日本ニュース第217号

※この作品はタイトルコールがありません。
1.小磯・米内協力内閣成立
　マリアナ決戦に敗れ、反東條の気運は重臣を中心に濃くなり、東條首相は木戸内大臣の示した3条件を処理できず、7月18日退陣した。重臣会議の結果、22日、朝鮮総督小磯陸軍大将、米内海軍大将との連立内閣が成立した。連立内閣は、陸・海両軍の部内を統率するためだった。※音声が途切れる部分があります。
2.緬印航空基地（ビルマ・インド）
　昭和18年12月ごろからビルマの制空権は連合軍側に奪われた中で、第5飛行師団は2月から始まったインパール作戦や第2次アキャブ作戦などに協力した。圧倒的に優勢な連合軍の戦力によって消耗も激しく、7月には出撃できるのは20機内に激減した。

Nippon news No.217