失われた顔に流れる涙をこらえて 炎に焼かれ/潰(つぶ)された顔で生きる東京原人 空襲の夜の痕跡(こんせき)が 自分の顔になった 耐(え)えられぬ苦痛に耐え 砕かれた人生の悲しみと斗い 訴(うった)えつづける 再び許すな東京大空襲