日本ニュース第37号

1.バイアス湾再度上陸　香韶ルート遮断（南支）
　二月四日　南支の朝もやをついて舟艇を連ね湾内深く突入　同日早くも英支国境へ進出。
2.新黄河一帯制圧　輝く太和入城（北支）
　北支の寒風をついてひそかに行動を開始した皇軍は新黄河を中心とする平原に包囲陣を敷く。二月四日　太和は我が手中に帰し軍旗を奉じて堂々なる入城式を挙行しました。
3.故大角大将以下の殉職の英霊帰還（東京）
　支那方面視察中　二月五日南支に遭難殉職した大角海軍大将以下十八柱の遺骨が羽田に到着。遺骨は場内の大格納庫の祭壇に安置され遺族と悲しみの対面　参列者の涙をそそりました。
4.停戦成立後の泰・仏印紛争地区（仏印国境）
　二月五日　かつての紛争地を視察する澄田少将らの一行。両軍は依然五十メートルから百メートルを距てて対峙し極度に緊張し警戒を続けています。

週間話題
5.徳王主席来日（東京）　蒙古連合自治政府首席の徳王は二月十五日三年ぶりに訪日された。
6.堀切駐伊大使着任（ローマ）　盟邦イタリアに着任した堀切大使。
7.ボブスレー大会（北海道）　戦時下にふさわしい冬季鍛錬の新しい試み　
8.氷上の中学生野外教練（青森）　青森県八戸で開かれた氷上剣道会と戦闘教練。

9.ヒトラー総統　第一線視察激励（フランス）
　仏国内に軍を進めた第一線部隊を視察するとヒトラー総裁　胸中期するものがあるようです。

Nippon news No.37