静岡県の茶産業

緑茶の製茶工場の映像。

・摘んだ茶葉が入った茶摘籠をリヤカーに乗せて畑から工場へ運ぶ人。
・貯蔵されていた生葉を給葉機（きゅうようき）に入れる。給葉機に入れられた生葉は自動的に蒸機へと送られる。（蒸熱）
・蒸された茶葉は冷却機により水分を取り除かれて冷めた状態で機械から出てくる。（※１）
・茶葉を精揉機（せいじゅうき）にかけて仕上げ揉みをする。時々、機械の中から茶葉を取り出して手で揉む。（※６）
・男性が回しているのは揉捻機（じゅうねんき）で、茶葉に力を加えて水分を均一にしていく。揉盤の周囲にはみ出た茶葉をほうきで中央に集めて入れている。（※３）
・再び、精揉機を扱う男性。手で茶葉を揉み、形を整えている。（※６）
・茶葉が機械から取り出される。
・茶葉を祖揉機（そじゅうき）に入れる。機械を操作する男性。揉まれて熱風で乾燥した茶葉を取り出している。（※２）
・回転しているのは再乾機（さいかんき）という機械。再乾機に茶葉を入れて、蓋をし、機械を始動させる。（※４）
・機械の下に箕を置いておき、再乾機を止めて蓋を開けると茶葉が出てくる。茶葉を箕ですくい、茶箱に入れる。（※５）
・荒茶を選別する作業の様子。女性も働いている。茶葉が機械化された篩（ふるい）にかけられている。
・女性従業員が篩にかけられた茶葉を均している。
・平行篩に茶葉を入れている。細い茶葉は下に落ちていく。
・落ちた茶葉を箕ですくい、廻篩（まわしふるい）にかける。これにより長さで選別する。
・風選別（ふうせんべつ）の様子。茶葉を唐箕に入れて重さによって選別している。
・火入の様子。乾燥機に茶葉を入れている。乾燥機から茶葉が出てくる。
05:14～
・2人のお茶専門家とマネージャーが茶葉の色、香り、味の審査をしている。
・茶葉を天秤で計量する。その茶葉を湯呑みに入れてお湯を注ぐ。
・スプーンでお茶をかき混ぜ、茶葉の香りを嗅いでいく。
・審査員がそれぞれの湯呑みからスプーン一杯のお茶を取って、それを味見する。飲まずに吐き出している。
・別の人が茶葉を手に取り、色や形状を見たり、香りを嗅いでいる。
・3種類の茶葉。１番の茶葉は大きめ、2番は小さめ、3番は粉状に近い。
・トレイに入った茶葉のサンプルが並べられている。
・包装されたお茶。「リプトン」や「CEYLON（セイロン）」の文字があることから、ここに映っているのは紅茶か？
・セイロンティーの商品が積み上げてある。
・3人の女性がお茶を包装している。部屋の壁には静岡茶のポスターが2枚貼られている。
・包装されたお茶。「特撰　羽衣　JAPAN GREEN TEA」「特選　冨士の鶴　SPECIALLY SELECTED JAPAN GREEN TEA Fuji no Tsuru」
・労働者が箱を縛っている。出荷。
・茶箱にステンシルを施している。
・箱に袋を入れ、その中に計量した茶葉を一気に入れている。
・箱を揺らして茶葉を均す。
・ベニヤ板で蓋をする。釘を打ってから、金具を上部四辺に打ち付ける。箱詰め。
・占領下の日本で作られた、日本緑茶天然葉の木箱。「IRIS JAPAN GREEN TEA NATURAL LEAF 115 LBS. NET SAN FRANCISCO,CAL. MADE IN OCCUPIED JAPAN」
・箱の外部に、鉄帯締機を使って十字に鉄帯をかける。
・「STEWARTS PRIVATE BLEND EXTRA SUPERIOR JAPAN TEA 115 LBS. NET CHICAGO,LLL. MADE IN OCCUPIED JAPAN」
・「W JAPAN GREEN TEA PAN FIRED 120 LBS.NET TOLEDO,OHIO. MADE IN OCCUPIED JAPAN」
・「B-PF-H No.1 TEA-BALL-TEA-CUT JAPAN GREEN TEA 130 LBS.NET SAN FRANCISCO,CAL. MADE IN OCCUPIED JAPAN」
・トレド、サンフランシスコ行きのものはアメリカの様々な販売業者のために特別に梱包されたお茶。
・倉庫の外のトラックにお茶の箱を積み込む労働者たち。
・茶箱を満載に積んだトラックが工場から出ていく。

※一部、映像の順番は実際の製茶工程とは異なる。
（※の付いた番号は実際の製茶工程の順序）

TEA INDUSTRY, SIZUOKA, JAPAN