雑誌カイエ 180002338

カイエ 第2巻第7号(昭和54年7月)

サブタイトル
特集・坂口安吾
著者名
出版者
冬樹社
出版年月
1979年(昭和54年)7月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
270p
NDC(分類)
910.2
請求記号
910/Ka21/2-7
保管場所
地下書庫半藤雑誌
内容注記
和書 半藤一利氏旧蔵資料
目次

手帖
海外文学 なおのこる心の傷痕(檜山久雄)
ポピュラー音楽 ロックの可能性と限界 ディーヴォ(北中正和)
演劇 パズルと講義(利光哲夫)
 

山水(部分)(江森國友)
やがて朝が(清水昶)
小夢(トリチビ・ヌーチカ)(藤井貞和)
葡萄(池澤夏樹)
 
短篇 悪魔の涎(コルタサル/木村栄一訳)
 
エッセイ あらためて生身だってこと(中山ラビ)
 
連載
劇場と歯ブラシ 緑いろのもの(佐藤信)
とんとんとんからりと隣組(倉本聰)
らくがき帖 偶然のように起った当然(樹木希林)
 
特集●坂口安吾
 
全集未収録作品 不可解な恋に就て(坂口安吾)
 
思い出
坂口安吾(小林秀雄)
坂口安吾のこと(高橋義孝)
坂口と小田原(川崎長太郎)
旧い友達(田辺茂一)
安吾氏の背中(古山高麗雄)
覚醒剤と手紙(尾崎清子)
思い出すままに(江口清)
 
対話 坂口安吾と現代(安岡章太郎/中上健次)
 
評論
坂口安吾一面(粟津則雄)
花の闇、光の呪 「桜の森の満開の下」(笠原伸夫)
墜ちる人間 安吾と小林秀雄(高橋英夫)
デカダンスと合理(松本健一)
肯定の運動(上野昻志)
 
エッセイ
理想的自我への意志(奥野健男)
坂口安吾の戦前と戦後(杉森久英)
「狂人遺書」に至るまで(津島佑子)
原城址にて 愚行と宿命(野呂邦暢)
 
評論
花かげの鬼哭(野口武彦)
〝ジロリの女〟考(佐藤忠男)
熱度ある存在者の文学(樺山紘一)
《反市民》の文学(宇波彰)
 
パロディー 「風博士」異聞(池内紀)
 
評論
「教祖の文学」における甘えの構造(柳父章)
坂口安吾または透明な余白(由良君美)
短距離ランナーの孤独(奥本大三郎)
坂口安吾の病跡(福島章)