小名木としさんは昭和17年に結婚する。嫁ぎ先は麹屋だが、小名木さんは毎日農作業や行商、家事にあけくれた。娘が生まれて間もなく夫が召集・戦死し、嫁ぎ先を追い出されるようにして実家に戻った。 ・嫁ぎ先での苦労 ・実家での生活 (大正9年11月生)