新日本ニュース第153号

1.雪にそなえる裏日本
　新潟地方では早くも冬将軍の到来で一面の銀世界となっている。新潟気象台では、今年は例年に比べて雪が多いと予報を発表した。
2.第四國会開く
　早くも選挙気配　選挙気配に包まれている12月4日の衆・参両院本会議で、吉田首相は施政方針演説を行い、解散断行を明らかにした。
　芦田氏ついに逮捕　衆議院本会議は12月6日、140体120票で芦田均、北浦圭太郎、川橋豊治郎3氏に対する逮捕許諾を決定した。3氏の容疑は、芦田氏は岡直樹氏に対する昭和電工への興銀融資あっせんなどで100万円の収賄。北浦、川橋氏は岡氏と共謀のうえ贈賄したというもの。
3.氷上の花
　12月6日、両国のメモリアルホール（旧国技館）で氷上カーニバルが開かれ、マスダンスや珍しいコミックスケート、西川ブルガー夫人のフィギュアスケートの妙技などで観衆をわかせた。
4.早明ラグビー　早16－明5
　関東大学ラグビーの王座を決める早大対明大の試合は、12月5日から東京ラグビー場で開かれ、早大は16対5で快勝、今シーズンの優勝をとげた。
5.二つの災害地
　復興に起ち上がった福井　大震災からちょうど半年、いま福井市でいちばん復興の早いのは旅館、映画館それに織物工場である。
　復興進まない一ノ関　岩手県一ノ関市では水害から4か月たった今も復興は遅々として進まず、人々は役場や学校で雑居生活をしながら厳しい冬を迎えようとしている。

New Nippon news No.153