雑誌チセイ 180001828

知性 第3巻第5号-第8号(昭和15年5月~8月)

サブタイトル
著者名
出版者
河出書房
出版年月
1940年(昭和15年)5月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
1冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/C48/3-5
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
合本
和書
目次

第三巻第五號 五月號(昭和15年5月1日發行)
カツト(猪子斗志雄/中村妙子/狭間二郎/平井勲)
國民優生法の問題(木村龜二)
資源問題の展望(西澤勇志智)
教養主義批判(中野好夫)
歴史的精神(清水幾太郎)
輿論について(河上徹太郎)
空翠雜話(桑木嚴翼)
自作肖像漫談(高村光太郎)
野中の清水(柳田國男)
ファラディ[近代科學の創始者たち](矢嶋祐利)
人さまざま(今日出海)
故人(小田嶽夫)
一つのメタフイジツクス(栗原嘉名芽)
俳句について(藤森成吉)
文藝時評[鑑賞的に](小堀甚二)
知性人
パデレフスキの悲劇(内山敏)
四季の花[ある日の明石總督](綿貫六助)
空中線
吉江喬松先生のこと(櫻井成夫)
日蝕余餘談(藤田良夫)
最近のドイツ映畫(筈見恒夫)
物の出來るまで[まねきん](佐久間哲三郎)
[時評]音樂(清水脩)
   美術(植村鷹千代)
   詩壇(新納健)
[書評]清水幾太郎著「社會的人間論」(津久井龍雄)
   高野瀏著「音樂概論」(清水脩)
松坂忠則著「火の赤十字」(山田信太)
メルヴイル 白鯨(阿部知二譯)
[詩]ハルカナル海ノゴトク(永瀨清子)
  牧師館の午後(野長瀨正夫)
天頂[俳句](山口誓子)
[創作]獵小舎(寒川光太郎)
   冬主義者(上林曉)
出版だより
編輯後記

第三巻第六號 六月號(昭和15年6月1日發行)
カツト(猪子斗志夫/高松甚二郎/中村妙子/平井勲)
作家意識論(中村健藏)
混沌の倫理(芦田均)
フランス革命研究史(山田珠樹)
藝術上の良知(高村光太郎)
拾遺詩稿(宮澤賢治)
[新鋭批評特輯]高村光太郎論(伊藤信吉)
       バルザックと創作意欲(宮澤嶺雄)
       ロシア文學の現代的意義(岩上順一)
メルデル[近代科學の創始者たち](篠遠喜人)
哲學と體驗(秋山英夫)
メルヴイル 白鯨(阿部知二譯)
ラブレー ガルガンテュワ(渡邊一夫譯)
音樂時評(清水脩)
文藝時評(小堀甚二)
新劇時評(落合直)
戰爭と氣象(畠山久尚)
新考査法と戰ふ(山田三郎)
[六號隨想]文學以前(豊島與志雄)
     耳の世界と目の世界(小幡重一)
     青葉と死と(稻垣足穗)
[書評]内山敏譯「パデレフスキ自傳」(高野瀏)
   河出書房刊「現代俳句」(東京三)
   里村欣三著「第二の人生」(山本和夫)
言語的散歩(飯島正)
壺(井伏鱒二)
ある外國の公園で(堀辰雄)
[俳句]虹に謝す(中村草田男)
   文化映畫(日野草城)
新緑[短歌](齋藤茂吉)
空の眼[詩](野間宏)
[創作]早春のころ(大田洋子)
   初鹿野(堀田昇一)
   古典風(太宰治)
出版だより
編輯後記

第三巻第七號 七月號(昭和15年7月1日發行)
カツト(狭間二郎/猪子年志斗/高松甚二郎/平井勲)
文學とモラルについて 道德について(小林秀雄)
           文學の倫理性(宮崎嶺雄)
           變貌するモラル(青柳優)
           混亂の後の衰弱(中島健藏)
論理的思惟の問題 論理について(船山信一)
         方法論の構築(岩上順一)
         明らかに考へる權利(中野好夫)
         強烈な主觀への要望(窪川鶴次郎)
歐羅巴の知性(今日出海)
ヷーグネルの手紙(杉捷夫)
ソヴイエト文壇の近況(双葉芳彦)
伊丹万作の言葉(中野重治)
マキアヴエリズム論(西村貞二)
薄明吟片鱗[和歌](北原白秋)
灯蛾[俳句](長谷川素逝)
歴史の庭[詩](岡本潤)
白うつぎ[詩](藪田義雄)
廢園の蟇[詩](對馬正)
岳麓彷徨(綿貫六助)
[時評]詩壇(新納健)
   新劇(落合直)
   美術(植村鷹千代)
   映畫(土屋齋)
鐵銹と寂びなど(山本洋一)
物理學界のトピツク二題(藤岡由夫)
[書評]「藝術論」(今日出海)
   「廣介童話名作選」(歳原滋之)
   「麤皮」(櫻井成夫)
   「郷愁記」(岩田義一)
短篇小説特輯 木の十字架(堀辰雄)
       松本の縁者(矢田津世子)
       鼻カタル(上田廣)
マラリヤ患者(里村欣三)
蚤ふぶき(岩倉政治)
火に焚く(一瀨直行)
ドン・ボスコ修道院のデュポン神父さん(高橋新吉)
エスプリ・デスカリエ(伊藤整)
灯(小山いと子)
一場面(片岡鐵兵)
花さまざま(高見順)
出版だより
編輯後記

第三巻第八號 八月號(昭和15年8月1日發行)
[創作]木椅子の上で(田畑修一郎)
   微風(小田嶽夫)
   太陽征伐(中村地平)
   稻妻(荒木巍)
   得能五郎の生活と意見(伊藤整)
   黒牡丹(穆時英)
★穆時英氏のこと(谷川徹三)
蟬の美と造型(高村光太郎)
死すべきもの(田中美知太郎)
學問の効用と權威(清水幾太郎)
健全な讀者(宮崎嶺雄)
宮澤賢治の夢(中島健藏)
岸田國士論[その演劇面](石河穣治)
音樂の現狀を語る[座談會](河上徹太郎/園部三郎/中島健藏/原太郎/山根銀二/清水脩)
創作戲曲の現狀(鈴木英輔)
動機の眞實[文藝時評](岩上順一)
ソヴィエト劇壇の近況(双葉芳彦)
第二の人生演出前記(八田元夫)
録音技師といふもの(佐谷戸常雄)
音樂時評(清水脩)
放送時評(山本二郎)
山と寫眞の思ひ出(村川洯)
艸舎雜感(三好達治)
水族館(中里恒子)
▼胡座唫[短歌](尾山篤二郎)
▼愛執の虹[俳句](藤田初巳)
▼微光[詩](平井彌太郎)
[書評]「村は晩春」(上林曉)
   「乳色の雲」(飯島正)
   「文學2」(山田信太)
チェーホフ的巨匠(ア・ロスキン)
大學教授と文學者(ジュリアン・パンダ)
ジャン・パウル斷章(濱野修)
書簡のリルケ(高安國世)
サント・ブーヴ(杉捷夫)
ボノメ博士との一夕話(渡邊一夫)
編輯後記
出版だより