芸文　第１４年第１号－第１２号（大正１２年１月～１２月）

藝文　第拾四年第壹號　大正十二年一月發行
佐藤一齋先生の地體圖並地體圖説（高瀬武次郎）
平安朝に於ける法華信仰と彌陀信仰　特に法華驗記と往生傳の研究を中心として　上（橋川正）
詩　富嶽三十二首（鈴木豹軒）
下河邊長流の學問に就いて（岩橋小彌太）
類聚名義抄に就いて　十（岡田希雄）
ル・コック氏著摩尼教遺文　卷三（羽田亨）
彙報
　寄贈雜誌
附録
　藝文第拾參年下巻總目録

藝文　第拾四年第貮號　大正十二年二月發行
口語を使用せる塡詞（鈴木虎雄）
平安朝に於ける法華信仰と彌陀信仰　特に法華驗記と往生傳の研究を中心として　下（橋川正）
類聚名義抄に就いて　十一（岡田希雄）
佐藤一齋先生の地體圖並地體圖説補遺（高瀬武次郎）
慈雲尊者傳記資料　一（新村出）
『本居宣長稿本全集』第一輯を讀む（内藤虎次郎／那波利貞）
彙報
　寄贈雜誌

藝文　第拾四年第參號　大正十二年三月發行
海藏樓詩を讀む（狩野直善）
賀留多の傳來と流行（新村出）
類聚名義抄に就いて　十三、完（岡田希雄）
慈雲尊者傳記資料　二（新村出）
彙報
　大正十二年度文學部卒業論文題目
　寄贈雜誌

藝文　第拾四年第四號　大正十二年四月發行
高山寺本類聚名義抄攷　一（岡田希雄）
惠心僧都と日蓮上人（富森大梁）
平家物語著述の資料に就きて　一（後藤丹治）
慈雲尊者傳記資料　三（新村出）
彙報
　寄贈雜誌

藝文第拾四年第五號　大正十二年五月發行
瑠璃考（松本文三郎）
朝鮮役に關する二三の考案　上（三浦周行）
高山寺本類聚名義抄攷　二、完（岡田希雄）
平家物語著述の資料に就きて　二（後藤丹治）
彙報
　文學部新學年講義題目
　寄贈雜誌

藝文　第拾四年第六號　大正十二年六月發行
仿製支那鏡に就いて（梅原末治）
觀智院本類聚名義抄攷　一（岡田希雄）
朝鮮役に關する二三の考案　下（三浦周行）
平家物語著述の資料に就きて　三、完（後藤丹治）
彙報
　寄贈雜誌

藝文　第拾四年第七號　大正十二年七月發行
韻鏡集韻等は唯中古分韻の形式を踏襲せるものにして其發音は近世音なり（滿田新造）
眞宗と山門との關係（松野遵崇）
漢詩二十二首（鈴木豹軒）
伊曾保物語の漢譯について　上（新村出）
觀智院本類聚名義抄攷　二、完（岡田希雄）
『上田敏詩集』を讀みて（矢野禾積）
國立北京大學國學季刊第一卷第一號を讀みて（那波利貞）
彙報
　寄贈圖書雜誌
附録
　藝文第拾四年上卷總目録

藝文　第拾四年第八號　大正十二年八月發行
香川景樹の「しらべ」に就いて（吉澤義則）
オノレ・ド・バルザックに就いて（太宰施門）
筑前朝倉郡平塚の甕棺（梅原末治）
靈語通論　一（岩橋小彌太）
伊曾保物語の漢譯について　中（新村出）
『近世和歌史』を讀む（澤瀉久孝）
彙報
　寄贈雜誌

藝文　第拾四年第九號　大正十二年九月發行
西念寺本類聚名義抄攷　上（岡田希雄）
バルザック研究豫録（太宰施門）
靈語通論　完（岩橋小彌太）
伊曾保物語の漢譯について　下（新村出）

藝文　第拾四年第十號　大正十二年十月發行
但馬國神美村の古墳と發見の遺物（梅原末治）
西念寺本類聚名義抄攷　下（岡田希雄）
宗教の進化（菅圓吉）
樋口功氏の「芭蕉研究」を讀む（野風呂生）
彙報
　京都帝國大學教授文學博士厨川辰夫氏の訃
　震災救濟全國學生聯盟の成立
　寄贈圖書雜誌

藝文　第拾四年第十一號　大正十二年十一月發行
三條西實隆と源氏物語（山脇毅）
雜詩三首（鈴木豹軒）
鴨長明伊勢記考　上（後藤丹治）
追憶より懐古へ（新村出）
噫竹馬の友辰夫君（阪倉篤太郎）
厨川先生の最後の御手紙に（黑田正利）
拙著の批評に因みて（樋口功）
彙報
　寄贈圖書雜誌

藝文　第拾四年第十二號　大正十二年十二月發行
淡路出土の一遺品を記して銅鐸の形式分類に及ぶ（梅原末治）
鴨長明伊勢記考　下（後藤丹治）
刧餘雜詠六首（鈴木豹軒）
厨川先生を憶う（矢野禾積）
厨川先生と鎌倉（山本修二）
彙報
　寄贈圖書雜誌
口繪
　故文學博士厨川辰夫君肖像