芸術殿 第3巻第1号-第12号(昭和8年1月~12月)
芸術殿 第三巻第一号
芸術殿(河竹繁俊)
柿の帯(坪内逍遥)
演劇と浮世絵(藤懸静也)
文調の芸術(野口米次郎)
舞踊スケッチ帳より(佐原包吉)
中華喜歌劇(永持静香)
昭和七年:東京の劇壇(円城寺清臣)
関西劇界(豊岡佐一郎)
日本映画大観(印南高一)
海外文芸ニュース(山口太郎)
「劇場現段階の社会的再吟味」是否(大村弘毅)
春信と文調
編集後記
挿絵有
芸術殿 第三巻第二号
芸術殿(金子馬治)
柿の帯(坪内逍遥)
国定読本文章の吟味(五十嵐力)
将来に生きる歌舞伎劇
古典歌舞伎の行方(市川小太夫)
「鳴神」其他(浜村米蔵)
残る狂言について(永田衡吉)
「忠臣蔵」其他(中村吉蔵)
一筆斎文調(吉田暎二)
明治文壇回顧録(後藤宙外)
劇場めぐり(佐原包吉)
新装された新劇とその動向(西沢喜太郎)
海外文芸ニュース(山口太郎)
ベルリン劇信(梅茂都陸平)
ハウプトマン誕生第七十回祝祭(平塚義角)
竹のや余談
ハウプトマン研究文献
編集後記
挿絵有
芸術殿 第三巻第三号
芸術殿(伊達豊)
柿の帯(坪内逍遥)
国性式緞帳藤井幕に就て(田中智学)
小学生に字を課するに説文の応用を望む説(池田大伍)
劇場めぐり(佐原包吉)
将来に生きる新舞伎劇
私の投票(正宗白鳥)
四つ五つ(坪内士行)
千本桜、菅原、忠臣蔵(大村嘉代子)
人の有無次第(長谷川伸)
院本物のみの答案(三宅周太郎)
「残るもの」と「残しておきたいもの」と(弘津千代)
思ひついたまゝに(中村翫右衛門)
「残る」より「残す」歌舞伎(渥美清太郎)
いくらでも残る(松居松翁)
歌詞と音楽と演戯の三芸術(松居桃多郎)
「早稲田文学」より「新著月刊」へ(後藤宙外)
海外文芸ニュース(山口太郎)
ニュー・ヨーク劇信(小畠元雄)
戯曲罪の弟(二場)(川村花菱)
竹のや余談
聞き書き
無題録
新劇壇偶語
編集後記
挿絵有
芸術殿 第三巻第四号
芸術殿(大村弘毅)
ゴールズワージの最後の小説(長谷川誠也)
説文の応用説(池田大伍)
唾と潮と鏡と(西村真次)
劇場めぐり(佐原包吉)
新劇を論ず
新劇繁栄策(北村喜八)
新劇団への希望(納富誠武)
所請「新劇」と「中間階級の為の演劇」に就て(水品春樹)
観客席の一隅から(上泉秀信)
立体化された魅力を(菅原卓)
我国新劇の短所を語る(園池公功)
新劇清算期(豊岡佐一郎)
ヒイロー出でよ(長谷部孝)
新劇に就て(坂東蓑助)
新劇は何処へ行くべきか(白石貞)
新劇の為に(大江良太郎)
ロシアに於ける舞台美術の発展(野崎韶夫)
海外文芸ニューす(山口太郎)
演劇時評(大山功)
国性劇を観る(飯田芳雄)
院本物の上方性
五郎劇雑感
聞き書き
消息
新刊書短評
編集後記
挿絵有
芸術殿 第三巻第五号
芸術殿(長谷川誠也)
柿の帯(坪内逍遥)
小学生に字を課するに説文を応用せんことを望む説(池田大伍)
歌舞伎劇中の母性(大村弘毅)
アト・ランダム(坪内逍遥・河竹繁俊・吉江喬松・山田清作・池田大伍・日高只一・金子馬治・長谷川誠也・楠
マーロー劇の主題(白石靖)
子を殺す芝居(林未癸夫)
「早稲田文学」より「新著月刊」へ(後藤宙外)
天保芝居風俗(印南高一)
新刊書批評(荒川竜彦)
マーローの地獄観
「死と其前後を見て」
「秀鶴日記」復刻(中村仲蔵手記・吉田暎二校)
編集後記
挿絵有
芸術殿 第三巻第六号
芸術殿(本間久雄)
柿の帯(坪内逍遥)
「マクベス」の精神分析的鑑賞(大槻憲二)
アト・ランダム(吉江喬松・池田大伍・中村吉蔵・坪内逍遥・楠山正雄・伊達豊・日高只一・五十嵐力・大村弘
歌舞伎衰徴二十六ケ条(佐藤賢)
「早稲田文学」から「新著月刊」へ(後藤宙外)
クライストの喜劇(破れ壷」(平塚義角)
劇場めぐり(佐原包吉)
海外文芸ニュース(山口太郎)
ロンドン劇信(岸本一郎)
演劇時評(大山功)
新春座を見て激励する詞(浜村米蔵)
俳優術
新刊書短評
俳優術
情緒表現の美学説
精神分析劇を観る
編集後記
芸術殿 第三巻第七号
芸術殿(楠山正雄)
柿の帯(坪内逍遥)
「マクベス」の精神分析的鑑賞(続)(大槻憲二)
アト・ランダム(坪内逍遥・中村吉蔵・五十嵐力・河竹繁俊・日高只一・池田大伍・山田清作・長谷川誠也・伊
丁酉文社時代(後藤宙外)
劇場めぐり(佐原包吉)
青年気風の変遷(谷崎精二)
海外文芸ニュース(山口太郎)
ニュー・ヨーク劇信(小畠元雄)
往年の文章体制論
「酒中日記」を観て
消息
六月号正誤表
編集後記
挿絵有
芸術殿 第三巻第八号
芸術殿(中村吉蔵)
柿の帯(坪内逍遥)
勾欄雑考(石割松太郎)
アト・ランダム(中村吉蔵・河竹繁俊・日高只一・大村弘毅・長谷川誠也・坪内逍遥・山田清作・池田大伍・五
近世影絵考(松尾矗明)
劇場めぐり(佐原包吉)
フランスに於ける古典劇の新演出(川島順平)
歌舞伎劇の「嘘」映画の「嘘」(印南高一)
ジョウジ・ムアとアイルランド伝説劇(根本彦一)
海外文芸ニュース(山口太郎)
脚本時評(北村律夫)
演劇時評(大山功)
演劇博物館だより
「柿の帯」を薦む
七月号正誤表
松居松翁氏逝く
編集後記
芸術殿 第三巻第九号
芸術殿(吉江喬松)
柿の帯(坪内逍遥)
「中庸」と美学説(長谷川誠也)
舞踊譜の変遷と意義(小寺融吉)
アト・ランダム(坪内逍遥・長谷川誠也・山田清作・五十嵐力・伊達豊・中村吉蔵・本間久雄・岡本綺堂・池田
丁酉文社時代(承前)(後藤宙外)
劇場めぐり(佐原包吉)
九月の蝉(細田源吉)
劇評私議(西村晋一)
過去に於ける丹波の童謡(梅田寛)
海外文芸ニュース(山口太郎)
脚本時評(納富誠武)
ロンドン劇信(岸本一郎)
演劇時評(西沢揚太郎)
悲劇と共感覚
消息
中村福助逝く
秋季に於ける二大記念会予告
発音談の補遺
憂欝な演劇シーズン
編集後記
芸術殿 第三巻第十号
芸術殿(池田大伍)
柿の帯(坪内逍遥)
上方に於る沙翁劇(高安月郊)
「ハムレット」演出の変遷(坪内士行)
沙翁劇演出の実際(加藤長治)
アト・ランダム(金子馬治・山田清作・大村弘毅・長谷川誠也・日高只一・五十嵐力・中村吉蔵・池田大伍・吉
紅葉山人余談(後藤宙外)
紀海音研究序説(間民夫)
文芸科学の方法論的基礎(岡沢秀虎)
現代劇壇雑感(佐藤賢)
海外文芸ニュース(山口太郎)
文芸時評(逸見広)
演劇時評(大山功)
ストラットフォードのバスト
沙翁の用語
演劇博物館だより
巌谷小波氏の長逝を悼む
編集後記
挿絵有
芸術殿 第三巻第十一号
芸術殿(日高只一)
柿の帯(坪内逍遥)
脚本作家に対する希望(小林一三)
新春座と築地の「ハムレット」を評す(永田衡吉)
日本語の沙翁劇(佐藤賢)
演劇の再演劇化(印南亨)
アト・ランダム(坪内逍遥・池田大伍・五十嵐力・中村吉蔵・大村弘毅・山田清作・日高只一・長谷川誠也・楠
紅葉山人余談(続)(後藤宙外)
坪内博士沙翁劇朗読会の記(永持静香・村上菟喜・福田秀太郎)
紀海音研究(間民夫)
劇場めぐり(佐原包吉)
我が家の庭(窪田空穂)
海外文芸ニュース(山口太郎)
ロンドン劇信(小畠元雄)
文芸時評(逸見広)
演劇時評(西沢揚太郎)
今秋のロンドン劇壇
沙翁文献展覧会
演劇の競演
編集後記
挿絵有
芸術殿 第三巻第十二号
芸術殿(五十嵐力)
柿の帯(坪内逍遥)
吾が青年歌舞伎俳優観(林和)
昭和八年度劇界・文壇の回顧
背骨のない演劇(浜村米蔵)
新劇混沌時代(大山功)
笛吹けど踊らぬ戯曲界(大野恵造)
関西劇壇(南江二郎)
左翼文学の後退と非左翼文学の甦生(逸見広)
ソヴエト劇界消息(園池公功)
アト・ランダム(坪内逍遥・長谷川誠也・五十嵐力・日高只一・池田大伍・山田清作・本間久雄)
紅葉山人余談(続)(後藤宙外)
紀海音研究(続)(間民夫)
世界演劇資料蒐集所めぐり(菅原太郎)
演劇博物館だより
名流演芸大会の記
俳優学校試演を観る
ノーベル賞をうけたプーニン
編集後記
挿絵有