雑誌ロンソウ 180001785

論争 第5巻第1号-第5号 = 21号-25号(昭和38年1月~5月)

サブタイトル
著者名
出版者
論争社
出版年月
1963年(昭和38年)1月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/R66/5-1
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
合本
和書
目次

1963年1月号(通巻第21号)表紙デザイン・道吉剛/目次カット・藪崎昭
日韓交渉反対論への重大な疑問 小幡論文を批判する(中保與作)
日本の目標を考える 第二回日本文化のために知識人はなにをなしうるか(川喜田二郎/中根千枝/西義之/林健太郎/福田恆存/村松剛/吉田夏彦/若泉敬)
海運再建へ抜本的施策を望む 現状では熾烈な国際競争に太刀打ちできない。(進藤孝二)
判断と意見 キューバ事件 ドゴールとフランス政治(木内信胤)
≪随想≫愛国心(塙英夫)
西独“シュピーゲル事件”の謎 アデナウアー内閣を揺さぶった機密漏洩事件の大きな波紋(桑島健一)
国境侵犯で中共は何を狙ったか 対インド紛糾でいちばん得をしたのは誰か(佐野嘉一)
ラオス ベトナム問題の焦点をえぐる なぜアメリカの東南ア政策は成功していないか<現地報告>(奥平定世)
日本人の根源的想像力をさぐる 明日の世界文明にわれわれはいかなる寄興をなしうるか(竹本忠雄)
知られざる昭和史 永田鉄山と麻生久の密約[1](湘南隠士)
<日本の伝統・文化—捨てるべきもの・残すべきもの>
インタビュー余話(来栖琴子)
七十年前の映倫(池田義信)
勲章について(法理二智乗)
古都で感じたこと(稻垣浩)
ゴシップ・昔と今(洗足太郎)
砂漠の果てに使いして(林出賢次郎)
六十年前に敢行した筆者の驚異のシルクロード踏破記 貴重な報告録(長沢和俊)
論争テルスター■中印紛争のバランスシート 人づくり論のオリエンテーション
海外論調■ソ連の経済改革案
海外雑誌と論文紹介■『ポリティカル・アフェアーズ』
忘れられた人物
 モスコーの正式招待/クレムリンの要人たち/親米派だった啓蒙期の思想家/トロツキーの日本亡命工作[内藤民治回想録 下]
七月二十日事件Ⅰ ナチス協力者と抵抗者(吉田輝夫)

1963年2月号(通巻第22号)表紙デザイン・道吉剛/目次カット・藪崎昭
日本の「理想主義」を批判する 都留教授に代表される日本の知識人の現実感覚の喪失をつく(田中直吉)
キューバ事件と日本政府の責任 ケネディ大統領の真意を認識しえない池田・大平首外相に直言する(広田洋二)
中共をゆさぶる五つの焦点 一九六三年の「台風の目」をさぐる(藤井彰治)   
反スターリン派がさぐる「日本史の秘密」 権力政治の転換に苦悩するキーロフ派幹部との奇妙な対話(大越兼二)
判断と意見 
 ケネディの対日要望(木内信胤)
 平等と不公平(桑原季隆)
 日本人と酒(仁戸田六三郎)
折衷主義・福本和夫説の批判 マルクスは後年国有化説を廃棄し協同組合的生産様式論者であった(広西元信)
特集=人づくり論の新方向
 日本には英才教育がない(林髞)
 ひとづくり論と教師の役割(矢口新)
 企業内人材開発のあり方(佐藤富治)
企業防衛講座<第一講>(古谷多津夫)
講道館は柔道をほろぼす(青江徹)
南極に“冷戦”はなかった(長谷川峻)
乾山論争を鑑定する(大和陶吉)
挽歌・からゆきさん物語(森克己)
ゴシップ・昔と今(洗足太郎)
≪座談会≫ブラジルに日本文化を送ろう ブラジルの“シュバイツァー”細江博士の意気軒昂たる移民論(細江静男/沢田節三/湯浅克衛)
細江静男という医者(工藤晃)
外国雑誌と論文紹介■ナショナル/プロピンシアル・バンク・レビュー(山口哲夫)
論争テルスター■日米貿易経済合同委員会(長渡敏幸)
        キューバをめぐる中ソの対立(阿部玄治)
アメリカ黒人の自由の百年(アイラ・デ・A・リード)
七月二十日事件Ⅱ(吉田輝夫)

1963年3月号(通巻第23号) 表紙デザイン・道吉剛/目次カット・藪崎昭
特集=中ソ論争に見る「理想」と「現実」
中ソ対立からなにを引きだすか 日本自身の問題として土台から検討を積み重ねないと革新陣営の思考までが中ソどちらかの思想的植民地になってしまう(森恭三)
中ソ対立とソ連経済の背景 ますます資本主義に接近しつつあるソ連経済は中共の教条主義と相容れない(山崎武敏)
分裂を深める世界共産主義運動 ナショナル・インタレストの視角から(原子林二郎)
東ドイツはマルクス主義国家か マルクス・エンゲルスとウルブリヒト第一書記の架空会見記(W・レオンハルト)
判断と意見 一九六三年の展望(木内信胤)
≪随想≫大学教育の盲点(石本新)
このエネルギー集団の秘密 不死“鳥”創価学会の内側をのぞいてみれば…(高瀬広居)
政界残酷物語 “金造り”に泣かされる陣笠から派閥人事で大臣になりそこねた政治家の苦楽まで(戸川猪佐武)
三木武吉の執念 私の世界残酷物語(木村武雄)
民族勃興の気運 世は資本論から人間論の時代に入った!「人生劇場」と「馬喰一代」の怪気焔<放談>(尾崎士郎/中山正男/浅野晃)
企業防衛講座<第二講>(古谷多津夫)
スモッグ対策への提言(藤巻時男)
選挙違反の実態(海治立憲)
隋筆<日本の伝統・文化—捨てるべきもの・残すべきもの>
 皇居園遊会の陛下(末次一郎)
 人情に生きる(西村巌)
●ゴシップ・昔と今(洗足太郎)
 うの目たかの目(鉄骨子)
ソ連大使館の内幕 亡命ソ連外交官の手記・第一回(A・カズナチェフ)
太平洋をめぐる日米抗争史の一断面 米国の門戸開放政策と大隈重信(黒羽茂)
論争テルスター■コンゴ情勢と国連
        大気汚染対策
書評■『ヨーロッパの略奪』ディエス・デル・コラール
  ■『キューバとミュンヘン』
海外雑誌と論文紹介■『AICC・エコノミック・レビュー』
七月二十日事件Ⅲ ナチス協力者と抵抗者(吉田輝夫)
読者の頁

1963年4月号(通巻第24号)表紙デザイン・道吉剛/目次カット・藪崎昭
八條国移行をどう理解するか “消費者主権”と国際経済の視野から自由化の問題をもっと深く考えねばならぬ(渡部福太郎)
なぜドゴールを擁護するか ドゴール声明を正しく評価するためには彼の欧州構想を理解しなくてはならない(木内信胤)
経済に処する考え方 国際競争力強化法とEECをめぐって(桑原季隆)
ドゴールの共和国 アルジェリア問題を処理した政治的手腕(レイモン・アロン)
今月のヒント 看板と中味(吉田夏彦)
海外論調 ソ連の戦略操典 ドゴールの疑惑(中俣富三郎)
近代の佛僧における人間の研究 新連載第一回(増谷文雄)
百万都市を経営する インタビュー 岡山県知事の計画と計算をきく(三木行治)
ヨーロッパ・アメリカ見聞記 その一(高島陽)
財界残酷物語 栄光の座からひきずり下ろされた三人の社長物語(瀬木八郎)
八條国移行と外国商品 自由化の商品のあれこれをパトロールしてみる(高村寿一)
企業防衛講座<第三講>(古谷多津夫)
新しい教師像を語る 日教組を脱退した教師たちの心情(鈴木正夫)
オリンピック精神はいずこ 日本はどうしても勝たねばならないか(川本信正)
気候が経済を変える 気象台から経済を眺めると…(高橋浩一郎)
隋筆<日本の伝統・文化—捨てるべきもの・残すべきもの>
 私の高安犬物語(寒河江善秋)
 ベルリンの壁(渡部五郎三郎)
 信念ある政治(藤原行正)
ソ連大使館の内幕 第二回・謀略記事はこうして造られる(A・カズナチェフ)
七月二十日事件Ⅳ
——クライザウ・サークル——消極的な“無抵抗”の抵抗をとりつづけた“クライザウの人々”は、積極分子よりもナチスにとってはるかに危険な存在だった(吉田輝夫)

1963年5月号(通巻第25号)表紙デザイン・道吉剛
共産圏の“黒い霧”
「毛沢東の勝利」と次に来るもの 中ソ論争の本質と日本の立場(廣田洋二)
中ソ兄弟間の「戦争と平和」 ソ連大使館の内幕 第三回(A・カズナチェフ)
太平洋をめぐる日本抗争史の一断面 南満州鉄道の買収問題と小村寿太郎(黒羽茂)
福田恆存氏への一つの感想(佐藤俊明)
企業防衛講座<第四講>(古谷多津夫)
≪うの目たかの目≫民社党と都知事選(大石尚志)
≪隋筆≫下界の王者・スピード(和田芳恵)
特集=さまよえる日本国憲法
憲法拡大解釈の危険 それは、擁護論より、将来、有害な存在となるであろう<座談会>(愛知揆一/弓家七郎/田畑厳穂)
改憲・護憲の内側をさぐる(清水英夫)
日本国憲法について ヨーロッパにおける調査結果の報告
ソ連に大歌舞伎を送り込んだ話 猿之助、歌右衛門以下七〇名の大世帯をひっさげてソ連人のドギモをぬいた“ドサンコ”の心意気!<対談>(本間誠一/中山正男)
ゴシップ・昔と今(洗足太郎)
尾崎萼堂・不敬罪事件の真相 法廷において、堂々と軍閥政府を糾弾し、大審院において「無罪」をかちとった老政治家の気概をえがく(伊佐秀雄)