その他トウキョウダイクウシュウマエノイシハラチョウノヨウス(3) 「ホリキリショウジロウサク トウキョウダイクウシュウタイケンガ」 K1H1670400035

東京大空襲前の石原町の様子(3) 「堀切正二郎作 東京大空襲体験画」

作者
堀切正二郎
コレクション
堀切正二郎絵画作品
サイズ・形状
377×536mm
内容

昭和20年(1945年)3月10日未明、東京に344機(焼夷弾搭載機は279機)の米軍爆撃機B29が飛来。0時8分から2時間40分にわたって焼夷弾1万2202発(1665トン)を投下し、絨毯爆撃を行った。
本所区(現墨田区)石原町に住んでいた堀切正二郎さん(当時20歳)は、空襲当日、働いていた足立区千住緑町の日本皮革(軍需工場)で当直に当たっていたため火難を逃れたが、自分以外の家族全員(母・妹4人・弟)を喪った。
これは、堀切さんが描いた東京大空襲前の石原町一丁目の町並み。
道路を挟んで左側にはロウソク屋、製本所、材木置き場。右側にはうなぎ屋、質屋、材木置き場がある。
ベーゴマやめんこをして遊ぶ子供たち、買い物に出る親子、店で働く人など、当時の暮らしも描かれている。