雑誌マツモト セイチョウ ケンキュウ 180002367

松本清張研究 第4号(2003年3月)

サブタイトル
著者名
出版者
北九州市立松本清張記念館
出版年月
2003年(平成15年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
237p
NDC(分類)
910.268
請求記号
910/Ma81/4
保管場所
地下書庫半藤雑誌
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

ミステリー工房の秘密(阿刀田高)
 
特集 清張ミステリーの<現在>
座談会 松本清張の時代に生きて(森村誠一/郷原宏/山田有策)
風景の複合(川本三郎)
<赤い鰊>の群れる海―『蒼い描点』と『天才画の女』―(郷原宏)
社会派ミステリーから社会派サスペンスへ―『黒い福音』と『聖獣配列』―(綾目広治)
社会派推理小説における「メディア」の機能―『不安な演奏』を可能にしたもの―(仲正昌樹)
松本清張の<小市民>―復讐と挫折―(栗坪良樹)
「悪」へと反転する「正義」―『眼の壁』と『けものみち』を中心に―(小笠原賢二)
明子はなぜ殺されたか―「表象詩人」論―(平岡敏夫)
古びることのない新しさ(山前譲)
 
再録・推理小説の文章(松本清張)
◇『黒い画集』をめぐって
「遭難」の内と外―『週刊朝日』と『黒い画集』―(藤井淑禎)
中年男の六〇(シックスティ)年前後―「坂道の家」を読む―(大井田義彰)
「黒い画集 あるサラリーマンの証言」―映像と記憶―(中沢弥)
『黒い画集』における模索と実験の跡―「遭難」「証言」「坂道の家」の校異を通して―(中川里志)
 
作家アンケート「松本清張 再発見のために」(明野照葉/阿刀田高/泡坂妻夫/折原一/佐野洋/島村匠/城山三郎/西村京太郎/葉治英哉/古川薫/三咲光郎/宮部みゆき/村雨貞郎/森村誠一/山本一力/山本音也/和久峻三)
 
[書評] 藤井康栄『松本清張の残像』(平岡敏夫)
 
「行者神髄」論―<物書きの魔(デモン)>について―(天沢退二郎)
記念館だより
編集後記