映像マイニチニュース№389 V1H1718000130

毎日ニュース第389号

撮影年月
1962年(昭和37年)5月頃
コレクション(提供者)
毎日ニュース
撮影
発行
毎日映画社
製作
毎日映画社
配給
時間
8分5秒
米国国立公文書館オリジナル番号
館内限定公開 色彩無 音声有 貸出不可
内容

水のない都
 5月16日。小河内ダムが底をつき東京の水道は非常事態。水を使う商売は軒並みお手上げ。13時間給水制限。24時間断水に備える家庭、井戸掘りの民家、水筒と弁当持参の学校。銭湯は行列、理髪店も水の汲み置き。お手上げのダムでは雨乞い。1日2時間給水に泣く都民。
スポット
 現代日本美術展ひらく 5月9日。上野の都美術館で毎日新聞主催の第5回現代日本美術展ひらく。新人発掘のコンクール部門新設。林武さんら第一線級の作品がズラリ。
 大砲入りの音楽会 5月13日。2000人の大吹奏楽演奏会が西宮球場で行われ、自衛隊の本物の大砲が使われた。小学生から大学生の吹奏するチャイコフスキーの「序曲1812年」。
希望訪問 三河島に想う
 希望者 東京・三浦慶子さん。5月16日。三河島の大惨事はなぜ起こったのか、事故原因を検証。献花が並ぶ三河島駅の事故現場。事故の経過。21時35分、貨物列車三河島駅通過。実際は信号無視して脱線。4分遅れの下り電車がこれに衝突。上り電車に知らせる発炎筒を失念。赤信号を電車に知らせる警報装置の研究。赤信号を感知したりレバーを放すと自動停止する電車。過密なダイヤ、多い信号。被害者宅へお悔やみに歩く十河総裁。

原文

Mainichi news No.389