季刊　アーガマ　NO．１４６（１９９８年８月）

【文藝特集】　高見順　その世界
高見順のおとしあな　「思想」と「文学における思想」と（祖父江昭二）
如何なる意図の下に　高見順私論（もりたなるお）
二十世紀ロマン派、いのちの鼓動（宮内豊）
『いやな感じ』　もしくは高見順における生命主義について（鈴木貞美）
三国（大河内昭爾）
高見順のアジア体験（神谷忠孝）
『敗戦日記』のことなど（進藤純孝）
「私生児」の行方　高見順の「転向」と「自意識」（黒古一夫）
高見順というドラマ　その短篇を中心に（小坂部元秀）
『高見順日記』について（芹沢俊介）
高見順年譜
　
【仏教講座】　密教の身体哲学（４０）　覚鑁『五輪九字秘釈』講読（金岡秀友）
　
【好評連載】
「緑色のインク」の幻想（９）　折口信夫・釈迢空の足跡を追う（鳥居哲男）
西哲の道（１２）　キールケゴール（田村秀夫）
歴史を生きた女たち（１３）　武田勝頼の生母（阿井景子）
自伝的戦後日本女性史（２１）　女たちはかく闘えり（吉武輝子）
気象よもやまばなし（２２）　ノストラダムスの大予言について（根本順吉）
　
【ずいひつ】（根本敬／佐藤秀明／市川仁／池田房雄／金子勝昭／児玉昌彦／岸本マチ子／大礒芳三／千葉宣一／永井友二郎／内藤國雄／川成洋／水田宗子／小林章夫／立原えりか／成田龍一／松居友／下重暁子／池内紀／木股知史／吉村作治
【詩】（高階杞一）
【俳句】（松本ヤチヨ）