映像ニッポンニュースダイ235ゴウ
V1H2814201371
日本ニュース第235号
撮影年月
1944年(昭和19年)11月
コレクション(提供者)
日本ニュース
撮影
発行
社團法人日本映画社
製作
社團法人日本映画社
配給
時間
8分15秒
米国国立公文書館オリジナル番号
館内限定公開
色彩無
音声有
貸出不可
内容
1.雲南作戦
比島反攻に呼応し、連合軍は雨季明けと共にビルマ戦線への圧力を強めた。印支ルートの再開を企図した重慶政府は、19年5月から雲南遠征軍による反攻を開始した。ビルマ方面軍はインパール作戦に失敗したあと、ビルマ南部に戦線の縮小を図った。
2.比島戦線
陸軍特別攻撃隊靖国飛行隊
「万朶」・「富嶽」の両特攻隊につづいて大本営陸軍部は11月初旬、6特攻隊を編成し、比島の第4航空軍に配属した。このうち「靖国」隊は、第51教育飛行師団が編成した一式戦(隼)12機で、11月19日、比島に到着した。第2飛行師団は24日、「靖国」隊による米機動部隊の攻撃を企図したが、機体の故障で出動したのは3機で、目標を発見できなかった2機は帰還し、26日再び5機が出撃し、レイテ湾の米艦船に突入した。
3.スリガオ夜襲戦
スリガオ海峡からレイテ湾突入を試みた西村祥治中将率いる第2艦隊第2戦隊の戦艦2、重巡1、駆逐艦4は、10月25日未明、スリガオ海峡で待ち受けていた、米第7艦隊の集中攻撃を受け、駆逐艦「時雨」を除き、全艦が沈没した。米艦艇の損害は軽微で、海戦史上にもまれな惨敗であった。
原文
Nippon news No.235