死と死の間際の生 死と死の間隙(かんげき)で 恐怖におののく人間 生(せい)は指先(ゆびさき)の爪(つめ)にすがり 数秒の命(いのち)にすがりつく 狂うような恐怖 死の直前の生 『赤い涙-東京大空襲・死と生の記憶-』p.44