雑誌トセイ 180002053

都政 第3巻第1号-第12号(昭和33年1月~12月)

サブタイトル
著者名
出版者
東京都市科学振興会
出版年月
1958年(昭和33年)1月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
1冊
NDC(分類)
318
請求記号
E318/To71/3-1
保管場所
地下書庫江波戸雑誌
内容注記
欠:2-3,5,7,10-12、合本
和書 複写禁止 江波戸昭氏旧蔵資料
目次

国と都の関係について
第1章 なぜ国と都の関係を問題にするか
この特集はこんな目的でつくった
遠い問題ではなくてわれわれの周囲のことである
渋谷の区長問題でも地下鉄の問題でも
第2章 国と地方団体の関係はどうなっているか
国と地方は本店と支店という関係じゃない
機関委任事務と自治事務というわけ方でみると
収入と支出も自主性が非常にすくない
欧米の地方自治とはどういう点がちがうか
なぜ国はそんなに地方自治を圧迫するのか
第3章 都制はこのままでよいだろうか
交付税とはなにかまたなぜそれが都にはこないのか
都制といっても府県なみ以上の扱いではない
首都ということが東京の特殊性の一つである
特別区の存在が都政の特色であるというが
東京の特殊性の最大のものは人口の集中
増える人口では社会増がだんぜん多い
どこに増えるか、また半都民のことも考えなければならぬ
首都プラス過大都市、それが特殊性のすべて
首都圏整備で人口集中を調整できるか
首都建設法から首都圏整備法に
現状では首都圏整備にも大きな期待がもてない
第4章 どういう改革案が考えられているか
首都自治法ということ
府市分離という考え方
特別区の主張にしたがえば
国はなにを望んでいるか
首都制度のアンケート
いまのワクの中でもやれる余地がある
第5章 国は都をどう扱っているか ≪図解≫
国の財産と地方の財政
富裕団体とはどういうことか
都の現実は無視されている
すぐ人件費が多いといわれるが
なぜこういうことがおこるのか
第6章 どんな矛盾がおこっているか ≪図解≫
国庫支出金と起債の問題
東京都の特殊経費
起債にもっと政府資金を
いつでも財源吸上げの対象にされる
第7章 都にも反省すべきことは多い
都自身の官僚主義をまず反省してもらいたい
エゴイズムにおちいってはならない
都民の要求にこたえて富裕か否かを実証せよ
人件費よりもむしろ人事管理のほうが問題
第8章 国と都の財政関係をめぐって
座談会(東京都・太田和男、東京都・伊東信雄、自治庁・小林与三次、大蔵省・相沢英之)
都は果して富裕団体か
都財政の特殊性とは何か
地方財政のデコボコと東京都
財源是正と起債の問題
三者の討論会を傍聴して(高橋正雄)
カット・グラフ(山岡精一)

1958 四月号
1 ★巻頭言
2 区長公選制を願う婦人たち 墨田区婦人団体の運動
3 都民とはなにか(なるみまさやす)
その一・東京で働く人々とその構成
4 国の予算と都の予算(木村禧八郎)
5 座談会 学校建築を急ぐために(黑川義雄、木下伸太郎、二瓶哲治、植田秋作)
6 町の政治 ≪2≫ 宣伝合戦の卷(赤松宏一)
7 カラー・セクション
都民は都政になにを望んでいるか ≪都の世論調査より≫
都の職員の考えていること ≪都職労世論調査より≫
東京の墓地は一六〇万坪
既製服をめぐる東京のくらし
都民劇場 映画という娯楽産業
8 東京の勤務評定をめぐって
9 前に進むために ≪都労連春斗討論集会傍聴記≫(押上ひろし)
10 公務員に労働者としての権利を(和田静夫)
11 くたびれ切っている都電の動力源(白土義雄)
12 書評
東京交通労働組合史(東交史編纂委員会)
現代社会の官僚制(PMブラウ著・阿利英二訳)
戦後の地方行財政(門司亮著)
「予算概要」と「都庁のしごと」(東京都)
13 職場の声地元の声
予算の数字(高野キヨ)
区画整理は誰でも大反対(後藤三郎)
商店の休日(小山みよ子)
労働組合と宗教(谷口まき)
サラリーマン教育を(鈴木義夫)
道路工事ラッシュ(森山道夫)
14 資料 首都の交通対策について
15 ☆あとがき
16 表紙・目次・カット(山岡精一)

東京都の給与と人件費
はしがき
第1章 都職員の給与の実態
給与の水準
考え方について
給料袋をのぞく
給料表からみた給与の水準
よそとの比較
給与体系
給与の決定
決定のしくみ
戦後のベース賃金政策
企業体職員の給与について
交通と水道の場合
企業体職員の給与の特色
四十三種類もある水道の作業給
交通と水道の問題点
第2章 都職員の特殊性と勤務条件
職員の仕事と性格
仕事の性質
構成上の特色
東京の生活と職員の生計
事業量と定員の問題
都の職員は多すぎるか
準・臨時職員の問題
福利・厚生の問題
健保・共済制度
退職金・年金・定年制
第3章 給与を制約する諸条件とその背景
都財政と人件費
人件費の位置
「高い」といわれる意味
都の行財政の特殊性と人件費
政府の政策と関連して
政府の地方行財政政策
国の意図するもの
給与を規定する社会・経済的条件
公務員給与
わが国経済の特殊性と低賃金構造
あとがき

絵で見る都政 昭和三十三年度版
★都政への招待 ≪はしがきにかえて≫
第1章 日本のなかの東京都
東京というところ
☆世界一の大都市
☆東京に住む人々
☆東京の政治地図
都政とはなにか
☆地方団体・東京都
☆国民・都民・市民
☆国の仕事と都の仕事
第2章 都と区はどんな仕事をしているか
貧乏をなくし弱いものを助ける仕事
☆生活の保護
☆貧しい母と子のために
☆その他の福祉制度
☆失業者への対策
☆労政と労働委員会
都民を金持ちにする仕事
☆九九%が中小企業
☆資金の援助
☆経営の援助
☆貿易の振興
☆農林・漁業の保護
☆金持ちにする?
都民の健康を守る仕事
☆保健所の仕事
☆病気の追放
☆国民健康保険
住みよい環境をつくる仕事
☆都内の不良環境
☆住いの問題
☆都営住宅の建設
☆下水道の建設
☆し尿の処理
☆ゴミの処理
☆処理の仕方
☆都市の公害
☆公園緑地
都市づくりの仕事
☆計画と現実
☆高速道路と駐車場
☆道路の建設
☆進まない区画整理
☆埋立と浚渫
☆河と低湿地対策
☆首都圏の整備
教育と文化のための仕事
☆すしづめ学級
☆二部授業の現状
☆足りない教室
☆危険校舎と狭い学校
☆都立高校
☆特殊学校
☆教育費と父母の負担
☆私学と都立大学
☆社会教育
秩序を守る仕事
☆火災から守る
☆警視庁の仕事
交通と水道の仕事
☆困難な通勤輸送
☆都電・バス・トロリー
☆地下鉄の建設
☆交通局の予算
☆都の水道
☆水道の施設と能力
☆水道局の予算
広報・市場・屠場・その他の仕事
☆広報と公聴
☆市場と屠場
お金の調達と分配の仕事
☆調達のしかた
☆都民の税金
☆国庫支出金その他
☆仕事と金の配分
☆区・市町村の財政
第3章 誰がどういうしくみでやっているか
☆仕事をするしくみ
☆都議会・区議会
☆議会のしごと
☆都民と議会
☆都に働く人々
☆職員の構成と給与
☆都民と都政
☆東京の住民運動
第4章 当面するいくつかの問題
都政改革をめぐる動き
☆都制の問題点
☆都の見解と区の主張
☆首都制度について
☆首都圏の夢を生かせ
都財政をめぐる問題
☆狙われる都のお金
☆都は果して金持か
☆基準財政の問題
☆都財政への圧迫
☆仕事と人件費
問題をみんなで考えよう
☆都民から離れすぎた都政
☆進んで都民に訴えよ
<補章> 都政に対する五〇の質問
★あとがき
★図表索引