芸術殿 第2巻第1号-第12号(昭和7年1月~12月)
芸術殿 第二巻第一号
芸術殿(金子馬治)
神変大菩薩伝(影絵映画ストーリー)(坪内逍遥)
A propos de“L'Ermite”de M.Shoyo Tsubouchi(Macel Ro
「役の行者」に就いて(訳文)(マルセル・ロベェル)
昭和七年劇界への要望(林和)
現代劇が何故わが劇壇の主流にならないか?(永田衡吉)
吉田文三郎の初代と二代(石割松太郎)
人形芝居開演に要する品目(三田村鳶魚)
芸術時評(大村弘毅)
十二月号雑誌の脚本短評(河野俊夫)
漫談役行者
劇の骨格
「秀鶴日記」(複刻)(中村仲蔵手記・吉田暎二校)
編集後記
芸術殿 第二巻第二号
芸術殿(河竹繁俊)
神変大菩薩伝(其二)(坪内逍遥)
紅皿塚から皿屋敷へ(中山太郎)
演劇及び映画に於ける所謂主題歌に就いて(中山晋平)
「桐一葉」の初演(平山晋吉)
ベトルーシカ研究序論(南江二郎)
華劇「忠臣蔵」(永持静香)
ラヂオ劇に就いて(大村弘毅)
一月号雑誌の脚本短評(河野俊夫)
漫談役行者
俳優術
「秀鶴日記」(複刻)(中村仲蔵手記・吉田暎二校)
中村仲蔵略年譜
編集後記
芸術殿 第二巻第三号
芸術殿(伊達豊)
神変大菩薩伝(其三)(坪内逍遥)
ゲェテとその言語(亀尾英四郎)
「ファウスト」翻訳に於ける二三の苦心(中島清)
「桐一葉」初演当時の事(坪内逍遥)
インテリゲンチャと自己小説(谷崎精二)
ラヂオ・ドラマ管見(大村弘毅)
ラヂオ風景に就いて(土岐善麿)
ペトルーシカの舞台構成と基本的頭(南江二郎)
夫婦を主題とした狂言(安藤常次郎)
二月号雑誌の脚本短評(河野俊夫)
漫談役行者
モニュメンタ・シーニカ
「秀鶴日記」(復刻)(中村仲蔵手記・吉田暎二校)
編集後記
芸術殿 第二巻第四号
芸術殿(大村弘毅)
神変大菩薩伝(其四)(坪内逍遥)
リヤ王と欠皿(大槻憲二)
テイ・エス・エリオットのハムレット論(荒川竜彦)
低能悪魔(加藤朝鳥)
ペトルーシカの台本考(南江二郎)
フォルガー沙翁記念図書館とわが演劇博物館(伊達豊)
坪内博士訳「沙翁全集」に関する誣罔事件(河竹繁俊)
最近のバァナド・ショオ(鈴木悌二)
三月号雑誌の脚本短評(河野俊夫)
脚本西瓜(AnInterlude)(中村吉蔵)
編集後記
芸術殿 第二巻第五号
芸術殿(長谷川誠成)
神変大菩薩伝(其五)(坪内逍遥)
漫談役行者
一角仙人と久米仙人(長谷川誠也)
外国劇の翻訳脚本に就いて
はしがき
形訳か意訳か情訳か(楠山正雄)
「ファウスト」を初演した人として(伊庭孝)
文化の精神的価値の伝達(新関良三)
劇壇偶語(本間久雄)
西班牙の古喜劇に就いて(永田寛定)
劇界時評(大村弘毅)
海外文芸ニュース(鈴木悌二)
四月号雑誌の脚本短評(河野俊夫)
脚本直助地獄宿(三幕四場)(林和)
「秀鶴日記」(復刻)(中村仲蔵手記・吉田暎二校)
編集後記
芸術殿 第二巻第六号
芸術殿(本間久雄)
ハックスリーの人生観(長谷川誠也)
なぜ現代劇が栄えないか?(坪内逍遥)
出遣の人形体制(三田村鳶魚)
ペトルーシカの台本考(南江二郎)
坪内博士新作劇「阿難の累ひ」に因みて華劇「摩登伽女」を紹介す(永持静香)
ニュー・ヨーク劇信(小畠元雄)
海外文芸ニュース(鈴木悌二)
五月号雑誌の脚本短評(河野俊夫)
新刊書批評(大村弘毅)
劇本昇天ひとり案内(序曲と三櫛七景)(浜村米蔵)
改作桐一葉(一幕)(坪内逍遥)
「君子」のイギリス訳語
女の狙った事物
編集後記
挿絵有
芸術殿 第二巻第七号
芸術殿(楠山正雄)
柿の蔕(坪内逍遥)
「鬼子母解脱」の上演(小寺融吉)
淀君と鬼子母(額田六福)
「鬼子母解脱」と「桐一葉」(永田衡吉)
柄にない一言(林癸未夫)
アリストファネスの「蛙」(新関良三)
支那の影絵芝居(升屋治三郎)
劇界時評(大村弘毅)
海外文芸ニュース(テイ・ワイ生)
六月号雑誌の脚本短評(浦上后三郎)
喜劇脚本日曜は愉快に(一幕)(豊岡佐一郎)
編集後記
挿絵有
芸術殿第二巻第八号
芸術殿(中村吉蔵)
爺さん青年フォールスタッフ(長谷川誠也)
文学上の人物創造について(田内長太郎)
劇詩「モツァルトとサリエーリ」(梅田寛)
ガストン・バッティーが辿つた道(川島順平)
守田勘弥氏の記念展覧会に因みて(河竹繁俊)
劇界時評(大村弘毅)
ニュー・ヨーク劇信(小畠元雄)
海外文芸ニュース(テイ・ワイ生)
七月号雑誌の脚本短評(河野俊夫)
脚本風来山人(三幕四場)(河野義博)
中村鶴蔵逝く
鳶飛魚躍の英訳
編集後記
挿絵有
芸術殿 第二巻第九号
芸術殿(吉江喬松)
柿の蔕(坪内逍遥)
現代英国文芸批評について(荒川竜彦)
大学時代の逍遥先生(柳田泉)
役者評判記四つ(吉田暎二)
最近の舞台美術界展望(佐原包吉)
劇界時評(大村弘毅)
海外文芸ニュース(山口太郎)
八月号雑誌の脚本短評(河野俊夫)
脚本はるかなる世界(四場)(小寺融吉)
二葉亭余談(一)
二葉亭余談(二)
松本武五郎逝く
新刊書批評
「秀鶴日記」(復刻)(中村仲蔵手記・吉田暎二校)
編集後記
挿絵有
芸術殿 第二巻第十号
芸術殿(池田大伍)
柿の蔕(坪内逍遥)
守田勘弥と田村成義(伊原青々園)
演劇改良会と天覧劇(大村弘毅)
黙阿弥、新七、其水及び能進、諺蔵(河竹繁俊)
亡父川尻宝岑の事ども(川尻清潭)
福地桜痴と榎本虎彦(浜村米蔵)
高安月郊氏(石割松太郎)
戯曲家としての松居松翁(松居桃多郎)
史劇時代の岡本綺堂先生(額田六福)
山崎紫紅氏に就いて(田島淳)
右田寅彦の話(伊坂梅雪談・山口太郎記)
演出家としての松居松翁(松居桃多郎)
演出家としての小山内薫(北村喜八)
明治時代の新劇(楠山正雄)
目録有
編集後記
挿絵有
芸術殿 第二巻第十一号
芸術殿(日高只一)
柿の蔕(坪内逍遥)
団十郎と菊五郎(楠山正雄)
団洲と桜痴(福地信世)
先代市川左団次(松居松翁)
中村宗十郎(高安月郊)
二代目市川左団次(松居松翁)
新派劇の元祖(伊原青々園)
私の見た川上音二郎(江見水蔭)
新派劇の元勲三人(久保田万太郎)
藤沢浅二郎の功績(大村弘毅)
曾我廼家劇に就いて(喜曾十三郎)
若葉会文士劇と東京毎日新聞演劇会(岡本綺堂)
演劇史家としての伊原青々園(白石靖)
明治初期の劇評家(渥美清太郎)
劇評家としての饗庭篁村(本間久雄)
一英人の観た我が明治の演劇(スレイデン記・山口太郎訳)
中村宗十郎の印象
明治の名優と其似顔絵
編集後記
挿絵有
芸術殿 第二巻第十二号
芸術殿(五十嵐力)
柿の蔕(坪内逍遥)
「リヤ王と欠皿」余論(大槻憲二)
「鳥熊」の春木座興行の記録(石割松太郎)
劇場現段階の社会的再吟味(吉田武三)
「おとぎ座」の事など(中村星湖)
役者評判記四ツ(吉田暎二)
ニュー・ヨーク劇信(小畠元雄)
オックスフォード劇信(岸本一郎)
海外文芸ニュース(山口太郎)
劇のコトバ(セリフ)
新劇のセリフ廻し
新刊書批評
末期活歴劇のセリフ廻し
編集後記
挿絵有