雑誌ケイザイ オウライ 180001448

経済往来 第8巻第5号-第9号(昭和8年5月~8月)

サブタイトル
著者名
出版者
日本評論社
出版年月
1933年(昭和8年)5月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
1冊
NDC(分類)
330
請求記号
C330/Ke29/8-5
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
欠:8、合本
和書
目次

經濟往來 第八卷第五號 昭和八年五月
卷頭言 國家主義者よ大嬰的なる勿れ
昭和八年度豫算を檢討す(小川郷太郎)
國際金本位制の前途(田中金司)
協同社會への行進(本位田祥男)
「歐洲の危機」を打診す(稻原勝治)
法窓雜記(末弘嚴太郎)
世界經濟會議の動向(猪谷善一)
ルーズベルト指導原理の積極的批判(小島精一)
經濟封鎖は可能的か(信夫淳平)
リットン報告經濟附属書を駁撃す(高木友三郎)
滿洲國の經濟建設と滿鐵の増資(小日山直登)
ファッショ化の發展性と日本經濟の動向(飯田清三)
恐ろしきユダの財閥魔(布利秋)
文學の道について(廣津和郎)
かみがた五題(野上豐一郎)
白百合(古垣鐵郎)
支那
 學良歿落後の支那政局(大西齋)
 支那の經濟的危機(田中九一)
 支那危局と日本政局(佐々弘雄)
農村關係の新法律(前田繁一)
經濟時事解説(杉並尊人)
相場か?株式か?(安田與四郎)
常識と好意=吉野君を悼みつつ(牧野英一)
明治文化の母としての吉野博士(尾佐竹猛)
春興漫筆(鍋井克之)
短歌
 日本の行くべき道(下村海南)
 歐米漫遊中の歌(尾崎咢堂)
 雑詠十首(高田保馬)
奇怪な話(豐島與四松)
石油讀本 石油・石油工業の現況(小林久平)
「鐵カンジキ」物語(藤木九三)
アーサー・タムソン教授の思ひ出(石川千代松)
春宵球話(飛田穂洲)
勝馬投票成功の要訣(石橋正人)
海釣を始める人々に(山田醇)
大衆讀物 赤袴甚五郎(長谷川伸)
棋道三昧(關根金次郎)
東西對抗棋戰(木谷五段/福田五段)
高段棋客勝繼戰(石井六段/山北六段)
創作
 どろぼう(里見弴)
 瘠馬(芹澤光治良)
 債鬼(内田百閒)

經濟往來 第八卷第六號 昭和八年六月
卷頭言 植物移植の原理
獨逸政局の展望(河合榮治郎)
非常時日本を如何に指導するか(田邊忠男)
世界經濟と統制經濟(土方成美)
統制インフレーション論(小川郷太郎)
非常時産業統制論(小島精一)
獨逸銀行統制論(楠見一正)
袷浴衣の人々(岡本一平)
政局は何處へ行く(石井滿)
領海論 日露漁業問題に関聯して(立作太郎)
法窓雜記(末弘嚴太郎)
人類の起源(石川千代松)
無遠慮な質問への答
 「最も無遠慮な質問」(上田貞次郎)
 日本人の體質は滿洲に適するや(吉田章信)
 同一血縁の日滿両國民(鳥居龍藏)
建設せられる明日の思想(土田杏村)
短歌
 紫雲英田(松村英一)
 那須雜詠(土屋文明)
印度
 日印問題の解決策(渡邊良吉)
 日印通商条約廢棄問題(副島八十六)
 印度・支那・日本(室伏高信)
南洋・南洋・南洋(竹井十郎)
世界經濟會議の意義(茂木惣兵衛)
東支鐵道買収問題(永雄策郎)
米國金銀福本位説の擡頭(荒木光太郎)
經濟時事解説(杉並尊人)
佐藤讀本(高橋偵造/小出義男/住江金之/高志磨)
十字架の頸飾(小宮豐隆)
橋の酒場 神戸―マルセイユ(深尾須磨子)
文藝随筆(廣津和郎)
東西對抗棋戰(小島四段/井上四段)
高段棋客勝繼戰(大崎八段/山北六段)
創作
 小説 どろぼう(里見弴)
 小説 貴族(室生犀星)
 小説 或鑛山師の感傷(日野巖)
 小説 海戰奇譚(宇野浩二)

經濟往來 第八卷第七號 昭和八年七月
卷頭言 世界大戰より世界經濟會議へ
個人主義・多數主義・全體主義(津久井龍雄)
マルクス表式と擴張再生産の均衡關係(織戸登代子)
惱む世界(杉村陽太郎)
法窓雜記(末弘嚴太郎)
歐洲平和と四國協定(鹿島守之助)
孤立日本の外交(松原一雄)
東支鐵道の由來及現在(森武夫)
政局時評(阿部眞之助)
第一特輯 世界經濟會議
 世界經濟會議に於ける日本の立場(橋爪明男)
 世界經濟會議と英米佛立場の對立・綜合(高島佐一郎)
 經濟會議と獨墺伊の動向(長守善)
 關税問題の打診(楢崎敏雄)
 岐路に立つ世界の貨幣制度(金原賢之助)
 戰債賠償問題はどう解決されるか(岡野鑑記)
 不可侵條約と軍縮難(伊藤正徳)
 世界經濟會議に於ける短期資本(増井光藏)
 世界經濟會議に於ける個別交渉(内田武男)
 華盛頓に於ける豫備會商の成果(前田繁一)
第二特輯 各派の統制經濟
 我黨の日滿統制經濟策(風見章)
 日本新經濟統制策の提唱(三宮維信)
 統制經濟と勞働組合(松岡駒吉)
第三特輯 京大問題の批判
 國家・大學・大學令(河合榮治郎)
 「學問の不自由」と「大學の非自治」(長谷川如是閑)
 京大赤化教授問題(宮澤裕)
第四特輯 世界のブロック經濟
 繁榮第三期資本主義としての統制經濟(高木友三郎)
 アメリカ・ブロック經濟の限界(蠟山政道)
 獨墺伊ブロックの再現(黑田禮二)
 日滿支ブロックに關する一考察(笠木良明)
思想恐怖時代(土田杏村)
眠る女ほか六篇(堀口大學)
印度雜記(翁久允)
紅葉先生と私(徳田秋聲)
夏の山旅(林倭衞)
經濟時事解説(杉並尊人)
下記景氣の動向と投資私信(飯田清三)
暴露されたモルガン財閥(蒲原三郎)
製紙讀本(厚木勝基/米谷稔/井上憲一/本間清人)
スポーツ四題
 リーグ戰偶感(田邊忠男)
 秘境内藏の助平(冠松次郎)
 日本ボクシングへの祝福(下田辰雄)
 夏苦勞流縁起漣(松澤一鶴)
東西對抗棋戰(小島四段/井上四段)
高段棋客勝繼戰(宮松七段/山北六段)
山城屋和助(木村毅)
近代遊郭散歩記(高田保)
敵―山窩文學―(椋鳩十)
ドラ・グリュン衣裳店(高橋邦太郎)
創作
 小説 歸去來(佐藤春夫)
 小説 呼吸韻(庄野誠一)
 小説 金魚(石坂洋次郎)

經濟往來 第八卷第九號 昭和八年八月
卷頭言 瀆職事件の遠因を考へよ
法律における轉回減少(牧野英一)
世界經濟會議の經過にあらはれた國民性(土方成美)
低金利政策論(牧野輝智)
支那ソヴェートの經濟政策(大塚令三)
法窓雜記(末弘嚴太郎)
『法律家は人がいい』(光禅寺五郎)
八年振りの英國(河合榮治郎)
農村更生の現段階
 農村は如何に更生しつつありや(小平權一)
 農村經濟更生の力漕點(丹羽四郎)
 經濟更生運動は農村に何を齎すか(近藤康男)
ルネッサンス途上の日本(柳澤健)
政界時評(阿部眞之助)
轉向歿落問題・自由主義・戰爭論 思想時評(土田杏村)
轉向・歿落批判
 『マルキシズム』政治理論の破綻(蠟山政道)
 轉向是々非々(津久井龍雄)
 佐野鍋山轉向批判(關口猛夫)
 佐野氏等の轉向と河上氏の「歿落」(杉森孝次郎)
 轉向の一般性と離脱の特殊性(田邊忠男)
凉臺棋話(菅谷北斗星)
都會地獄(磯村英一)
性樂祭と歌垣(小山龍之輔)
オフィスガール(加藤正己)
北滿鐵道交渉の展望(薄井靜雄)
拜むぞ税金・頼むぞ税金(三津木酉男)
文樂夜話(石割松太郎)
盆踊・ヴアライティ(松川二郎)
大阪の女(森田たま)
經濟時事解説(杉並尊人)
能學校と自給自足(下村海南)
文藝時評(井汲清治)
山犬(椋鳩十)
紅葉先生と私(徳田秋聲)
蠶絲讀本(棚橋啓三/福本福三/成田時治)
製氷圖説(本間清人)
ナチスの女スパイ(高橋邦太郎)
空襲―倫敦と東京(伊藤正徳)
寫眞特輯 海・山・渓流 歌と俳句(佐々木信綱/前田夕暮/岡本かの子/大場白水郎/渡邊水巴/尾上柴舟/若山喜志子/四賀光子/靑木月斗/飯田蛇笏)
眞夏の夜景色
 窓前情話 スペイン(堀口九萬一)
 月下の踊 南洋(深澤正策)
 月は羅馬で イタリア(下位桃代)
 山村は夏祭 フランス(深尾須磨子)
創作
 純情(宮地嘉六)
 何處へ(榊山潤)
 新門辰五郎(眞山靑果)