芸文 第3年第1号-第6号(明治45年1月~6月)
藝文 第參年第壹號 明治四十五年一月一日發行
「有機的」と精神科學(桑木嚴翼)
鎌倉時代の女流政治家(三浦周行)
佛典の本文批評に就いて(松本文三郎)
繪畫と其内容(深田康算)
バラアド ボオル・フォオル(上田敏)
ホイスラア氏の畫論を評す(植田壽藏)
支那最近の國粹主義(狩野直喜)
埃及に於ける希臘殖民地(濱田耕作)
光(谷本梨庵)
窣都語の回鶻碑文(羽田亨)
謀反 ヸリエ・ド・リイル・アダン(一宮榮)
Die Weiber 譯(成瀬無極)
ラザロ レオニイド・アンドレイエフ(竹友藻風)
沈鐘の傳説(新村出)
彙報
口繪
「灰色と黑との配合」(ホイスラア)
藝文 第參年第貮號 明治四十五年二月一日發行
文部省美術展に於ける東西の日本畫(松本亦太郎)
支那上古の地誌として禹貢と山海經の價値(小川琢治)
鎌倉時代の女流政治家(三浦周行)
彌天道安論(羽渓了諦)
格調・神韻・性靈の三詩説を論ず(鈴木虎雄)
肉體の秋 イエイツ(竹友藻風)
實行と藝術(細田枯萍)
彙報
附録
むもれ木(藤井乙男)
口繪
源實朝自筆書状
藝文 第參年第參號 明治四十五年三月一日發行
清朝姓氏考(内藤虎次郎)
雅俗語識別の時期(吉澤義則)
職業の尊卑を論ず(高田保馬)
夜の膝にて エルンスト・ハルト(出野彰夫)
耶蘇會出版の太平記拔書(山田孝雄)
冬(竹友藻風)
格調・神韻・性靈の三詩説を論ず(鈴木虎雄)
荻原雲來氏の批評に答え併せて大唐西域記新刊の趣旨を辨ず(新刊西域記校訂委員)
和刻伊曽保物語の古版本につきて(龜田次郎)
鈴屋翁逸話(佐々木信綱)
松本博士の『達磨』を讀む(波生)
王木酬唱(鈴木虎雄/王國維)
彙報
附録
むもれ木(藤井乙男)
口繪
ゐなかまつり(スロアガ)
解説(上田敏)
藝文 第參年第四號 明治四十五年四月一日發行
歐洲列國並列の眞相(原勝郎)
敦煌本大雲經と賢愚經(松本文三郎)
支那に於て發達したる樂論(兼常清佐)
幼年の日より エルンスト・ハルト 外二章(出野彰夫)
簡牘檢署考(王國維)
夕暮(竹友藻風)
新刊西域記校訂委員に質す(荻原雲來)
再び荻原雲來氏に答う(新刊西域記校訂委員)
海まで(高橋泰)
セイス老博士(濱田靑陵)
「新謠曲百番」(新村出)
清朝姓氏考正誤(内藤虎次郎)
附録
むもれ木(藤井乙男)
口繪
耶蘇會出版太平記拔書卷第二卷頭
解説(新村出)
藝文 第參年第五號 明治四十五年五月一日發行
最古の個人エヘン・アートン(坂口昻)
タールドとベルグソン(米田庄太郎)
敦煌本大雲經と賢愚經(松本文三郎)
簡牘檢署考(王國維)
支那に於て發達したる樂論(兼常清佐)
職業の尊卑を論ず(高田保馬)
新體詩の押韵法に就て(近重眞澄)
慈恩會(藤代素人)
西域記校訂委員に寄す(荻原雲來)
三たび荻原雲來氏に答う(新刊西域記校訂委員)
小古の『女』(植田壽藏)
寄贈書籍雜誌
口繪
敦煌本大雲無想經卷第九一部
藝文 第參年第六號 明治四十五年六月一日發行
有効無効(谷本富)
島津齋彬公の西洋文物採取及蘭人歡迎に關するポムペ氏の
紀事と照國公文書との比較(内田銀藏)
百味譜(藤井紫影)
頤和園詞(王國維)
過去 メエテルリンク(竹友藻風)
簡牘檢署考 完結(王國維)
職業の尊卑を論ず 完結(高田保馬)
枳殻邸陪菊池前祭酒茗筵言懐志感奉贈二首(鈴木虎雄)
能樂の源流を論ず(友枝照雄)
再び唐寫本唐韻につきて(岡井愼吾)
彙報
附録
第三年上巻總目次
口繪
タールド肖像