映像モリナガセイカフィルムライブラリーカラ エンゼルノオカシモノガタリ V1R0222201666

森永製菓フィルムライブラリーから エンゼルのお菓子物語

撮影年月
1923年(大正12年)~1952年(昭和27年)
コレクション(提供者)
映像タイムトラベル
撮影
発行
製作
ドキュメンタリー工房
配給
時間
46分43秒
米国国立公文書館オリジナル番号
館内限定公開 色彩有 音声有 貸出不可
内容

〔見ればむかし〕
 間もなく創業l00年を迎えようとする森永製菓株式会社のフィルムライブラリーには、明治32年(1899)の創業当時のスチール写真をはじめ、大正時代や昭和初期のPR映画のフィルムが所蔵されている。
 日本で最初に「西洋菓子」マシュマロやチョコレート、キャラメルなどを製造販売したこの会社の徹底したPR作戦をよく伝えているこのフィルムは、又、時代を映し出していておもしろい。大正12年のころの工場とそこに働く人々、昭和6年の飛行機や自動車を駆使した大がかりなセールスの様子、その時代の子供たちなどの様子も良くわかる。
 大正モダニズムの影響をうけて「西洋菓子」が第一の全盛期を迎えたころの活気溢れる工場から太平洋戦争で破壊されながら、又、たくましく蘇って再スタートするまでのお菓子の歴史を見てみる。

1.宣伝活動
・明治32年 赤坂溜池
 森永太一郎によって誕生
 広告手車
 明治36年 赤坂田町
 大正4年 芝田町 本社工場
 大正中期 本社と芝田町工場
 大正13年 北海道 野付牛工場
 大正14年 横浜 鶴見工場 竣工
・工場紹介「衛生的で信頼できる森永の製菓事業」先端的PR映画「森の女神」より(大正12年)
・科学研究所
・第一工場全景
・チョコレート製造工程
・キャレメル製造工程
・ドロップス製造工程
・北海道訪問飛行「森永キャラメルの大宣伝販売 飛行機セール」全国80都市訪問・航程15,000キロ(昭和6年)
・昭和6年 函館
 森永号 富樫千代吉操縦士・飯島勝一機関士
・東京市中風景「派手で景気が良い 初荷パレード」キャラメルも大将も一役(昭和6年) 
 正月
 キャラメル大将 元白頭山

2.製造工程
・工場紹介「欧米先進国に劣らぬ陣容 盛業の鶴見工場」キャラメル個装を完全自動化(昭和9年)
 人文字
 研究部
 自動化されたチョコレートの製造工程
 チョコレートの自動包装機
 キャラメルの製造工程
 手包みから自動包装
 ビスケットの製造過程 
 大串松次取締役
 ドロップスの製造
 ベルベットの製造(ソフトキャンディ-)
 ウエーハースの製造
 工場内の公園・ブランコ・鉄棒
 ネオンサイン

3.戦時下の森永
・別荘と森永岳麓道場「松崎半三郎翁の日常 休養と視察」富士山麓・御殿場の夏(昭和14年)
 第二代社長 松崎半三郎
 農業科学研究所
 牛や鶏の飼育
 ラジオ体操
・昭和20年4月15日 空襲により鶴見工場焼失
・昭和27年7月6日 ヘルシンキオリンピック派遣学童壮行会(日比谷公会堂)
 三代目社長 森永太平

資料協力:森永製菓株式会社
映像№ 861 昭和9年鶴見工場製造工程       (森永製菓株式会社提供)
映像№ 862 昭和14年御殿場・昭和6年飛行機セール (森永製菓株式会社提供)
映像№ 863 大正12年「森の女神」         (森永製菓株式会社提供)
映像№ 864 昭和27年豆記者ヘルシンキオリンピックへ(森永製菓株式会社提供)


 


原文