英大使館に揚がるユニオンジャック　

昭和20年（1945）9月17日、戦時中は閉鎖されていた英国大使館の修復式の様子が記録されている。再びイギリスの国旗が掲揚され、修復式を祝う英海軍太平洋艦隊の将兵や大使館員、警護兵、軍音隊の様子等が記録されている。
また、交差点での交通整理や駅ホームでの乗客整理といったMPの活動も収録されている。9月15日に東京で撮影されたものである。

1945年9月17日
・英国大使館、ユニオンジャックの掲揚式。
・英国大使館のユニオンジャック掲揚式
・英国大使館の修復式を祝して大使館の庭で陸軍軍楽隊と儀仗兵が行進。
・鼓笛隊
・儀仗兵の行進
・英国大使館の2階に再び掲揚された英国旗ユニオンジャック。
・その下には修復式に参加した英太平洋艦隊の将兵、大使館員がが整列して帽子を振っている。
・英陸海軍将官､将校達

1945年9月15日　東京
・米アイケルバーガー中将と旗に敬礼する一同
・東京におけるＭＰ（第1騎兵師団の憲兵）のさまざまな活動
・桜田門
・警視庁､ＧＨＱ（連合国軍最高司令官総司令部）、日本警官と日系ＭＰ
・皇居前
・駅
・東京駅のホームに電車が入ってくる。ホームで乗客の整理をするMP。電車は日本人だけでなく米兵も利用する。
・買い出し
・地下の入り口に立つMP。
・東京駅から出てくる米兵や日本人。
・警視庁の表玄関。

1945年9月18日　東京
・日比谷帝国生命館前の交差点。このビルはGHQが接収し、米軍憲兵司令部として使われていた。
・市電や車、リヤカーを引く自転車、歩く人々などが行き交う。
・交差点の交通整理
・警備
・日本人警官との共同作業等

Flag Raising at British Embassy