キング 第3巻第11号(昭和2年11月)
表紙と口絵
菊花 表紙(小室翠雲筆)
平敦盛 国の華絵巻(八木岡春山筆)
小督の昔語 代表名作(黒田清輝筆)
空になつちやつた! 泰西名画
猛襲 二色版
不思議な眼光
流行界奇聞
五歳の帝王
本誌挿画執筆画伯一覧
世界一の高齢者 グラビヤ
鹿
南海の楽土小笠原諸島
海外珍奇だより
勇ましき我が海軍
嘘かまことか?
秋の日
愈々開通する東京地下鉄道
世界各国農村めぐり 其の一
同 其の二
東西の名花
運 扉(中央大学教授・小林一郎)
何をか文明と言ふ(貴族院議員・竹越与三郎)
汝自身に還れ 新道話(衆議院議員・江藤栄吉)
明治節に就て国民に望む(明治神宮宮司・陸軍大将 一戸兵衛)
刺激と反省(海軍大将・安保清種)
我が国民の危機(宗教家・小崎弘道)
お国気質 随筆(文芸家・千葉亀雄)
カイゼル会見記 特別記事(キング特派員 ハインリヒ・ベーターマイヤー)
動物の母性愛(北畠利男)
宮中席次番付(長岡規矩雄)
飛んだ帽子 漫画(牛島一水)
つめしやうぎ 漫画(前川千帆)
友情美談
川柳漫画(谷脇素文)
家庭笑話
家庭科学
明治大帝 付・明治美談 本号別冊付録
自由の神板垣退助 伝記(貴族院議員・杉田定一)
救はれたる魂 社会美談(秦哀美)
靴屋の子から大宰相へ 泰西立志伝(風間清)
古今東西美談逸話
理想小説 死よりも強し(鶴見祐輔 富田千秋画)
金言なりなり集
農家十訓
療病十訓
名句挿話
教訓落穂集
諷刺諧謔集
睡眠と活動
児童曰く
政治小説 町の人々(佐藤紅緑 林唯一画)
武侠小説 万花地獄(吉川英治 伊藤彦造画)
長編小説 青春(中村武羅夫 田中良画)
歴史小説 俺は男だ(本田美禅 池上秀畝画)
長編小説 柳生十兵衛(桃川如燕 尾竹国観画)
落語 世界旅行(柳家金語楼 谷脇素文画)
童話 魔法の杖物語(松村武雄 岡本帰一画)
諧謔小説 脱線息子(佐々木邦 田中比左良画)
探偵小説 鉄路の殺人(木蘇穀 斎藤五百枝画)
熱血小説 風雲蒼竜組(下村悦夫 井川洗厓画)
長編小説 赤い白鳥(菊池寛 伊東深水画)
明治節のお飾り人形
人生 百字文(沖野岩三郎)
敵 百字文(尾崎士郎)
一口ばなし
滑稽語呂合せ
猛襲 口絵説明(商船学校教授・須川邦彦)
近く現はれる傑作
読者の声
懸賞名画募集
各種懸賞発表
出世作を世に出すまで
川端玉章と『狐嫁入図』(千葉鼓堂)
島崎藤村と『破戒』(佐々木金之助)
西望、大夢とモデル(刀衣山人)
野田九浦と『日蓮辻説法』(森暁江)
石川啄木と『一握の砂』(鈴木彦次郎)
娯楽室
一頁大学
芭蕉の辞世
運動に必要なる精神
仏国俚諺一束
編輯いろいろ話
娯楽室解答
智恵くらべ解答
明治節の歌(北原白秋作・山田耕作作曲,相馬御風作・中山晋平作曲,野口雨情作・弘田竜太郎作曲)
国旗 近作一什(十三名士)
魚情物語 趣味の科学(水産講習所技師・丸川久俊)
芸術家の苦心 名匠物語(帝室技芸員・和田英作)
新案智恵くらべ
聖典を世に送るに際して(キング同人)
『明治大帝付明治美談』に対する名士の評
早明稀有の大野球戦 決死の大試合(鳴弦楼主人)
家庭セクシヨン
諸国奇人変人名物男
世はさまざま 漫画(須山計一)
戯曲四大傑作
霧の中(山本有三 木下孝則画)
甲斐の徳本(伊藤松雄 岩田専太郎画)
海の呼び声(吉井勇 石井滴水画)
若き平家の人々(松居松翁 磯田長秋画)