雑誌ケイザイ オウライ 180001452

経済往来 第9巻第9号-第12号(昭和9年9月~12月)

サブタイトル
著者名
出版者
日本評論社
出版年月
1934年(昭和9年)9月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
1冊
NDC(分類)
330
請求記号
C330/Ke29/9-9
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
合本
和書
目次

經濟往來 第九卷第九號 昭和九年九月
卷頭言 農村救濟
景氣豫報の限界(中山伊知郎)
五分利公債借換問題(阿部賢一)
世界景氣最近の動向(牧野輝智)
軍縮と經濟(谷口吉彦)
米國より歸りて(近衛文麿)
論語復興(室伏高信)
農政の貧困
 農村工業化とその保守的要素(近藤康男)
 米・繭・臨時議會(阿部眞之助)
 蠶糸業の運命(猪谷善一)
 繭價對策について(福本福三)
 農民運動の轉換(山川均)
北滿散見(安藤盛)
お天氣の社會面(一城達彦)
陸軍移動評(天野蛇久)
騙される者の幸福(森田草平)
歐洲三題話
 ハプスブルグ家の再興者(高橋邦太郎)
 シュタールヘンベルグ傳(草刈九十九)
 タンネンベルグの戰(坂西一良)
閑居清思(松岡洋右)
當世復興ばやり(大宅壯一)
放たれる公娼(下村千秋)
アナリスト
 米國勞働問題の行方 十年度財政に於ける中心問題 農村行政の行詰りと農林省改組問題 米の凶作懸念濃厚と米價政策の大轉換 絲價暴落及輸入原料品騰貴と貿易バランスの前途 本年上期の事業成績 軍需工場の發展と臨時工問題
旅人の心(吉田絃二郎)
南國行(田中貢太郎)
法窓閑筆
 時效物語(尾佐竹猛)
 或殺人鬼の話(大森洪太)
 經と褌(三宅正太郎)
極東通信 ソ聯邦・滿洲・支那
一頁時評
 ロシアの聯盟加入(芦田均)
 變革經濟の價値(中村忠彰)
 民心作興の方法如何(前田繁一)
 政府の「教育刷新」に望む(杉森孝次郎)
 山崎農相にかける期待(西野入愛一)
獨佛の空軍強化戰(永戸俊雄)
露支密約の全貌を暴く(中保與作)
街の華族譜(神館勇)
經濟時事解説(杉並尊人)
ドルフス暗殺を繞りて(稻原勝治)
戰はんとする電力界(狩野正夫)
藤井財政の任務(高木壽一)
經濟面匿名批判(K・K・K)
低金利の限界(小島昌太郎)
新内閣の政綱批判
 綱紀粛正(阿部眞之助)
 岡田内閣の安定か國民生活の安定か(北昤吉)
 考慮ではない實行(關口泰)
 反生産性克服が問題(山崎靖純)
 財政は死んでゐる(風見章)
 在滿機關の改組問題(香月保)
 新内閣の期する行政整理は何か(前田繁一)
小説 靑春の街(淺原六朗)
大衆小説 花の夢 夜嵐於絹物語(武田麟太郎)

經濟往來 第九卷第十號 昭和九年十月
卷頭言 滿洲機構體系
一頁時評
 對滿機構の改革(美濃部達吉)
 學生の風紀取締問題(丸山鶴吉)
 農山漁村の更生と農民道場(小平權一)
 美術の秋來る(森口多里)
 國策審議會(下村海南)
 利子奴隷(河田嗣郎)
 アメリカ水泳選手の足跡(木村象雷)
米國銀政策の歸趨(高垣寅次郎)
公債借換問題(小川郷太郎)
中小商工業の前途(増地庸治郎)
軍擴景氣と赤字公債の生産化(高木友三郎)
國際的不安の克服(河合榮治郎)
紛糾する在滿機關統制(大西齋)
邦品の海外進出と暴壓政策(下田將美)
軍縮・電車・桑園(阿部眞之助)
將來戰と農村問題(阪西一良)
市電爭議の一背景(阿部静夫)
我國低金利の將來(小汀利得)
裸にした日本の貿易(淺香末起)
三五・六年―果して危機か?
 軍縮と財政(阿部賢一)
 條約廢棄通告について(本多熊太郎)
 その後の日英(米田實)
 海上の危機如何(伊藤正徳)
 軍縮會議の準備工作(南郷次郎)
 危機を再檢討す(清澤洌)
 危機と自由主義者(鹿子木員信)
極東通信 蘇聯邦・滿洲・支那
随感随想
 切抜帖から見出した論爭(津村秀松)
 財界の四季(磯村豐太郎)
 風景保存のために(上田貞次郎)
 私の趣味(上山滿之進)
 思ひ出(梶原仲治)
 随筆としての米穀對策(尾崎敬義)
 空氣・水・米(長谷川如是閑)
 見えざる力(正田貞一郎)
 出來ない相談(小林一三)
 商賣談義(大倉喜七郎)
アナリスト
 公債消化力の限界とインフレの行方 磅爲替下落と弗切下問題 最近に於ける小作爭議の傾向 農村窮迫と地方金融の變化 滿洲國貿易の諸問題 景氣好轉と工場勞働者の異動
高田保馬・小泉信三論(X・Y・Z)
聯合・電通合併の裏表(荏原萬作)
軍縮全權下馬評(G・P・U)
更生農村を觀る(室伏高信)
經濟面匿名批判(K・K・K)
大衆小説 仲秋明月(邦枝完二/小村雪岱)
秋三題
 星戀ひ(野尻抱影)
 秋に鳴く蟲(石井悌)
 秋の女(丸木砂土)
その時その人(岡本一平)
開國と當時の貿易状態(管野和太郎)
經濟時事解説(杉並尊人)
長篇小説 靑春の街(淺原六朗)
辯論覺書(高田保馬)
一老農の話(末弘嚴太郎)
釣り漫談(土方成美)

經濟往來 第九卷第十一號 昭和九年十一月
卷頭言 紛糾せる機構問題
一頁時評
 臨時議會に何を議する(太田正孝)
 軍部の發言と實業界(竹内謙二)
 國防パンフレット問題(野崎龍七)
 北鐵讓渡の意義(稻原勝治)
 政治抜きのバルツー(柳澤健)
 喰ふか喰はれるか(緒方竹虎)
マルサスと近代景氣論(高田保馬)
財政補強工作論(牧野輝智)
爲替清算協定(美濃部亮吉)
ソ聯を繞る世界(神川彦松)
滿洲通貨制度論(高橋亀吉)
國防費の膨張(阿部賢一)
調停法と勞働階級(道家齋一郎)
人間孔子(室伏高信)
「その筋」の神經(宮澤俊義)
都市財政の紊亂(前田繁一)
風速六十メートル(藤澤桓夫)
天才と國防(吉村冬彦)
ユーゴースラビヤ國王暗殺せらる
 獨裁政治と少數民族の反撥(横田喜三郎)
 マルセイユの兇變(町田梓樓)
詩話數則(入澤達吉)
ハイキングと散歩(上田貞次郎)
煙草と酒と僕(和田英作)
支那ソヴェートの現段階(大塚令三)
明治初期の商店建築(森口多里)
新設映畫經濟學(笹塚豚兒)
随感随想
 女性如是觀(名取夏司)
 女工讃美(梅浦健吉)
 生ひ立ち(鈴木喜三郎)
 貨幣政策の問題(鬼頭仁三郎)
天災と經濟界(高木友三郎)
時事經濟解説(杉並尊人)
赤露脱出記(勝野金政)
幕末經濟放談(神長倉眞民)
經濟研究所のぞ記(F・G・G)
相場欄批判(C・K・K)
日本人の顔(藤田嗣治)
美濃部達吉・佐々木惣一論(X・Y・Z)
愛猫の賦(石田幸太郎)
風雲の臨時議會
 臨時議會と政友會(御手洗辰雄)
 久原房之助論(阿部眞之助)
 内閣の運命(野村秀雄)
陸軍のパンフレット批判
 軍部の政治干與(中野正剛)
 パンフレットを批判す(鈴木茂三郎)
滿支視察記(齋藤博)
極東通信 ソ聯・滿洲・支那
靑春の街(淺原六朗)
侠客の首(田中貢太郎)
後藤と福澤(水木京太)
足輕だたみ(土師清二)
アナリスト
 風水害と景氣 悪性インフレは發展するか 銀行の國債食傷問題 米穀統制の行方 生絲暴落と其對策の新動向 八年度貿易外収支好轉と前途

經濟往來 第九卷第十二號 昭和九年十二月
卷頭言 藤井藏相に與ふ
一頁時評
 「蟬丸」の禁(宮澤俊義)
 農業生産の「特約」制度化(渡邊信一)
 其後の在滿機關問題(大西齋)
 増税とインフレーション(小島昌太郎)
東北農村恐慌論(錦織英夫)
爲替の近状と圓貨の將來(大島堅造)
インテリと政治(向坂逸郎)
國民政治の正道(矢部貞治)
反産論からの産業組合(蜷川虎三)
赤字財政の起點と終點(飯島幡司)
増税批判座談會(太田正孝/大口喜六/山崎靖純/竹内謙二/森矗昶/高橋亀吉/清澤洌/本誌記者)
世界主義と民族主義(高田保馬)
「革命的」低金利(伊藤好道)
平民狩獵風景(岡倉一雄)
梅幸を憶ふ(尾上菊五郎)
日本重臣論(清澤洌)
海軍會議の三面
 均等要求と英米の苦悶(永戸政治)
 霞ヶ關とホワイト・ハウス(稻原勝治)
 軍縮會商の社會性(戸坂潤)
櫛田民藏君の殉職(長谷川如是閑)
五十三次タクシー行脚(近藤泰夫)
糶下げ奇譚(徳川夢聲)
復興宗教の臺所調べ(大宅壯一)
道頓堀師走帖(永戸俊雄)
重力測定のユーモラス潜水艦(秋吉利雄)
河合榮治郎論(X・Y・Z)
太陽のない村 東北通信(熊谷正男)
時事經濟解説(杉並尊人)
松本烝治論(T・N・J)
岡田内閣の危機
 政民聯合に胎むもの(阿部眞之助)
 岡田内閣の補強工作(野村秀雄)
 臨時議會の形成(關口泰)
赤露脱出記(勝野金政)
出版部だより
執筆者紹介
相場欄批判(C・C・C)
義捐金ジャーナリズム(A・B・C)
極東通信 ソ聯・滿洲・支那
アナリスト
 財界の不安混迷と其基調 圓爲替の前途はどうなる 意義なき増税斷行 最近のカルテル異變と産業統制政策の再吟味 事業擴張計畫の一頓挫 新市場の日本商品防遏と我貿易の前途 東京市電ストライキの結末と前途
小説
 往時(武田麟太郎)
 流氷期(田村泰次郎)
 けしの花(坪田讓治)
 長篇小説 靑春の街(淺原六朗)