芸文 第2年第1号-第6号(明治44年1月~6月)
藝文 第貮年第壹號 明治四十四年一月一日發行
文部省美術展覧會に於ける日本畫の趨向(松本亦太郎)
都市の壽命(原勝郎)
佛教研究上より見たる錫蘭經典の價値(薗田宗惠)
柏梁臺の聯句(鈴木虎雄)
社會的法則に就きて(高田保馬)
日本建築に於ける天井畫の變遷(福井利吉郎)
トルストイに就いて(西田幾多郎)
短歌發展の容式(小笠原秀實)
家の内 マーテルリンク(一宮榮)
別離(上田敏)
蛼(加藤重吉)
心(秋水)
霧(島田花柴)
遁走 チェホフ(藤井紫影)
支那の土偶と日本の埴輪(濱田靑陵)
鳩摩羅什の研究(羽渓了諦)
透視の實驗的研究(三浦恒助)
中央亞細亞發掘の古寫經に就て(松本文三郎)
金句集(新村出)
非規範學的倫理學の一新著(桑本嚴翼)
自覺と文學(細田枯萍)
現時日本畫の技巧と現代的氣分(貴志二彦)
第四回文部省展覧會に於ける人事畫に就て(植田壽藏)
「夜の光」に就て(秋山光夫)
過去一年間に於ける評壇の傾向(小笠原秀實)
十二月の小説界(年岡長汀)
彙報
海外通信
學會記事
新刊書紹介
口繪
母心 カリエール
パンセエ ロダン
南海傳説 ゴウガン
中央亞細亞發掘古寫經斷片
トルストイ レビン
清國河南發掘の土偶及び土馬
法界寺壁畫
解題
カリエールの「母心」(上田敏)
塑像「パンセエ」(上田敏)
ゴウガンの「南海傳説」(上田敏)
レビンのトルストイ(上田敏)
藝文 第貮年第貮號 明治四十四年二月一日發行
元曲の由來と白仁甫の梧桐雨(狩野直喜)
抽象と哲學(桑木嚴翼)
三味線本手考(兼常清佐)
日本建築に於ける天井畫の變遷(福井利吉郎)
ひとりもの(年岡長汀)
透視の實驗に就て(野上俊夫)
三つの死(一宮榮)
觀劇(重山生)
リパートリー、シアターの初興行に就きて(細田枯萍)
觀耕臺(桑原隲藏)
新ローマンチシズムの意義(小笠原秀實)
最近創作界の傾向(梅村)
批評
新刊紹介
口繪
觀耕臺
神庫内の農具
リチャード、デームル
藝文 第貮年第參號 明治四十四年三月一日發行
感情移入美學に就て(深田康算)
リリエンクロンが生活難(藤代禎輔)
我假名音と漢魏の古音(大島正健)
石工の死(加藤重吉)
目白の籠(一宮榮)
藍紙萬葉集の筆者に就きて(吉澤義則)
ヴェーデキンドの「パンドラの箱」(無極生)
哀又哀(梨庵生)
「生」「妻」「縁」(細田枯萍)
彙報
海外通信
學會記事
新刊紹介
寄贈雜誌
口繪
リリエンクロン
藝文 第貮年第四號 明治四十四年四月一日發行
天才と教育(谷本富)
西域記に見えたる薩佗泥濕伐羅の節(榊亮三郎)
埃及美術の起源に就いて(濱田靑陵)
漢譯の佛典について(羽田亨)
大陸文學と英文學(厨川白村)
新羅眞興王巡境碑考(内藤虎次郎)
夕日の歌(澤村胡夷)
死の一夜(加藤重吉)
桂宮萬葉集の筆者について(吉澤義則)
彌勒浄土論について(R.M.S.)
余が實驗したる所謂千里眼(三浦恒助)
墨子の認識論(本田洞龍)
藍紙萬葉集解説に就きて(佐々木信綱)
彙報
通信
學會記事
寄贈書籍雜誌目録
口繪
新羅眞興王巡境碑考
埃及有史以前遺物
藝文 第貮年第五號 明治四十四年五月一日發行
燉煌石室古寫經の研究(松本文三郎)
うかれ胡蝶 俗曲(しえい)
両替橋(上田敏)
山海經篇目論(小川琢治)
乎古止點序説(吉澤義則)
古代ギリシャの神々(兼常清佐)
社會科學の研究(高田保馬)
詩艸(鈴木虎雄)
雅典の栞(甲陰)
古表八幡の傀儡子(靑陵生)
清朝第一の美人畫家改七薌に就いて(富岡謙藏)
彙報
口繪
改七薌美人畫 紅樓夢圖
藝文 第貮年第六號 明治四十四年六月一日發行
人間の優劣(松本亦太郎)
オストワルト氏の文化學Kulturologieと力學的社會學の發達(米田庄太郎)
文明の意義(西田直二郎)
印度副王より豐臣秀吉に送った書状(新村出)
山中宰相陶隠居(高瀬武二郎)
田山氏の描寫論(細木枯萍)
本國不明の譯經僧に就て(羽渓了諦)
倭面土國(内藤虎次郎)
獨逸地理學界消息(石橋五郎)
空谷の跫音(桑木嚴翼)
彙報
京都文科大學本學年卒業論文題目
學會記事
口繪
燉煌石室古寫經
印度副王より豐臣秀吉に送った書状