映像ニッポンニュースダイ213ゴウ V1H2814201359

日本ニュース第213号

撮影年月
1944年(昭和19年)6月
コレクション(提供者)
日本ニュース
撮影
発行
社團法人日本映画社
製作
社團法人日本映画社
配給
時間
12分15秒
米国国立公文書館オリジナル番号
館内限定公開 色彩無 音声有 貸出不可
内容

決戦防空
 1.安藤防空総本部長官 国民に協力要請
 米軍のマリアナ進攻により本土襲撃は必至となった。東京など13都道府県の警察に警備隊が設置され、警防団、隣組など民間防空を強化する訓練が連日行われ、老幼女子は疎開し、都会の空き地に防空壕が掘られた。
 2.学童の集団疎開はじまる(東京)
 本土空襲に備えて、19年1月建物の強制疎開が、3月には一般人の縁故疎開を促進することが決まった。そして、6月30日には13都市の学童の集団疎開を実施することが決まり、3年生から6年生までの男女が教員とともに近県に疎開した。
 東京中野区では、学童の集団疎開を促進するため、区内の児童から希望者125人を募り、6月26日第一陣として山梨県に疎開した。
 3.防空演習
 警察、消防、警防団、隣組などが一体となって各地で防空演習が行われた。戦局がひっぱくし演習に真剣味が加えられて来た。

原文

Nippon news No.213