知性 第4巻第1号-第4号(昭和16年1月~4月)
第四巻第一號 一月號(昭和16年1月1日發行)
[小説]みみづく通信(太宰治)
[小説]墓標(小山いと子)
[小説]長耳國漂流記(中村地平)
[小説]得能五郎の生活と意見(伊藤整)
[小説]新しき道義(岩倉政治)
萩すゝき(久保田万太郎)
反對超越の立場(高山岩男)
批評と個性(窪川鶴次郎)
新體制の粛正(中島健藏)
小説・讀者・自分(青野季吉)
霧島山紀行(深田九彌)
壁畫模寫拜見(岩田豊雄)
虎を狩る村(豊田三郎)
聖人と英雄(武者小路實篤)
[六號隨想]文學以前(豊島與志雄)
存在(壺井繁治)
新體制と美術團體(有島生馬)
[詩]生死(高橋新吉)
新劇時評(落合直)
詩壇時評(富士正晴)
永遠の感覺(高村光太郎)
[書評]文學と精神(山田信雄)
萩原恭次郎詩集(岡本潤)
編輯後記
出版だより
第四巻第二號 二月號(昭和16年2月1日發行)
[小説]九年目の土(丹羽文雄)
[小説]大黒柱(壺井榮)
[小説]據點(横山美智子)
[連載]長耳國漂流記(中村地平)
[連載]得能五郎の生活と意見(伊藤整)
[連載]新しき道義(岩倉政治)
娯樂について(島木健作)
強者のための詩(芳賀檀)
歴史學の新方法(西村貞二)
ドイツ文化通信(狩野一郎)
アクロポリス(笄吾七)
化け物(高見順)
詩人つれづれ(丸山薫)
飜譯の限界(濱野修)
ルイ・ジュヴェとその周圍(鈴木力衞)
里村欣三といふ男(前田河廣一郎)
映畫時評(永井智雄)
演劇時評(落合直)
わが額に寄せる歌[詩](壺井繁治)
富士龍[詩](草野心平)
大陸の黎明[詩](北原白秋)
B城解圍戰[句](片山桃史)
チェーホンテとチェーホフ(ア・ロスキン)
[書評]ワーグナー全集(高野瀏)
レンズの設計と測定(正木修)
編輯後記
出版だより
第四巻第三號 三月號(昭和16年3月1日發行)
特輯・列國の表情
論理と直感(三木清)
防空と國士計畫(星野昌一)
楊貴妃と香(露伴道人)
ベルグソン小録(桑木嚴翼)
ヂエイムズ・ヂヨイス(福原麟太郎)
[隨筆]銭湯の隣組(宇井無愁)
四方山談義(岩佐東一郎)
文樂フアン(堀内敬三)
旅ところどころ(藤森成吉)
馬車の中の寫眞(鈴木信太郎)
優越感(中川善之助)
心の塵(朝倉文夫)
戰爭と食糧(川島四郎)
財閥と戰時經濟論(土屋清)
批評の職能(窪川鶴次郎)
學制(原隨園)
有形必滅(山本健磨)
川端康成論(中島健藏/青野季吉)
北原白秋(神保光太郎)
ハルピン[繪と文](高井貞二)
馴らし手ジユリア(平野威馬雄)
ハイブラウの噴水[詩](北園克衞)
春菊[詩](稻津靜雄)
正述心緒[短歌](松村英一)
日本の母[句](中村草田男)
漫畫あちらこちら[外誌より]
特輯・科學する現場
=第一線研究室よりの報告書=
大豆と工業(增野實)
天然色寫眞の現況(鎌田彌壽治)
食物の行方(村地孝一)
かびの功罪(大町芳文)
地下探査法(渡邊實)
放送技術の問題(溝上銈)
宇宙線研究の現場から(竹内柾)
電子顯微鏡(鈴木重夫)
河出書房出版だより
編輯後記
[砲隊鏡時評]經濟(島田晋作)
科學(會田軍太郎)
放送(三宅莊一)
美術(峰岸義)
生活(長田恒雄)
映畫(今村太平)
今日の書 世界歴史全集(渡邊保)
カトリック大辭典(清水成太郎)
柿本人麿(澤潟久孝)
知識人論(ゲツペルス)
感想集[未發表原稿](トルストイ)
[自作解題]得能五郎と典子(伊藤整)
海峡(寒川光大郎)
[創作]新しき道義(岩倉政治)
野分立ち(大田洋子)
長耳國漂流記(中村地平)
第四巻第四號 四月號(昭和16年4月1日發行)
カット(村上誠/吉田貫三郎/船橋聖一)
天才論(三木清)
權威の再生(木村亀二)
科學と戰爭(仁科芳雄)
「增産」論議の批判(木村禧八郎)
[隨筆]石川千代松先生の思ひ出(増井清)
女流作家(岸田日出刀)
よく歩いたあの頃(相馬御風)
初心的な見方(栗橋貞一)
山中偶話(三好達治)
餘世(近松秋江)
科學の裡道(堀口博)
列を紊す話(吉田洋一)
古典の追及(有坂與太郎)
刀も伸びる例あり(小穴隆一)
名古屋より歸りて(大森洪太)
言語の多義性(友松圓諦)
獨逸的自由・獨逸的形式(氷上英廣)
數學的理解(小野勝次)
創作技法と科學新興の關係(三橋鐵太郞)
現代詩の性格(伊藤信吉)
彌十郎の日記[其一](大島正満)
熊野川の雷雨[釣三昧](佐藤垢石)
目耳口(アラン)
大學論(A・ハックスレイ)
フランスの詩人と戰爭(ユーゲン・ジョラス)
特輯 旋囘するアメリカ
米國海軍最近の動向(鎌倉史郎)
米國の青年層(C・C・C團解説)
アメリカの輿論(高田市太郎)
アメリカ外交政策の基調(鈴木東民)
アメリカの科學(飯盛武夫)
南粤二趣[繪と文](長谷川春子)
一期[短歌](井上司郎)
學期[句](山口誓子)
教室[詩](小野忠孝)
出版だより
編輯後記
科學する現場 螢光放電灯の出來るまで(關重廣)
宇宙線と成層圏(石井千尋)
サイクロトロン(藤岡由夫)
太平洋の探求(宇田道隆)
東京港の設計(森田三郎)
フランコ將軍素描(柳澤健)
[今日の書]梵語大辭典(辻直四郎)
シラーと希臘悲劇(桝田啓三郎)
ペンキ屋の夢[伯林漫畫](ハンス・コサッツ)
時代の使命(落合直)
[自作解題]詩と眞實(荒木巍)
人間の絆(張赫宙)
[砲隊鏡]經濟(土屋清)
寫眞(橋本徹郎)
科學(會田軍太夫)
放送(三宅莊一)
映畫(今村太平)
生活(長田恒雄)
新聞(鹽野正)
美術(峰岸義)
[創作]梅の園まで(火野葦平)
長耳國漂流記(中村地平)
新しき道義(岩倉政治)