映像ヒロシマ、6ドメノゲンバクノニチ V1H2027200993

ヒロシマ、6度目の原爆の日

撮影年月
1951年(昭和26年)
コレクション(提供者)
ユニバーサルニュース(Universal news)
撮影
発行
製作
配給
時間
1分38秒
米国国立公文書館オリジナル番号
UN-UN-24-482
視聴可 色彩無 音声有 貸出可
内容

原爆障害調査委員会が作業を継続しています。平和の塔は、ほぼ正確な爆心地を示しています。これらのおぞましい痕は、6年前に広島が新しい形態の戦争の最初のターゲットとなった日を思い起こさせるものです。今、爆発によってほとんど壊滅状態となった都市を再建する作業が必死で行われています。多くの人々の自発的な手助けよって、凄まじい惨事を生じさせ2秒間に78,000人の命を奪った灰のなかから新しい近代的な広島が生まれています。すでにこの都市のほぼ3分の2がかつては敵であった人々の援助によって再建されました。平和の塔の鐘が爆発と同時刻に鳴り、死者を思い出し、すべての行動を止めて祈ります。悲惨な出来事を思い出し、あらゆる宗派の人々が追悼に参加します。ここにはあの日の惨劇から生き残った多くの人々がいて、彼らはここに来て、亡くなった人々のために涙を流し、祈り、古くからの神道の儀式にしたがって線香を焚きます。しかし 広島の再生は一大事業であり、これは、悲しみと思い出のための一時的な休止にすぎません。そしてすでに、この20世紀の商業地区は、かつて原爆によって倒壊された脆弱な建造物に代わる建物を建てています。このように、広島は、核の時代の歴史に永久に名を刻んだ破壊のなかから再び立ち上がっています。

原文

HIROSHIMA-SIX YEARS AFTER