日本ニュース第138号

1.高松宮殿下　神宮氷上大会
　　第十三回明治神宮国民錬成大会冬季大会氷上競技は一月二十日群馬県で開催されました。
　初めての試み団体耐久走は五名一組五キロの重量を背負って滑走路を六周、十五キロを走ります。
2.歓びの半島青年　志願兵検査
　　特別志願兵制度が出来て六年。
　今年も光輝ある志願兵制度に各地から参集、米英撃滅に参加することになりました。
3.新しきジャワ　青年工作学校
　　現地人は一切の教育機関から閉め出されていた。
　厳格な先生であり優しい兄さんでもある兵隊さんから訓練を受けているジャワの青年達。
4.共栄圏便り
5.仏印　明治三十八年、マニラ・バギオ間の道路工事で倒れた日本人の墓地がある。
　　内地では綿入れの季節、ここ仏印でお正月に行われた海軍の水泳大会です。
6.ジャワ　ジャカルタでは新しいアジアの誕生を喜び盛大な祝賀会を開きました。
　　この住民達の明るい顔を見て下さい。
7.仏印・支那国境　重慶府を探る
　　文化から遠く離れた奥地のこの辺境地帯にも世界情勢の変転の波は押しよせてきています。
　　支那奥地の物資欠乏から住民達は、この村に生活品を求めて集まってきます。
　　露店市場はにぎわっていますが、仏印北地の寒村にも緊張感は漂っています。

Nippon news No.138