本所区(現墨田区)石原町に住んでいた堀切正二郎さん(当時20歳)が描いた東京大空襲前の石原町一丁目の様子。 一つの通りにメリヤス(薄手で伸縮性のある編み物のこと)を扱う店が三カ所もあるが、うち一つは加工場なので、他の二カ所で製造されたものを加工場に運び入れて、まとめて製品を仕立てたのだろう。