映像シンニホンニュースダイ122ゴウ
V1H2914201428
新日本ニュース第122号
撮影年月
1948年(昭和23年)5月~1948年(昭和23年)5月
コレクション(提供者)
日本ニュース
撮影
発行
製作
株式会社日本映画社
配給
東宝株式会社
時間
7分44秒
米国国立公文書館オリジナル番号
館内限定公開
色彩無
音声有
貸出不可
内容
1.新憲法一周年
新憲法施行1周年記念式典が5月3日、衆議院で行われた。赤坂離宮で祝賀会。
2.日食観測 礼文島第二報
5月9日の日食を前にした礼文島の観測陣の設営状況を伝える。
3.カメラ報告 “雑居”小学校(大阪)
6・3・3制の発足で小学校の教室不足が目立つ時期に、大人の芸能教室に校舎の半分がとらわれている大阪はミナミの小学校の現地報告。
大人の芸能教室(長唄 仕舞 謡曲 尺八 割烹 茶道など)
時の話題
4.民衆の俳句受賞
東京の“月が瀬”が募集した句の当選者の発表会(5月2日)で賞状をもらう人、その当選句“生きて帰る 故山の道や れんげ草 双葉一心”。焼野原。れんげ草。
5.“ワラ”の祭典
東京の後楽園球場で、5月4日第2回わら工品製作選手権大会が行われ、40都道府県代表159人の選手が参加した。
6.馬オハラ節をおどる ~ジャンカ馬踊り~
宮崎県都城市に古くから伝わるジャンカ馬踊りが4月23日、母智丘神社の祭礼で行われた。この踊りは島津藩が馬の飼育を奨励したことが起源といわれる。
7.対立つづく東宝争議
東宝は人員整理について、4月8日第1次270人、4月22日第2次132人、4月28日第3次99人を発表、4月30日には撮影所の休業を宣言した。組合側は、休業延期を申し入れ、5月4日会社側と交渉した。
8.第十九回メーデー
戦後3回目の中央メーデーは、晴天5月1日、宮城前広場に50万人の労働者が集り、文化祭も盛りこんで華やかに行われた。
原文
New Nippon news No.122