映像マイニチニュース?352 V1H1718000093

毎日ニュース第352号

撮影年月
1961年(昭和36年)8月頃
コレクション(提供者)
毎日ニュース
撮影
発行
毎日映画社
製作
毎日映画社
配給
時間
8分42秒
米国国立公文書館オリジナル番号
館内限定公開 色彩無 音声有 貸出不可
内容

美術シーズンひらく
 8月30日。美術の秋。自由な制作活動が出来ないと二科展を飛び出した岡本太郎は台風の目。ロダンの「考える人」、観る人も同じポーズ。二科展審査風景。岡本太郎のアトリエ、カクテルを飲みながらの福地泰蔵、溶接彫刻の中西夏之の町工場、ブリキ板を使用する笠置秀男。
苦悶するヤマ
 8月27日。石炭業界は依然として労使問題がくすぶり、三井美唄は2人に1人が首切り。杵島炭鉱労組の賃上げスト。130日ぶり解除。三井三池炭鉱は石炭水洗機据付け。増産計画目標、三池労組と新労組。大牟田では新労組員が三池労組を上回る。北海道美唄炭鉱の首切り。
緊張高まる ベルリン
 8月19日。東西ベルリン間の交通封鎖はケネディ米大統領の支持で軍隊派遣に発展。米国ジョンソン副大統領西独入り。英国・米国の応援部隊が西独到着。コンクリート壁を建築して東西切断。アデナウワー首相、境界線視察。
希望訪問 富士の周辺 
 8月30日。この夏空前の人出で賑わった富士山を取り巻く様々な出来事。富士山から望むご来光。一面空き缶に埋もれた山肌。小屋の冬支度、中腹の山小屋も店じまい。富士吉田市の火祭り。北富士演習場では忍野入会組合の座り込み。

原文

Mainichi news No.352