都政 第17巻第1号-第12号(昭和47年1月~12月)
1972 No.1
1 <海燕>七〇年代三年目の展望
2 ≫北京大学での講演≪
日本の政治と経済はどうなっているのか(美濃部亮吉)
3 用途地域指定化への社会的背景(田山輝明)
<付>資料・用途地域改正についての各意見書
4 都政雑壇
やっぱり17歳
私も17歳
市民外交の原則は
5 東京の住民運動・現状報告
四者(住民・都・公団・公社)協議へと運動は進展
外環道路反対運動の現状と展望
三五・三六号道路問題と東京都
年の瀬のマンション反対運動
6 都政発展のための都共済の位置(本多草明)
-谷田貝誌上(九月号)発言に応えて
7 ■資料 昭和四六年第四回定例総会知事発言
8 新著紹介・校正後感
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1972 No.3
区長準公選-その思想と方法
序 新しい区政の息吹き
区政改革の胎動
制度と自治を媒介するもの
自治の応用問題-準公選運動
1 準公選の思想と方法
区長選任の実態と欠陥
選任制度採用の政治性
法的手続きと運用の実態
露呈した選任制度の矛盾
選任制度の歴史的背景
区長準公選の思想と運動
準公選運動の誕生と拡大
練馬区-準公選方式の提唱
準公選方式提唱の政治的背景
区民の会の発足と条例案の作成
直接請求拒否から裁判闘争へ
区民の会の完全勝訴
中野区-反自民連合と革新区長
五派連合の形成
人事共闘から準公選共闘へ
条例の可決と再議
中野区民の会の発足
革新区長の誕生と条例実施の約束
江戸川区-一〇万人署名パワー
まず賃金-債券・新巻・バッジ
区長を選ぶ江戸川区民の会発足
公開質問への各会派の回答
条例研究の画期的成果
七万人の署名の意義
選挙管理委員会の“珍事”
区長のあせりと区政の活発化
野党連合の形成こそ課題
区民投票実施のための方法
「準公選」に出された「疑問」
準公選をはばむ官僚的保守主義
疑問にたいする論理的・法的解明
練馬裁判における判決
選任権侵害論への反論
由木村の住民投票の実例
区民投票の管理執行責任
特別委員会の役割
区民投票に要する費用
区民投票の公正の確保
区民投票の実施要領
東京都と自治省の考え方
東京都の準公選にたいする姿勢
自治省の準公選にたいする姿勢
新著紹介・校正後感
■文中資料
運動関係
練馬区民の会役員一覧
練馬区民の会賛同者一覧
練馬区民の会「区民のみなさんに訴えます」
練馬区民の会「再び区民のみなさんに訴えます」
中野区民の会「再議理由への反論」
江戸川労協「区長公選闘争債券発行に関する約定書」
江戸川区民の会役員一覧
江戸川区民の会「発足にあたって区民のみなさんに訴える」
議会・政党関係
昭和三八年葛飾区長候補者選定基準
中野五派連合結成「声明書」
中野五派連合「政策協定」
中野五派連合「区長選出に関する協定書」
中野区長職務代理者「条例再議の理由」
中野五派連合「民主区長選任の生命」
区長準公選にたいする都議会各党の見解
区長準公選にたいする中野区自民党の疑問
条例関係
練馬区長候補者決定に関する条例案(区民の会作成)
中野区長候補者決定に関する条例(五派連合作成)
江戸川区長候補者決定に関する条例案(区民の会作成)
江戸川区長候補者決定に関する区民投票の実施要領案(区民の会作成)
区民投票の公正確保に関する候補者間の協定案(区民の会作成)
その他
由木村合併問題に関する住民投票実施の「協定書」
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1972 No.4
1 <海燕>職員医療の破壊政策に反撃を
2 軍都TACHIKAWAと戦う市民の論理(島田清作)
-基地に囲まれた自治体・立川と市民の運動
3 「住民運動」の告発と内実(大熊実)
-鶴川団地の「深夜バス」反対運動にみる
4 都政雑壇 青山病院の諸声明文
5 <第三回都市づくり市民討論会・記録>
騒音・建築公害と地域地区改正について
6 ≫東京の住民運動・現状報告<Ⅲ>≪
“小さな自治体”の能力テスト
ボ場建設反対運動の経験から
騒音被害者からのレポートと提案(騒音被害者の会編)
7 ■資料 昭和四七年第一回定例総会知事発言
8 新著紹介・校正後感
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1972 No.5
1 <海燕>江東防災拠点構想の検討を
2 <グラントハイツ跡地利用問題>
グラントハイツ跡地利用計画(高宗昭敏)
グラントハイツの開放と跡地利用(長野信也)
■資料 グラントハイツ跡地利用中西悟堂私案
3 都政雑壇
五月は緑なりき
ある主婦の“確信”
4 <第四回都市づくり市民討論会・記録>
<テーマ>江東再開発をめぐって
防災拠点構想は最良の選択か(高野秀夫)
防災都市計画の思想とその現実(村上處直)
防災再開発と住民の生活(大谷幸夫)
基本構想とコンセンサスの必要性(大熊喜昌)
防災計画とはいえない拠点構想(中村八郎)
住民中心の対話の場の形成を(池田武邦)
■資料 都首都整備局・江東地区の新しいまちづくり
5 <東京の住民運動・現状報告Ⅳ>
千歳船橋の生活環境を守る運動
希望丘周辺の小学校新設運動
教育の場が強いる個人生活の犠牲
子どもたちの校庭をけずらないで!
6 新著紹介・校正後感
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1972 No.6
1 <海燕>交通ゲリラのすすめ
2 ≫特集≪用途地域を考える
座談会(阿部富士弥、柏木暁)
用途地域の役割とその再指定状況
地域別にどんな問題があるか
■資料 二三区の地域地区審議会委員
各区市町村別地域地区指定の進捗状況
3 光化学スモッグとはどういうものか(大平俊男)
■資料 総合交通対策専門委員会提出メモ・光化学
スモッグ緊急対策(東京都案)
4 <東京の住民運動・現状報告Ⅴ>
幹線道路公害とたたかう運動
辰巳団地「都市計画」推進運動
二八メートル道路建設反対の運動
5 ■資料 昭和四七年第二回定例会知事発言
6 新著紹介・校正後感
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47年7・8号
≫特集≪ 東京都の財政
-都税および都市税制の検討(監修-佐藤進)
監修者の言葉
第1部東京都の税制をめぐる諸問題
はじめに
都税のしくみと特徴
都税のしくみ
地方税法と都税条例
都税の分類
都税の特徴
都税と財源調整
都税のなりたちと問題点
府政下の府税と市税の構造
地方税制改革から都税制の成立へ
戦後インフレ下の都税
シャウプ勧告の地方税制改革と再建期における都税
高度経済成長化の都税
昭和四〇年代の都税
都税制の現状と課題
都財政における都税の地位
都税と景気
四六~四七年度の都税の落ちこみ
地方公共団体と地方税
税目別にみた都税の現状と問題点
都市政策と税制
税制調査会の二つの答申
都市政策体系化の試みと税制
個別的都市課税対策の方向へ
都市税源強化の構想
都市税源強化と地方税のあり方
現行税制の再検討
新税創設の構想
第2部東京都の財政
四七年度東京都予算の特徴
ドル・ショックと国の地方財政対策
生活環境整備を最重点
都民サービス充実のための施策
都市改造
財政主導型の中期計画
特別区の財政
特別区の性格と財調制度
財政の実態
特別区間における“格差”の実態
都区財政調整の問題点
四七年度予算の特徴
市町村の財政
四七年度予算の内容
三多摩・島しょの現状と問題点
図表索引
新著紹介・校正後感
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1972 No.9
1 <海燕>セット論打破の原理は何か
2 ≫資料特集≪ 市民外交
資料特集にあたって(本誌編集部)
年表・市民外交の歩み(本誌編集部編)
世界大都市会議日程
世界大都市会議参加市の都市問題の現状と対策
3 新著紹介・校正後感
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1972 No.10
1 <海燕>なぜ革新自治体にこだわるのか
2 市民外交の登場(前田直哉)
-その課題と自治体の役割
3 世界大都市会議参加市の行政機構
4 都政雑壇
大地と赤旗
泰平をもたらすに非ず
5 第二庁舎エレベーター斗争(平出宣一)
-その簡単な紹介と感想
6 <東京の住民運動・現状報告Ⅵ>
生コン工場設備拡張反対運動
ボーリング場建設反対運動に成功して
テレビ電波障害協定締結までの運動
国鉄・NHKとの斗い
7 ■資料 昭和四七年第三回定例会知事発言
8 新著紹介・校正後感
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1972 No.11
1 <海燕>公職選挙法の改正を提案する
2 ≪特集≫東京の自然を考える
失われた自然はとりもどせるであろうか(品田穣)
-東京の自然史的考察
これで東京の自然が守れるのであろうか(市田則孝)
-東京都の自然条例批判
破壊された多摩川の自然と守るたたかい(森田英代)
-緑保全の市民運動
◆資料・東京における自然の保護と回復に関する条例
3 都政雑壇
合格おめでとう
学制百年-その一
戦争が近い
4 特別区における近隣紛争と調整制度(昌子住江)
5 <東京の住民運動・現状報告Ⅶ>
北区から公害を根絶するための住民運動
幹線道路公害に反対する「環七を考える会」
6 新著紹介・校正後感
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1972 No.12
1 <海燕>総選挙の後にくるものは何か
2 ≫座談会≪
いま住民運動はどこまで来ているか
-行政との接点と運動の課題(内田雄造、柏木暁、斉藤浩二、平尾栄子、三浦八十吉、横山十四男、山辺賢蔵)
何がどうなったか
<参加>の実態と住民運動の可能性
3 都政雑壇
やさしい都庁の男たち
過失の親密性
4 権利としての社会教育と社会教育行政(大橋謙策)
5 ■「都政」72年総目次
6 新著紹介・校正後感