昭和史講座 第16号(2013年12月)
巻頭言 問われる歴史観・「昭和史」が泣いている
曲がり角だった二〇一三年(保阪正康)
岸信介と安倍晋三(二〇一三年のファシズム論)(半澤健市)
昭和天皇最後の侍従・その証言(長門保明)
戦争言論ゲーム(豊島毅)
石井秋穂氏との往復書簡(3)(保阪正康)
厚賀沖 大成丸遭難事件についての報告(澤田三尚)
「恒久平和調査局」設置法案を考える(松山比我志)
ソ連に潜入した大本営参謀(3)(ソ連側関係文書編集資料)
日本病の狂信集団は、80年周期の日本経済の変曲点に登場する(後編)(K・S生)
我が読書ノートを歩く(Ⅱ)(瀬村進)
東満逃避行(佐藤八郎)
独立守備隊二大隊のある中隊将校談(本誌編集部)
大日本青年党と私(今澤栄三郎)
二・二六事件をおもう(高輪輝一)
ロシア人研究者の対日情報戦略(4)(本誌編集部)
「領土問題をどう教えるか」の報告(加藤健一)
日本語教育にフロンティアを求めて(児玉友春)
脱原発を説く元首相の偽善(川口修司)
昭和と平成の比較(保阪正康との対談)
『戦後史の正体』をめぐって(2)(孫崎享)
学徒出陣式宣誓学生の証言(2)(江橋慎四郎)
シリーズ③ 私への手紙・私への託言 残留日本軍兵士の心情(東門容)/恥ずべき軍人たちの戦争観(森山康平)/私の知るゾルゲ事件(平沢是曠)
コラム
猪瀬直樹という人物(T・K生)
昭和史に「もし」をもちこめ(保阪正康)
日ハム愛を、回文に(渡辺大助)
桑原真一氏の証言(保阪正康)
資料ファイル
昭和十六年十一月の石油備蓄量(岡田菊三郎供述)
辻政信陸軍大学校教官試験問題(四)(本誌編集部・編)
ソ連俘虜収容所に於ける日本人俘虜に関する特別報告(2)(本誌編集部・編)
六〇年安保闘争・地方紙の社説を読む(本誌編集部)
ある読者への手紙(一九九七年五月)(保阪正康)
昭和三年度歩兵第三連隊長教育企画(永田鉄山)
『内務の躾』(山崎慶一郎)
陸軍省発表の国防論パンフレットを読む(美濃部達吉)
昭和史の証言シリーズ
東條英機秘書官の見た軍事指導者論(六)(赤松貞雄)
『北方戦備』(二)(瀬島龍三)
陸軍中佐 井田正孝の八月十五日(後編)(山田賢二)
みんなの散歩道
「昭和史を語り継ぐ会」の講演会報告
ある軍人の回想記を読む(元海軍大将・長谷川清)
要約採録
昭和史萬葉集(岡田貴美子)
会則
バックナンバー
編集後記