映像シンニホンニュースダイ102ゴウ
V1H2714201028
新日本ニュース第102号
撮影年月
1947年(昭和22年)12月~1947年(昭和22年)12月
コレクション(提供者)
日本ニュース
撮影
発行
製作
株式会社日本映画社
配給
東宝株式会社
時間
8分08秒
米国国立公文書館オリジナル番号
館内限定公開
色彩無
音声有
貸出不可
内容
1.不安つのる師走の街
歳末警戒をしりめに凶悪強盗が横行し、現金強盗が目だっていた。昭和22年の犯罪は前年より約8.000件も増加し、青少年犯罪もふえた。
2.自己弁護つづく 東京裁判
個人反証段階が大詰めに近づいた東京裁判は、白鳥元駐伊大使、鈴木元企画院総裁、東郷元外相と審理が続き、なかでも東郷被告の「真珠湾奇襲は軍の責任である」との証言は注目をひいた。
スポーツ
3.雪とあそぶ(北海道)
雪国の子どもたちは、きびしい冬将軍の到来にも元気いっぱいだ。この子らの中から第2、第3の猪谷千春少年が生まれるかもしれない。12月12日には児童福祉法が公布された。
4.東西サッカー 早稲田勝つ(西宮)
東西学生1部優勝校 対抗サッカー早大対関学戦は、12月14日、西宮グラウンドで行われ、4対1で早大が連覇した。
5.年末の表情
敗戦後3度目の年末、盛り場は一見にぎわっていても、インフレやヤミは収まらず、街には浮浪者が増加していた。また、政府提唱の1.800円ベースをめぐり、その改定を迫る労働運動が10月以降全国に続発し、片山内閣の前途に不安を投げかけていた。
6.酷寒にたたかう(青森・北海道)
12月10日以来、数年ぶりの寒さと猛吹雪に石炭不足が重なり、運輸省は18日から北海道方面の列車を大削減することになり、青函連絡船も立ち往生した。
原文
New Nippon news No.102