映像イシカリスイデンカイハツ
V1R0222201659
石狩水田開発
撮影年月
1952年(昭和27年)~1954年(昭和29年)
コレクション(提供者)
映像タイムトラベル
撮影
発行
製作
ドキュメンタリー工房
配給
時間
46分43秒
米国国立公文書館オリジナル番号
館内限定公開
色彩有
音声有
貸出不可
内容
〔見ればむかし〕
北海道で、最大の石狩平野。ここを流れる石狩川には蛇行が著しく氾濫を繰り返し、アイヌ語で「砂が潰かる」や「ふさがる」という意味を示した様に泥炭地が分布していた。そのために農業に支障を与えていた。
この映像は、まだ日本の経済力が弱く、食料不足だった時代の昭和27年(1952)、29年に「砂と闘う」「水と闘う」というタイトルで制作されたものだ。
現在程機械化が進んでいない時代に、真冬の北海道で農民達が村をあげて水田開発を進め、3年計画を1年で完成させ、そして北海道に一つの穀倉地帯を作り上げた。
補足時代のなかで行って米不足騒動の現在(※)とくらべて感慨深いものがある。
※この映像は平成6年(1994)に製作されたもの。平成5年は米不足だった。
1.「水と闘う」
(昭和29年制作)
・石狩平野 樽前火山 田植え
・昭和28年6月28日 起工式
・工事計画
・工事
・ポンプの鋳型製作 鋳物 機械工場 組立
・発電機
・試験工場 ポンプの性能確認
・石狩川へポンプの設置
・昭和29年6月24日 給水式
・北海道開発庁(現:国土交通省)長官 大野伴睦の視察
2.「砂と闘う」
(昭和27年制作 企画:石狩町)
・石狩川 石狩鮭
・石狩川河口工事
・昭和24年 着工
3.「砂と闘う」続
・冬も続けられた建設工事
・水田用水
・完成記念式
・田植え 稲刈り 収穫
資料協力:石狩町教育委員会
映像№ 822 「水と闘う」 (石狩町教育委員会提供)
映像№ 821 「砂と闘う」 (石狩町教育委員会提供)
原文