ　Ｔｈｅｏｒｙ　ｏｆ　Ｒｅｌａｔｉｖｉｔｙ（Ｂｅｒｔｒａｎｄ　Ｒｕｓｓｅｌｌ）
ミイラトなりかゝつて（武林無想庵）
売淫の文化的研究（増田抱村）
自叙伝（大杉栄）
文芸管見（里見〓）
モスクバに於ける片山潜（潮新三郎）
心臓の旗印（佐藤春夫）
ダダの詩三つ（高橋新吉）
裁判官を罷めた男の話（沢田撫松）
豚に投げた真珠（神近市子）
現代婦人雑誌批判
婦人雑誌に対する希望（小泉信三）
サツカリン料理と婦人雑誌（山川菊栄）
感覚誘惑（室伏高信）
気鋭の人新進の人
櫛田民蔵氏の話（赤松克麿）
岸田劉生氏の事色々（椿貞雄）
木村泰賢君（高島米峰）
無想庵のプロフイル（辻潤）
三木氏評（浜本野花）
小牧近江君（平林初之輔）
矢崎美盛君（江馬修）
恒藤恭（芥川竜之介）
求婚広告（大杉栄）
有三氏のこと（能島武文）
板垣鷹穂君のこと（村田良策）
「赭士」の中西君（堺利彦）
竹内仁氏のと（生田長江）
松岡駒吉君（饒平名智太郎）
末弘君について（室伏高信）
労農ロシア承認問題批判
そんな事はどうだつていゝぢやないか（大杉栄）
莫斯科及び全露の益友となつて経済的協力を開始せよ（杉森孝次郎）
労農露西亜承認問題と私有財産権（猪俣津南雄）
労農露西亜承認の可否（堀江帰一）
時評
長春会議の反響（山川均）
産業資金の供給と金利引下問題（堀狩帰一）
金禁輸問題に対する政府の声明書（堀江帰一）
作創
百花村物語（佐藤春雄）
暗夜行路（志賀直哉）
窓（広津和郎）
エスペラント講座（小坂狷二）