雑誌チセイ 180001826

知性 第2巻第6号-第12号(昭和14年6月~12月)

サブタイトル
著者名
出版者
河出書房
出版年月
1939年(昭和14年)6月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
1冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/C48/2-6
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
合本
和書
目次

第二巻第六號 六月號(昭和14年6月1日發行)
扉繪・カツト(中山治郎藏)
カツト(中村妙子/長濱重太郎/高橋忠彌/清水崑)
科學精神(佐藤信衞)
統制經濟論(山田雄三)
ビスマルクとヒトラー(今井登志喜)
ドイツ大學に於ける經濟學の今昔(高野岩三郎)
國際法學の理念的考察(横田喜三郎)
世界展望 ドイツ包圍陣營に異變
野人漫語(野村七録)
古事記傳と難古事記傳(桑木嚴翼)
[座談會]藝術と生活を語る(豊島與志雄/高村光太郎/岸田國士)
對蹠的な佛・ソ論壇—世界の輿論を創る人々(3)—([佛]城戸又一[ソ]馬場秀夫)
<六號雜記>天才と環境(石本巳四雄)   
     文學以前(豊島與志雄)
思想の偉大について(宮島肇)
・人物評・石黒文部次官(和田四郎)
作家の新しき道義問題(中島健藏)
長篇小説論評[第四回](森山啓)
ラブレー ガルガンテユワ[第六回](渡邊一夫譯)
幻戯漫筆(阿部德藏)
我國樂檀の瑣末主義(清水脩)
[書評]伊藤整著「現代の文學」(窪川鶴次郎)
   堀眞琴著「植民政策論」(木下判治)
   アラン/大岡昇平譯「スタンダール」(河盛好藏)
揚子江の野べ[繪と文](猪子斗示夫)
満洲國の文化問題(藤原定)
[時評]美術(遠山孝)
   新劇(落合直)
   詩壇(野長瀨正夫)
   映畫(染谷格)
[詩]山(岡本潤)
  花咲かぬ樹(永瀨清子)
外氣小家[創作](伊藤整)
あ・ら・ろんど
編輯後記

第二巻第七號 七月號(昭和14年7月1日發行)
扉繪・カツト(中山治郎藏)
カツト(中村妙子/猪子斗示夫/高橋忠彌/清水崑)
人種・民族・文化(木村龜二)
東亜新秩序と日支經濟(土屋清)
科學教育の道(平野次郎)
ヒューマニズムと超越(船山信一)
原子核理論の現狀と湯川粒子(石原純)
現代日本の記念建築(堀口捨巳)
忠臣藏に對する一私觀(長與善郎)
蘭學者ホビー(勝俣銓吉郎)
哲學ノート[第六回](三木清)
思想の現代的根據(中島健藏)
[海外の銷夏風景]南米の樂園ペトロポリス(堀口九萬一)
        ヤンキー式避暑生活(石川欣一)
        ブルターニュの一夏(岩田豊雄)
        ラール山中の鱒釣り(笠間杲雄)
分類文學の陷穽(澁川驍)
西鶴と現代文學(近藤忠義)
あ・ら・ろんど
英國の輿論を創る人々(伊東敬)
軍備から見た歐洲情勢(高田市太郎)
行悩む英・佛・ソ同盟[世界展望]
孫が淵(大森洪太)
文學以前(豊島與志雄)
雌雄性の決定(増井清)
ラブレー ガルガンテユワ[第七回](渡邊一夫)
演劇放談[第十二回](尾上菊五郎)
詩壇時評(野長瀨正夫)
新劇時評(落合直)
音樂時評(清水脩)
美術時評(勝田哲)
[詩]風景(神保光太郎)
[創作]牧歌調(上林曉)
ブツクレヒヴユウ『變貌の政治家ジョゼフ・フーシエ』(高橋健二)
     『日本的私法制度論考』(青山道夫)
     『勞働法と時代精神』(風早八十二)
哈爾浜便り(日野岩太郎)
出版便り
編輯後記

第二巻第八號 八月號(昭和14年8月1日發行)
扉繪・カツト(中山治郎藏)
カツト(中村妙子/長濱重太郎/高橋忠彌/石川義夫)
經濟法の據點(末川博)
厚生の方向(大河内一男)
綜合的精神(清水幾太郎)
批評の悦び(河上徹太郎)
文政を刷新せよ(關口泰)
外國語・文化の學習(新居格)
キエルケゴールとトレンデレンブルク(桑木嚴翼)
實體・關係・形態[哲學ノート第七回](三木清)
支那庭園の再檢討(田村剛)
學生と大陸(上泉秀信)
[人生の體驗を語る]行軍中途の體驗(吉江喬松)
         人生に就いての斷片(武者小路實篤)
         駄馬の如くに(津田清楓)
クロォチェ先生を訪れる(久保貞次郎)
露支越境エピソード(夏目三郎)
關口新學務局長[人物評論](和田四郎)
あ・ら・ろんど
戰争美術とダリ主義(橋本徹郎)
英國外交の性格(鈴木東民)
狙はれるルーマニアの石油[世界展望]
書に就いて(高村光太郎)
演劇放談[第十三回](尾上菊五郎)
文學以前(豊島與志雄)
ラブレー ガルガンテユワ[第八回](渡邊一夫譯)
[書評]小島貞介氏譯「ヘーゲル書簡集」(船山信一)
   中村博士監修「物理實驗學」(今井重吉)
   三枝博音/吉澤忠雄共譯ヴェント「技術と文化」(早瀨利雄)
[山三題]日本の山をとこ(尾崎喜八)
    山の人達と百宅部落(高橋文太郎)
    登山道具(西岡一雄)
[時評]音樂(清水脩)
   詩壇(野長瀨正夫)
   映畫(染谷格)
   新劇(落合直)
[創作]銀魚(中島健藏)
   花に寝て(中山義秀)
執筆者紹介
出版便り
編輯後記

第二巻第九號 九月號(昭和14年9月1日發行)
扉繪・カツト(中山治郎藏)
カツト(中村妙子/長濱重太郎/高橋忠彌/平井勲)
世界政策の重要性(蠟山政道)
知性の構造に就いての一提案(三枝博音)
マキャベリと現代政治(五十嵐豊作)
銃後科學雜感(野村七録)
大陸と保健問題(小泉丹)
現代の國文學(近藤忠義)
實體・關係・形態[哲學ノート第八回](三木清)
ガルガンテユワ(ラブレー)第九回(渡邊一夫譯)
日英會談を繞りて(半谷高雄)
米國極東問題に暗躍す[世界展望]
廿世紀の現實 獨逸哲學の過去現在[ドイツ](坂田德雄)
       ニヒリズム文明[アメリカ](新居格)
       希求と混迷[英國](中野好夫)
       ロシヤ文學の二世紀[ソ聯](除村吉太郎)
       現狀維持か破綻か[フランス](中島健藏)
       良心と良心的[日本](清水幾太郎)
旅で會つた人々[各國防諜エピソード](城戸又一)
本庄睦男について(堀田昇一)
あ・ら・ろんど
舊詠一束(高村光太郎)
演劇放談[第十四回](尾上菊五郎)
百姓と代用食(岩倉政治)
[書評]井伏鱒二著「多甚古村」(上林曉)
   柳田國男著「木綿以前の事」(野長瀨清子)
   森山啓著「文藝評論」(西村孝次)
文學通俗化の問題
小説の通俗性について(石川達三)
通俗化の正體(佐藤民寶)
「いかに」より「なにを」へ(矢崎彈)
[時評]音楽(清水脩)
   新劇(落合直)
   美術(勝田哲)
生魚場[創作](千葉數夫)
出版だより
編輯後記

第二巻第十號 十月號(昭和14年10月1日發行)
扉繪・カツト(中山治郎藏)
カツト(中村妙子/平井勲)
道德的現實の反省 戰爭と道德(森戸辰男)
         良心について(中島重)
         頽發の新しき形態(清水幾太郎)
         全體主義的風潮と私生活(中島健藏)
         科學者の道德(石原純)
         法的責任と道德的責任(木村龜二)
時務の論理[哲學ノート第九回](三木清)
「全體」の哲學的性格(船山信一)
神と神に仕ふる者(關口泰)
科學教育のため(菅井準一)
科學精神と専門家精神(宮島肇)
競爭・獨占・命令(高橋次郎)
あ・ら・ろんど
欧洲戰乱拡大は不可避(鈴木東民)
米國は大戰に捲きこまれる(芦田均)
歐洲戰亂と緊急問題(津久井龍雄)
金屬の強さ(黑田正夫)
ナイロンその他(中原虎男)
戰時美を語る(高村光太郎)
自轉車今は昔(宮城音五郎)
哲學史外傳[讀書日記](桑木嚴翼)
演劇放談[第十五回](尾上菊五郎)
[書評]阿部知二「文學論」(伊藤整)
   三木清「構想力の論理」第一(船山信一)
   河出書房版「ボードレール全集」(辰野隆)
タヒチ島とディドロー(平岡昇)
現代ポーランド文學(A・ピスコール)
私の文學手帖(青野季吉)
[時評]美術(勝田哲)
   新劇(落合直)
   詩壇(野長瀨正夫)
   音樂(清水脩)
浪曲記[詩](小野十三郎)
郷里に寄す[創作](井伏鱒二)
編輯後記

第二巻第十一號 十一月號(昭和14年11月1日發行)
扉繪・カツト(中山治郎藏)
カツト(中村妙子/高橋忠彌)
イデオロギーの頽發(新明正道)
東洋的生産方法と經濟思想(森谷克己)
戰爭と輿論(清水幾太郎)
醫療問題の基調(武見太郎)
フロイト死後(杉田直樹)
巴里の印象(高柳賢三)
こんな子供もゐる(中川善之助)
碁清談(呉泉)
フランスの學生生活(鈴木力衛)
[座談会]學生青年に待望す(三木清/島木健作/佐藤信衛)
國際ラヂオ宣傳戰(柳澤恭雄)
歐洲動亂と小國の運命[世界展望]
人類共存主義(汪兆銘)
マヂノ線は何で突破するか(ユストロヴ/小堀甚二譯)
建設工作は進む[中支見學報告](村丘敦夫)
學生の立場から(山本生)
[時評]音樂(清水脩)
   新劇(落合直)
   詩壇(野長瀨正夫)
   美術(植村鷹千代)
ラブレー ガルガンテユワ[第十回](渡邊一夫譯)
演劇放談[第十六回](尾上菊五郎)
神話は山山を驅る(山本和夫)
[書評]島木健作「随筆と小品」(本多顯彰)
ツワイク著/神保光太郎譯「篤實への熱情」(船山信一)
フライエンフエルス/安河内泰譯「宗教の心理」(大脇義一)
[詩]輓歌(長瀨清子)
  存在(平木二六)
[創作]鳶と柿と鶏(豊島與志雄)
   食ひちがひ(伊藤整)
編輯後記
出版便り

第二巻第十二號 十二月號(昭和14年12月1日發行)
扉繪・カツト(中山治郎藏)
カツト(中村妙子/狭間二郎/平井勲)
東洋的性格の多元性(長谷川如是閑)
物價統制と賃金統制(土屋清)
頽發と胎動(船山信一)
新しき思想の芽(中島健藏)
國際狀勢の史的研究(伊藤述史)
迷信と變態心理(小熊虎之助)
彫刻性について(高村光太郎)
音樂の教養について(清水脩)
科學兵器を語る[座談會](青木保/西澤勇志智/小川太一郎)
あ・ら・ろんど
戰ふフランス(城戸又一)
白蘭両國の不安募る[世界展望]
火砲は制厭する(ユストロヴ/小堀甚二譯)
[詩評]詩(野長瀨正夫)
   美術(植村鷹千代)
   新劇(落合直)
狂氣に對する理性の戰ひ(ヴアレリイ)
青い街(ボオモン)
三ツ峠とパノラマ臺(冠松次郎)
世界のスキー界と日本(高橋次郎)
[書評]柳澤恭雄譯「ナポレオンの言葉」(小面孝作)
   河上徹太郞譯「ヂイドの藝術論」(齋藤正直)
ラブレー ガルガンテユワ(渡邊一夫譯)
演劇放談(尾上菊五郎)
田園の詩人達(岩倉政治)
[詩]冬至(田中冬二)
  そんなに凝視るな(伊東靜雄)
[創作]秋の嵐(宮内寒彌)
   仙薹行(日比野士朗)
編輯後記