都市科学 第31巻第1号-第3号、昭和60年度-昭和63年度(昭和61年1月~63年12月)
1986 NO.1
1 特集 水辺の再生
都市の中に田圃を残す(白井法)
-見沼田圃保全運動の現状と問題点-
蛍との出会いから,都市の水を思う(東克洋)
-『ホタルの里』づくり運動-
鳥山川緑道の再生,せせらぎの復活(春日敏男)
-世田谷区太子堂地区の事例から-
公園とバードサンクチュアリー(秋谷晃)
-土と水と緑の空間づくりのなかで-
「千葉市・磯の松原」(加藤憲司)
-海と市民の接点を求め-
四囲への随想(石井重信)
2 「文化条例」
「文化」と条例を考える(安宅照英)
-わが国三つ目の「文化条例」を通して-
<「文化条例」あれとこれ>
東京都文化振興条例(新井通寿)
横須賀市文化振興条例について(上杉孝良)
3 遠乱視 窓山の猿(彩野隈二)
4 南米を行く その1
“天国の町”に住む人々(太田雅子)
-サンパウロに見つけたとある田舎-
5 【特別寄稿】
コミュニケーションを阻むもの(宇佐見敏夫)
-より良い対人関係を築くには-
6 書評 ‘現代人’の考えること-「ゴミ」と「市民自治」-
7 編集後記
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1986 NO.2
1 特集 郊外の大学-中央大学-
現状と課題
郊外に出た中央大学(大原光憲)
-地域社会で担うべき役割,今後の課題-
市民から大学へ期待するもの(田野崎昭夫)
-意識調査の結果から-
行政マンのみた近郊の大学(沢本宣男)
地域をひらく共同研究の創出を(島田修一)
-私の提言-
「開かれた大学」を考える(江藤俊昭)
-八王子市周辺における大学群とハイテクゾーンの形成を背景に-
≪中央大学学長に聞く≫
「地域に根差した大学」とは(川添利幸)
都心から郊外へ
■インタビュー 中央大学の挑戦
郊外に活路を!(崎田直次)
国際社会の到来と生涯教育に備えて(戸田修三)
郊外型の利点及び地域社会との協力(川口弘)
街もわれらがキャンパス(西尾孝明)
-都心大学讃歌-
我が学生時代と都心のキャンパス(渡辺精一)
都心のOBより
麻薬のような都心の夢(児玉善則)
市民と共に長期ビジョンを(桜田徳仁)
キャンパスから
郊外にある大学の学生(吉沢四郎)
-その生活と意識-
すばらしき自然の中で(徳重昌志)
-中大生が求めるものと大学の意義-
もっと生き生きと(牛山久仁彦)
-中大生と地域のかかわり-
<中大生の雑談>
郊外のキャンパスってこんなところ
過激に情報を交信せよ!(中川順一)
-多摩キャンパスを巣立った先輩が贈る-
西部地区学園都市に思う(新谷麗造)
郊外大学は都市を発明するか(小口達也)
-特集の解題に代えて,思うこと-
2 遠乱視 街を捨てた大学(彩野隈二)
3 南米を行く その2
市場に群れる人模様(太田雅子)
-サンパウロ・フェイラの一日-
4 この人に学ぶ
長谷川如是閑が意味したもの(浅野茂昭)
-如是閑展を開いたわけ-
5 編集長への手紙
反対のものには,せず,させず(牧衷)
-運動内部の意見の分岐を運動発展の言動力にするために-
6 編集後記
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1986 NO.3
1 特集 「町工場」
〔解題〕
現代「町工場」考
大田区における住工混在の新たな状況(中出文平)
ハイテク・ハイライフを
-板橋区の目指すもの-
織物・ハイテク・学園
-八王子の工業と新たな都市像-
伝統産業と現状の息吹
-鋳物の町・川口の次代-
地域と工業の調和をめざして(吉田和則)
-埼玉県のミニ工業団地整備促進-
東京の工業の再創造(大河内清明)
-魅力ある都市づくりをめざして-
都市の活力・工業の見直しを
-板橋の経済団体の主張-
ハイテクの時代へ向けて
-基地の町ヨコスカの場合-
〔書評〕
小関智弘著「大森界隈職人往来」
2 遠乱視 辞書にない言葉(彩野隈二)
3 南米を行く その3
サンチャゴ 哀愁の町の大道芸(太田雅子)
-軍政下のチリに見る庶民の哀歓-
4 特別寄稿
中流意識と福祉制度の対象(大石哲夫)
-生活保護と公営住宅の受給者-
5 読者の皆様へ
6 書評 内橋克人著「考える一族」
7 編集後記
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昭和61年度第1号
1 【本会自主研究】
『光が丘地区居住者の生活意識に関する調査』その1
調査の目的と概要
光が丘地区の概要
調査結果の概要
調査結果の分析
居住者のプロフィール
居住歴
住宅に対する考え方
現在宅の状況
生活環境
区民意識
大都市における新しい地域社会の形成
2 アンケート調査票と集計結果
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昭和61年度第2号
1 〔本会自主研究〕
『光が丘地区居住者の生活意識に関する調査』その2
調査結果の分析
生活行動
コミュニティの状況
モビリティ
買物行動
大都市居住者の住意識(菅谷健一)
-各種世論調査の結果から-
光が丘地区の特性と課題(宮野静夫)
-多摩ニュータウン地区との比較から-
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昭和62年度第1号
1 『30代主婦の意識と生活』 -その1
30代主婦をどう考えるか(宮野静夫)
30代主婦はどういう時代を経てきたか(阿部孝嗣)
今,30代主婦は(戸村栄子)
-世論調査にみる専業主婦の意識と生活-
大都市における主婦達の自立指向と生活空間(若井康彦)
-30代主婦の行動空間に関わる問題点について-
30代主婦が生活の中で考えていること-30代主婦の座談会-
各種世論調査にみる30代女性の意識と行動(編集部)
東京50Km圏区支部に居住する30代女性の統計データ
2 我が国家族の「空の巣」現象(松山博光)
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昭和62年度第2号
1 『30代主婦の意識と生活』 -その2
東京30Km圏に居住する30代主婦の生活と意識に関するアンケート調査
調査の概要
調査結果の要約
調査結果の分析(前半)
30代主婦のプロフィール
30代主婦の夫婦のつながり
30代主婦の<働く>意識
30代主婦の<家庭>の制約
アンケート調査票と集計結果
2 基盤整備型地区計画の積極的活用にむけて(明円辰治、太田泰臣)
-練馬区早宮二丁目地区計画と練馬区地区計画等に関する助成要綱のあらまし-
3 現代家族の「シングル」考(松山博光)
-わが国のシングル類型-
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昭和62年度第3号
1 『30代主婦の生活と意識 -その3
東京30Km圏に居住する30代主婦の生活と意識に関するアンケート調査
調査結果の分析(前半)
30代主婦の友人関係と各種活動への参加
30代主婦の生活感覚
30代主婦の関心事と生き方
2 30代主婦を読む
マーケッテイング・ターゲットとしての30代主婦(阿部義博)
都市を創る主役として(若井康彦)
活字とブラウン管(塚田博康)
-30代主婦とマスコミ
30代主婦のまどいと自立への可能性(戸村栄子)
いま,私は30代の主婦(阿部孝嗣)
-ある主婦の軌跡-
主婦ブランドの中身(鷲見和佳子)
30代主婦のネットワーキングと地域づくり(後藤範章)
30代女性賛歌(岡田滋男)
30代主婦は時代の旗手か(広瀬勝芳)
大都市圏主婦の社会的活性化要因(前田直哉)
-調査結果にみる「30Km圏」の特性-
「フツーの主婦」は家族してる?(門永るみ子)
3 私論・都市科学の課題(2)(高橋正雄)
*
昭和63年度第1号
1 『東京都民のギャンブル意識に関する調査』
調査の目的と方法
調査結果の要約
調査結果の分析
日常生活とギャンブル
パチンコ・宝くじ
公営競技のイメージとギャンブル性
ギャンブルに対する認識
公営競技と都民のかかわり
公営競技と自治体
後楽園「東京ドーム」競輪復活問題
2 トインビーの都市科学(2)
首都論を考えるために(高橋正雄)
3 〔投稿〕
近年の地価高騰とその対策(上谷繁之)
4 『東京都民のギャンブル意識に関する調査』
アンケート調査票と集計結果
*
昭和63年度第2号
1 『特集 現代女性の遊び』
遊びの文化(中野収)
-日常と非日常のはざまで-
情報化社会の女性と余暇(戸村栄子)
新しい生活観(坪根聡子)
-雑誌にみる女性の生活観からの予兆-
男と女の遊び私見(鷲見和佳子)
-少年とお姫様-
2 トインビーの都市科学(3)
首都問題を考える(高橋正雄)
3 練馬の交通問題と町づくり(武田佳登)
4 シリーズ 大都市の私鉄
私鉄沿革史
-誕生から昭和初期-(菅谷健一)