雑誌ケイザイ オウライ 180001440

経済往来 第4巻第1,5,12号(昭和4年1月~12月)

サブタイトル
著者名
出版者
日本評論社
出版年月
1929年(昭和4年)1月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
1冊
NDC(分類)
330
請求記号
C330/Ke29/4-1
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
合本
和書
目次

經濟往來 第四卷第一號 昭和四年一月
新年特輯號
口繪(和田英作)
時評
 經濟時評 金解禁の頓挫とその結果、看過せられた金解禁論の要點、米穀法の行詰(高橋亀吉)
 社會時評 保守黨の時代、日英同盟説再燃(高畠素之)
論文
 無産政黨の地方進出戰(赤松克麿)
 人工食糧問題管見(下村海南)
社會經濟随想
 貧富(伊藤忠太)
 唯物史觀と日本文學(山本勝太郎)
 社會的教訓の錯覺(北澤新次郎)
 社會組織の變改(野村兼太郎)
 西洋人の心持(白崎享一)
 社會運動者の二型(小松堅太郎)
 國民所得と勞銀給料(神田孝一)
 投機(伊東芳崖)
 船員保險法案につき(森壯三郎)
 奈良時代の缺勤届(瀧川政次郎)
 議員罷免制の樹立(鈴木義男)
 御大典記念事業について(倉橋藤治郎)
 賣文社技手ではなかった(石川三四郎)
 海の富(南波禮吉)
 乞食根性の養成(波多野承五郎)
 勞働偶感(磯村豐太郎)
 資本階級の就職優先(水野廣徳)
 教育制度の根本的改革(帆足理一郎)
 一人のよき父たること(陶山務)
 熱狂二題(永見徳太郎)
 シュークスピアは印刷屋(梅津勝男)
一九二八年を考へる(新明正道)
我國對外貿易の將來
 對米貿易の將來(堀越善重郎)
 我が對支貿易の將來(高柳松一郎)
 我が對露貿易の將來(嘉治隆一)
 我が南洋貿易(杉田祥夫)
支那共産黨の現状(長野朗)
東洋思想とはこんなもの(北村兼子)
社會運動の過去と現在(町田辰次郎)
珈琲と「カッフェー」の過去(喜多壯一郎)
飛行漫談(谷田繁太郎)
本年の學界思想界
 政黨綱領を中心としての展開(蠟山政道)
 一九二八年の社會科學(加田哲二)
 反動期の諸現象(三木清)
筆のまにまに 事業會社の重役網(飯田町人)
庭燎奉仕記(和田英作)
新豫算案合評(勝正憲/清瀬一郎/成瀬義春)
學界風聞記
 京大法學部教授の卷
 中央大學經濟學部教授の卷
往來漫録
北米人種排斥穴覗き
挨拶
編輯後記
畜生塚縁起 殺生關白後日物語(松崎實)
續財界太平記 桂軍資を割て富豪を救ふ事、立川雲平思想問題演説の事(白柳秀湖)
時事問題の解説 大藏省證券、電燈爭議(前田繁一)
新刊批評
 上野陽一著『事業統制論』(増地庸治郎)
 船尾氏著『擔保附社債信託』(栗栖赳夫)
讀物四篇
 心の中の問答(河合榮治郎)
 チュルゴーと其思想(山口正太郎)
 會津の大家族を訪ねて(中川善之助)
 父を語る(濱尾四郎)
懸賞當選論文
 我が國に於ける無産政黨の將來を論ず(茗荷房吉)
我國産業組織の缺陷を論じ其改善策に及ぶ(井上謙一)
懸賞論文發表に際して

經濟往來 第四卷第五號 昭和四年五月
學窓を出でたる友に送る(河合榮治郎)
時評
 經濟時評 金解禁論と暴力主義、就職難、失業、産業合理化、對支出兵事件の結果と我が資本家階級(高橋龜吉)
 社會時評 左傾學生の退學處分、澤正と社會運動(林癸未夫)
「人民ノ名ニ於テ」について北昤吉氏に答ふ(高柳賢三)
世界を風靡する反動的暗殺とその記録(藤井悌)
黎明を語る 馬場辰猪之自由貿易論に對する駁論(高橋是清)
社會經濟随想
 他山の石(松岡均平)
 私の考へを實行した米國人(正田貞一郎)
 新聞町名時代(千葉龜雄)
 陪審員になり損ねの記(石井研堂)
 奇怪なる階級鬪爭(小松堅太郎)
 ナマケ哲學(松永安左衛門)
 極端な個人主義者(關未代策)
 『日本國勢圖會』の御手傳をして(白崎享一)
 チーク(松宮淡山)
リカニズ現代日本
 ジャーナリズム(清澤洌)
 アメリカ文化(石井滿)
 映畫(新居格)
 産業(向井鹿松)
經營裏表2
 雑誌經營 首脳者の寫像たる各誌の成績比べ(ABC)
都會新聞と地方新聞 トーマとクーリッヂ(下村海南)
都市美と都市便(森口多里)
擴大鏡で見た實業界の秘事(飯田町人)
往來雜談
銀行經營批判
 銀行の證券放資と産業資金(服部文四郎)
 大銀行の地方支店分離すること(小林一三)
 現時の銀行業態(高垣寅次郎)
 現在の證券投資増加は一時的(小汀利得)
 中小商工業者に對する銀行金融の改善(渡邊鐵藏)
續財界太平記 木下氏お鯉の本姓を知る事、高橋作衛山縣公に密訴の事(白柳秀湖)
モダン東京
學界ちちろ虫
財界無駄話
編輯後記
世界經濟の動き 第二講 欧州の歿落(小島精一)
時事問題解説 成立豫算、金融機關と有價證券、政府米の朝鮮拂下問題(前田繁一)
新刊批評
 藤井悌氏の「勞働黨、社會黨、共産黨」(水上鐵治郎)
讀物
 オーギュスト・コントとその妻(岩崎卯一)
 海賊と經濟(本位田祥男)
 臺灣の高砂族(上山滿之進)
「短歌欄」(石榑茂選)

經濟往來 第四卷第十二號 昭和四年十二月
機械の社會化(杉森孝次郎)
協同組合と政治運動(本位田祥男)
時評
 經濟時評 減俸案失敗の意義、緊縮論に於ける階級鬪爭、農民所得對俸給問題(高橋亀吉)
 社會時評 俸給被傭者よ團結せよ、「西部戰線異状なし」を讀んで、久原氏の産業統制案(林癸未夫)
木堂と咢堂 両大政客の側面觀(山浦貫一)
社會經濟随想
 失業の詩(櫻井忠温)
 日本に於ける電氣料金制度の將來(若麻績安治)
 守錢奴の話(杉田直樹)
 白系靑人と滿洲旗人(新居格)
 民政黨のイデオロギイ(龜井貫一郎)
 小作法案蒸し返し問答(中澤辨次郎)
 國力の過信(長崎英造)
 戰塵(鈴木茂三郎)
 私立思想善導機關(小松堅太郎)
 産業革命の唄(關未代策)
 明治繁榮時代の回顧(高市慶雄)
 販賣者意識(抜山新二)
財界展望(両替生)
經濟問題解説 新地租法、外米專賣、地方財政の節約額、海事金融問題(前田繁一)
尖端と傾向
 エア・ポート(石尾市太郎)
 テレヴィション・フィルム(苫米地貢)
 快速度優秀船(妹尾太郎)
日記考(杉村楚人冠)
美術と富(森口多里)
野球經濟(新田恭一)
往來雜談
六號記事
 エンド・オブ・ファイヤ
 ネオ・ニヒル
 爪を噛む話
 懸賞募集に就いて
續財界太平記 官僚の爪牙大助兼武業報覿面の事、寺内正毅後藤新平政友會と結ぶ事(白柳秀湖)
聚楽第滅亡記 関白後日物語(松崎實)
讀物
 首狩りの話(鳥居龍藏)
 讀史剰筆(本庄榮治郎)
 法律から見た漱石の一面(勝本正晃)
農村の頁
短歌欄(石榑茂選)
編輯後記
昭和四年學界、財界、産業界、政界、社會運動界回顧
學界
 社會學界(綿貫哲雄)
 農業經濟學界(澤村康)
 マルクス經濟學界(向坂逸郎)
 法學界(中川善之助)
 經濟學界(本位田祥男)
財界
 一般材界(下田將美)
 金融界(三俣淺次郎)
 證券市場(長滿欽司)
 米穀市場(加賀宇吉郎)
産業界
 重工業(小島精一)
 繊維工業(小汀利得)
 電氣事業界(松永安左衛門)
 運輸界 海運(寺島成信)
 運輸界 陸運(島田孝一)
 生命保險界(石坂泰三)
政界
 議會と政黨(清瀬一郎)
 内政(關口泰)
社會運動界
 勞働運動界(淺利順四郎)
 農民運動界(杉山元治郎)
 無産政治運動界(山川均)
 プロレタリア文壇(平林初之輔)