今よみがえる時代のヒーロー達
〔見ればむかし〕
激動の20世紀、様々なターニングポイントに居合わせた人々の“その時”の表情をとらえたフィルムを特集する。登場人物には乃木将軍、東郷元帥、大隈重信、白瀬中尉ほか多数。
1.乃木希典・東郷平八郎・大隈重信
乃木希典
『日露戦争と乃木将軍』
・日露戦争 明治い37年(1904)~38年
・「水師営の会見」(佐々木信綱作詞)
・乃木将軍とステッセル将軍
東郷平八郎
・サクラグラフ『在りし日の東郷元帥』
日露戦争晴れの凱旋・岩崎邸に於ける故源水の歓迎会(明治38年10月29日)・思い出の軍艦三笠・三笠保存記念式当日の故元帥・少年東郷会発会式(昭和4年5月27日日比谷公園)・勅諭奉戴五十年記念日当日自邸より全国に放送(昭和7年1月4日)・海軍記念日当日は毎年訪問客で邸内は混雑を来した(昭和7年5月27日)・恒例の朝日新聞主催日本一健康優良児引見(昭和8年6月)・今は空し!愛孫と戯る元帥
大隈重信
・大隈重信邸の園遊会
・出発当日に大隈邸内に於ける日本南極探検隊一行
・この前日佐々木安五郎氏が乃木将軍を訪ふて探検の仕事を語られたに対し将軍から懇篤な手紙が来て居た
・明治43年11月28日出発当日芝浦埠頭の袂別式光景
・白瀬南極探検隊(1910年11月出発)
・●●して祖国品川湾頭を辞する探検船開南丸(命名者東郷提督揮毫の船名)
・船内に於ける隊員・船員・白瀬隊長・野村船長・武田学術部長・池田農学士
・標旗を樹て同情者芳名簿を納めたる銅亟を埋蔵し恭しく陛下の万歳を三唱した 大和民族の足跡は明確に南極の大陸に印せられた
・明治45年(1912)1月28日南緯80度5分西経156度37分に到着
・エドワード七世州停泊中の開南丸
・大隈湾に於けるペンギン鳥及びアザラシ
・エドワード七世州に上陸してペンギン鳥を捕まえつつある隊員
・1年8か月の日子を費やして明治45年6月20日 品川湾に帰航の開南丸
2.犬養毅・愛親覚羅溥儀・山下奉文
犬養毅
・12月12日政友会総裁犬養毅へ大命降下・東京四谷南町の犬養総裁邸・お召に依り参内せんとする犬養総裁と令息犬養健代議士・閣僚名簿捧呈のため参内
・昭和7年5月15日午後5時半・呪いの一夜は明けて弔問客ひきも切らぬ哀愁の首相官邸5月16日・安保大将・頭山満翁・若槻礼次郎氏
・政府はこの日午前10時臨時緊急閣議を開きいよいよ内閣総辞職と決定・高橋是清臨時首相辞表奉呈のため参内・大政治家を葬るの日5月19日 組閣以来半歳空しく●手に●れた憲政の巨人故犬養毅氏の葬儀は政友会●葬としていとも盛大に執り行われた(東京永田町・首相官邸)・争議委員長高橋臨時首相・荒木陸相・床次鉄相・鳩山文相・大角海相・鈴木新政友会総裁・久原総務・頭山満翁・山本農相・式場・故人の遺徳を偲ぶ一般会葬者無慮五千に上る・千代子夫人・愛孫道子さん・喪主健氏と奥様
愛親覚羅溥儀
・昭和10年4月6日 満洲国皇帝溥儀来日(1934年即位)
・サクラグラフ『満洲国皇帝陛下御来訪』(朝日新聞社謹写)
朝日世界ニュース「満洲国皇帝陛下御来訪の御途に就かせ給ふ」(満洲新京)
満洲国皇帝陛下には長途の御航海に御●もあらせられず4月6日朝横浜港に御到着・東京駅頭の御盛儀・昭和天皇(30歳)・赤坂離宮に御着
山下奉文
・第25軍司令官としてシンガポール攻略
・昭和17年2月8日シンガポール総攻撃
・敵軍(イギリス軍)ついに白旗を掲ぐ
3.戦後スポーツの世界で活躍した人びと
・昭和32年 福岡平和台球場 西鉄VS巨人 日本選手権
・街頭テレビ
・西鉄ライオンズ優勝パレード
・昭和33年 島原キャンプ練習風景 北原啓・古城守・山根照雄・関口誠治・稲尾和久・河村久文・有吉洋雄
・兵庫県ニュース84号
・初のスポーツ賞に輝く 贈呈式 田村亨・テニスプレーヤー清水善造・スポーツ医学深山あきら・武庫川学院高等学校体操部
・長嶋茂雄
資料協力:敦賀市・早稲田大学・兵庫県・読売映画社・靖国神社・西日本鉄道株式会社