農業と経済 第1巻2,7号(昭和9年5、10月)
第一卷第二號
1 卷頭言
2 論説
平價切下げと農村經濟(京都帝國大學敎授經濟學博士・谷口吉彦)
農業敎育の轉換期(九州帝國大學敎授・小出滿二)
滿蒙移民に就て(日本國民高等學校長・加藤完治)
地主は農業者なりや-物納小作制問題に關聯して-(京都帝國大學敎授・大槻正男)
農村工業化と産業組合(東京帝國大學助敎授・近藤康男)
作物の重要度の認識(東京帝國大學敎授農學博士・佐々木喬)
農山村經濟更生と木炭(東京帝國大學敎授林學博士・三浦伊八郎)
3 時論と研究
産業組合製絲の協同組合的統制強化に就いて(京都帝國大學助敎授・棚橋初太郎)
繭の生産及處理統制に關する私見(農林省農林技師・田中直義)
原蠶種國家管理の經濟的意義(京都高等蠶絲學校講師・小西俊夫)
米穀統制問題の要點(京都帝國大學敎授農學博士・橋本傳左衞門)
政府・議會及び農業政策(京都帝國大學助敎授・渡邊庸一郎)
4 資料
農業に於ける商品生産と自給生産(柏祐賢)
農民負擔額(昭和七年度)推定方法に就て(仲原善一)
東京・大阪の中央卸賣市場に於ける靑果市況(山崎磐男)
東京市神田靑果市場の取扱高
農業風土記(奈良縣の卷)(川村和嘉治)
5 海外事情
イタリーの米穀政策
ソヴィヱト聯邦の農業
イタリーの協同組合
6 新刊紹介
7 最近の文献
8 農界日誌
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第一卷第七號
1 卷頭言
2 論説
本邦に於ける林業の趨勢(林學博士・白澤保美)
産業組合運動の脱線を危む(法學博士・渡邊鐵藏)
特約養蠶組發達の限界性(京都帝國大學助敎授・棚橋初太郎)
産業組合の組織に就て(宇都宮高等農林學校敎授・高須虎六)
3 時論と研究
窮乏の東北地方を巡る(協調會農村課長・松村勝治郎)
小作權を買ふ百姓經濟-愛媛縣東豫地方に於ける-(日本勸業銀行鑑定役・花島得二)
農村工業研究指導所を提唱す-農村工業發達の原動力として-(東京農業大學敎授農學博士・住江金之)
竹林經營の新生面-實竹の增産と其利用-(盛岡高等農林學校敎授農學博士・内田繁太郎)
農業學校の豫算を見て(千葉江東園藝學校長農學博士・松井謙吉)
平均の話(九州帝國大學敎授理學博士・鈴木淸太郎)
本邦農業人口の推移(内閣統計局統計官・友安亮一)
米穀對策の目標(鳥取高等農業學校敎授・山枡忠好)
肥料問題の再吟味-統制法の擡頭を中心として-(全購聯主事・島田日出夫)
4 時事解説
農村工業に關する諸問題(農林省副業課長・五十子卷三)
5 資料
香川縣の經濟更生計劃の概要(土屋大助)
養蠶經營の實状-農林省、養蠶經營調査成績(昭和七年度)について-(永友繁雄)
東京・大阪の中央卸賣市場に於ける靑果市況(山崎磐男)
農業寫眞解説(五)(中央市場)(山崎磐男)
農業風土記(岐阜縣の卷)(川村和嘉治)
6 海外事情
アメリカに於ける過剩小麥處理の一例(柏祐賢)
世界的農業不況とその原因(淺野文敏)
7 新刊紹介
8 最近の文献
9 農界日誌