雑誌シンピョウ 180002452

新評 第19巻第8号 = 通巻第228号(昭和47年8月)

サブタイトル
特集 戦争と虜囚
著者名
出版者
新評新社
出版年月
1972年(昭和47年)8月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
350p
NDC(分類)
051
請求記号
051/Sh69/19-8
保管場所
地下書庫半藤雑誌
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

ふくろう評壇
沖田総司ブーム(尾崎秀樹)
国連人間環境会議(中島誠)
古き良き夏姿(加太こうじ)
カウアイ島のヒッピー(赤塚行雄)
日本五輪選手団(牛木素吉郎)
佐藤前総理の記者会見(真鍋博)
 
特集 戦争と虜囚
暁に祈る「𠮷村隊」始末記 捕虜収容所における同胞虐待事件、その真相と謎(山崎崇弘)
オランダ人婦女子抑留所長の記録 敵国人三千人を守り通した、一下士官の記録から(山地正)
アメリカ日系人抑留所の記録 近代アメリカ史上最大の汚点といわれた強制移住(杉町八重充)
生きつづける日本の捕虜感覚 アーロン収容所体験からみた歴史学者の人間洞察(会田雄次)
秘かに行われた捕虜軍人の戦中処分 捕虜ゼロの数字の裏にかくされた軍の過酷な素顔(伊達久)
外国人俘虜の収容史 外国人捕虜の扱いと、民衆の反応からみた日本史(才神時雄)
戦後は終らない
ミンダナオ島幻の日本兵を求めて これだけある!オオサカのノサ生存説の裏づけ(石川可彦)
戦後二七年未帰還者三千人の実態 第二の横井さんの出現を期待して待ち続ける人(本誌編集部)
兵士たちにとって虜囚とは ▶人々はなぜ戦陣訓をもてはやす!(伊藤桂一) ▶囚われの兵たちがみた裸の人間像は!(江崎誠致) ▶捕虜収容所で覚えたことは!(五味川純平)
太平洋戦争屈辱の記録
南陽(北朝鮮)収容所の通訳さん 同胞の裏切が皮肉にも私のシベリア行きを止めた(安田武)
ハルピン花園難民収容所 全収容人員が四度び死にたえた元小学校舎の惨状(灘千造)
新聞記者が体験した北京収容所(佐藤亮一)
カウラ捕虜収容所脱出事件(堂市次郎)
ラーゲリに囚われた十一年(島村喬)
捕虜収容所で読んだ国際法(高杉一郎)
セレベスの寅さん奮闘記(小島貞二)
わが俘虜記
●デカンショ節で向上した作業能率(邑井操)
●原始生活に強い日本人(小川哲男)
●セメント袋に作譜した異国の丘(吉田正)
●プレオー8の夜明けの日々(古山高麗雄)
●シャックリを止めた陳さんの親切(矢崎新二)
●死と対決した一年半(坂島洵)
●ガダルカナル島の捕虜日誌(森義富)
●戦陣訓は許すことなし(平野正巳)
●優越感が敗北感に変るとき(湯浅質治)
●モンテンルパを訊ねた時(渡辺はま子)
俘虜の実態を知るための九〇冊の本 昭和二十年代に出版された無名兵士の証言の凡て(福島鋳郎)
◆捕虜文学の一覧(高崎隆治)
 
ぷれいないと
誕生日の過ごし方(下重暁子)
純粋日本人!?(鈴木武樹)
薄皮をはぐように(田辺茂一)
 
健産連(ヤクルトの政治献金団体)が上位に進出したのは! 無名の団体が急に公害の元凶ポリ容器をめぐる疑惑(河井継史)
 
インサイド情報
東急グループのスカウト経営(勝田健)
〝後遺症〟人事に悩む花王石鹸
チェース・マンハッタン銀行の憂鬱
 
株式の内幕レポ 仕手株を動かす投機資金の実態 巧みな操作でボロ株も暴騰する!その荒稼ぎの内幕(青野豊作)
(こちら苦情一手引受窓口) ダイエー・クレーム一一〇番
 
<体験レポ> 人間クジラ二十日間の記録(金子健太郎)
 
貂の〝ピー助〟飼育奮戦記(佐々木幸子)
世界のおんな《アメリカ》(北條誠)
 
新・文壇人国記Ⅷ<近畿地方(下)> 伝統と進歩を合わせ持つ京都・兵庫県などの作家達(巌谷大四)