雑誌ケイザイ オウライ 180001436

経済往来 第2巻第1号-第6号(昭和2年1月~6月)

サブタイトル
著者名
出版者
日本評論社
出版年月
1927年(昭和2年)1月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
1冊
NDC(分類)
330
請求記号
C330/Ke29/2-1
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
合本
和書
目次

經濟往來 第二卷第一號 昭和二年一月
經濟時評(土方成美)
社會時評(永井亨)
人物評論 山崎覺次郎教授論(XYZ)
經濟往來
 猿を烹るもの(新明正道)
 社會學者の全身(林癸未夫)
 無産政黨の本性(北澤新次郎)
 婦人立法の必要(片山哲)
 資本主義禮讃(尾崎敬義)
 先づ手本を示せ(末廣重雄)
 大學生教育上の生涯(田邊忠男)
 南瓜の當らぬ年(太田利一)
 米作統計と嘘つきの羊飼(猪間驥一)
 人格性と貨幣性(二木保幾)
 輿論迎合と社會の利益(氣賀勘重)
 私産と共産(帆足理一郎)
 活動寫眞(馬場恒吾)
 最大少數の代償(犬山徹三)
 餌函をせせり合ふ姉妹(桂皋)
 年號について(鶴見祐輔)
 禁酒合戦(石田武太郎)
 天然資源の問題(吉村萬治)
 信託業の二大難關(河合良成)
 大會社の經營(近松秋江)
 誰れを選ぶべきか(川原次吉郎)
 大地無門(清水長郷)
 武藤君と岡博士(下村海南)
 政黨のスクラム(美土路昌一)
 不相應なる財政(武藤山治)
 閑語(藤森成吉)
 新聞、旅行、常識(槇哲)
 關税撤廢の提唱(藤山雷太)
議會政治と將來の豫想
 議會政治の將來(尾崎行雄)
 議會政治の進化(清瀬一郎)
 議會政治の正體と將來(高畠素之)
 無産者代議政治(石川三四郎)
 議會政治の脅威(山川均)
 議會政治の將來(麻生久)
 勞働階級と議會政治(杉山元次郎)
 既成政黨の没落期(岩切重雄)
 將來の議會政治(山口政二)
 新しき道を開きて(有馬頼寧)
 議會政治の三問題(今中次麿)
 議會政治漫録(河村又介)
 議會政治に就て(室伏高信)
社會科學の傾向
 經濟政策の昏迷(小島精一)
 獨墺の社會科學(小林良正)
 經濟學方法の一測定(波多野鼎)
膨張豫算批判(小林丑三郎)
財政の禍根(牧野輝智)
和辻氏と河上博士(土田杏村)
博多町名考(石濱知行)
問屋の名義(新村出)
人の生涯を作るもの(江原萬里)
特別讀物
 農業振興策としての小作料低減(高橋龜吉)
 日本經濟史の學風に就て(小野武夫)
 一つの生命(本位田祥男)
經濟漫畫(岡本一平)
生活短詩
編輯後記

經濟往來 第二卷第二號 昭和二年二月
經濟時評 金解禁問題(田邊忠男)
社會時評 無産政黨問題(大山郁夫)
上田貞次郎博士論(XYZ)
經濟往來
 學究生活の經濟的價値(石原純)
 Rengo(下村海南)
 無産知識階級寸感」(新居格)
 階級鬪爭史觀の否定(林癸未夫)
 アメリカ日本人(藤井俤)
 屑籠から(河野密)
 政治家とシンドレラ(馬場恒吾)
 社會省新説の議(鈴木義男)
 原稿用紙(楚人冠)
 昭和二年と一九二七年(永井亨)
 臺所のない家(山川菊榮)
 随筆の昭代(千葉龜雄)
 社會讀本を讀む(高田保馬)
 勞働と電氣(松永安左衛門)
 經濟界の黎明期(山成喬六)
 經濟の倫理化(増田次郎)
 自由の制限(宮島清次郎)
 自動車道路の發達(中川正左)
 二つの問題(尾崎敬義)
 教育の仕方(山浦護)
 娯樂の協同(本位田祥男)
 農事協同作業に就て(澤村康)
 日支經濟同盟の急要(神川彦松)
 社會運動の採點法(浅利順四郎)
 欲しい圖書館三つ(森莊三郎)
 五月一日(大熊信行)
普選と新舊政黨の防府
 日本農民黨に就いて(北澤新次郎)
 社會民衆黨の綱領(片山哲)
 勞働農民黨の態度(細迫兼光)
 日本労働党の立場(三輪壽壯)
 若き人々の一群(鶴見祐輔)
 憲政會の使命(山桝儀重)
 同人等の主張と地位(田川大吉郎)
 政友會の政綱(川口義久)
 中庸政黨の心(清水長郷)
 實業同志會の政策(千葉三郎)
 議會解放後の無産政黨(安部磯雄)
不景氣挽回と其對策
 不景氣挽回策(河津暹)
 景氣挽回策と整理(神戸正雄)
 景氣挽回の一策(今岡純一郎)
 勞働整理から資本整理へ(高橋龜吉)
 禍する景氣挽回策(下田將美)
 不景氣の救治策(牧野輝智)
就職難と就學難(江原萬里)
社會雜感(高畠素之)
西南戰爭前後の福岡(石濱知行)
讀物三篇
 電柱問答(末廣嚴太郎)
 歐羅巴の煩悶(平林初之輔)
 社會不安を検討す(清澤洌)
經濟漫畫(岡本一平)
生活短詩(土岐善麿選)
編輯後記

經濟往來 第二卷第三號 昭和二年三月
福田徳三博士論(XYZ)
妥協と豫算(太田正孝)
無産政黨と勞働組合(林癸未夫)
社會經濟随想
 明治初期の文献から(吉野作造)
 大藏大臣は番頭か(阿部賢一)
 結束と分裂の事實(小川未明)
 無想者漫談(宮島資夫)
 社會主義ゴロ(尾崎士郎)
 ドグマ(室伏高信)
 森丙午氏の死(土田杏村)
 贖銅(瀧川政次郎)
 教授政黨加入問題(鈴木義男)
 地名としての江戸(波多野承五郎)
 ブル對プロ中産階級(井上辰九郎)
 花形株の渡米(岡崎國臣)
 勞資の國際的分業(師尾誠治)
 法科萬能打破(木村雄次)
 電話斤量不足(増田次郎)
 幽靈の監督(小野英二郎)
 猿智慧(磯村豐太郎)
 若槻首相、福澤先生(槇哲)
 粗製濫造(土方成美)
 言譯(下村海南)
 ボイス・ビー・アンビシャス!(東郷實)
 正直の徳と得(帆足理一郎)
 讀書閑話(野村兼太郎)
 朝寝坊の三徳(鶴見祐輔)
 最初の機械紡績業(土屋喬雄)
 大臣の椅子の分配(河村又介)
 椅子・テーブル・人(太田利一)
 二つの手紙(桂皋)
 我國最初の無産政黨(川原次吉郎)
支那赤化運動批判
 未知の友蒋介石(白石龍平)
 得意の支那(高柳松一郎)
 支那民族と英人(後藤朝太郎)
 國民革命の話(長野朗)
 支那の國際的役割(山川均)
 支那革命の豫想(スターリン)
 日本の立場(宮崎龍介)
 軍閥の横暴(金井清)
小作法案批判
 小作法と小作地改良(澤村康)
 小作法制定一考察(杉山元次郎)
 純正小作法の完成(中澤辨次郎)
 小作法雜話(千石興太郎)
 小作法要綱是非(高落松男)
凡人の凡想日記(江原萬里)
國際カルテル論(小島精一)
讀物三篇
 ゾンバート研究室(大塚金之助)
 生存税の逋脱者(白柳秀湖)
 中老時代の没落(澤田謙)
經濟漫畫(岡本一平)
歌六章(石原純)
顏(五島茂)
往來異聞
往來閑話

經濟往來 第二卷第四號 昭和二年四月
人物評論
 新渡戸稻造論(XYZ)
時評
 震災手形の救濟(牧野輝智)
 無産階級運動の政治運動化(河田嗣郎)
 文藝垣覗(石濱知行)
社會經濟随想
 大學の自由(三浦周行)
 奪掠經濟の發達(瀧本誠一)
 經濟と經綸(尾佐竹猛)
 物は安く人は高く(小林丑三郎)
 宿屋(荒畑寒村)
 緞帳と紡績(馬場孤蝶)
 曾我廼家劇(河津暹)
 再び學究生活の經濟的價値について(石原純)
 幸福問題(岡本利吉)
 波を見る先生(東郷實)
 眠りからさめた支那(麻生久)
 戴天仇の印象其他(赤松克麿)
 雑誌營々(橋爪健)
 久能の女(矢野恒太)
 證券の家庭化(南波禮吉)
 一に二は等しい(倉橋藤治郎)
 生活の趣味化(波多野承五郎)
 大學教育の價値(犬丸徹三)
 金融資本家の舊想(野田豐)
 新たなるもの(清水長郷)
 我國物價の將來(小汀利得)
 「普請」の經濟思想(友松圓諦)
 童話ワイロの國(増田次郎)
 企業の哲學(松永安左衛門)
 著者と著書(高垣寅次郎)
 最初の洋行の思出(土方寧)
 國際取引の利用(長滿欽司)
 大は小を兼ねると云ふこと(小山正之助)
 明治初年の對士族社會政策(井上貞藏)
 和田君を憶ふ(磯村豐太郎)
 文化的日本人・議員・ラヂオ禮讃(伊吹震)
 模範的銀行合同(米山梅吉)
 商品「卒業生」(西田博太郎)
 資本主義と學校(小林良正)
 新しい政治學の建設へ(市村今朝藏)
 花と小鳥の商賣(野崎信夫)
 本を贈る(下村海南)
 鈴木馬左也翁の思出(江原萬里)
 經濟随筆(市島春城)
 新社會の新婦人を見た(堺利彦)
生活記録
 彼女の生活斷片
 丁稚根性
 いやな健康保險
 學問に對する不平
 ボーイの悲哀
 學生生活記録
政治批判
 提携、妥協聯盟の心理(清瀬一郎)
 三黨首會見二黨聯盟(永井亨)
 妥協、和議、密約(畔田明)
軍備縮小會議批判
 軍備縮小は國際聯盟の仕事(末廣重雄)
 最小即最大(水野廣徳)
 主力艦制限より補助艦制限へ(日高謹爾)
 内政問題としての軍縮(鶴見祐輔)
 軍縮問題の三面相(高橋龜吉)
 軍縮なら出直せ(高畠素之)
公債整理の提唱
 國際問題の一面(阿部賢一)
 公債整理根本問題(牧野輝智)
 事業公債の制限(池田成彬)
 會社經營に倣へ(藤原銀次郎)
讀物六篇
 學説と個人的事情(高橋誠一郎)
 福澤諭吉の文明論(小野清一郎)
 ダントン(新明正道)
 鬼ヶ島(牧野英一)
 髭と眼鏡と金(土方成美)
 相續問答(末弘嚴太郎)
 漫畫財政讀本(下村海南/岡本一平)
問題の解説(前田繁一)
新刊月評
往來異聞
政界近時(竹前玄麿)

經濟往來 第二卷第五號 昭和二年五月
論文
 人口食糧問題の今昔(那須晧)
人物評論
 土方成美教授論(XYZ)
時評
 不良銀行の破綻騒ぎ(高橋龜吉)
 支那問題とその陥穽(山川均)
 「無産階級の中へ行く」文學(林癸未夫)
社會經濟随想
 憲法と新聞(上杉愼吉)
 經濟的價値の問題(靑野季吉)
 遺産相續税に就て(安部磯雄)
 新聞紙演劇観(小野秀雄)
 「議政檀上」(文四朗)
 都會農村關係公式を得るまで(土田杏村)
 喧嘩に花の咲き損ね(末川博)
 奥許し(三溪漁史)
 家族主義の浪費(高木友三郎)
 農村の合力米(廢姓外骨)
 暴力と言論の自由(石川三四郎)
 犬の歌(名倉聞一)
 有馬君の場合(山浦貫一)
 三業主義(津村秀松)
 無産政黨農業綱領の一雛型(河西太一郎)
 花婿に水を掛ける風習(下出隼吉)
 電力統制問題(松岡均平)
 第一メーデーの報道者(木村毅)
 運命か攝理か(江原萬里)
 五月(五島茂)
 夏近く(石鼎)
生活記録
 吾等が角帽生活
 私學生の惱み
 デモ大學の教室より
 小商人の悲哀
 月給取の首
 若きサラリーメンの悲哀
 流行病
 或友人の死
 斷想
 貢とりの感想
 田舎の小學校教師より
 保險愛の使徒として
 集配人の日記
 私の生き方
國際經濟會議
 國際經濟會議の目的(上田貞次郎)
銀行整理問題の提唱
 銀行整理改善の問題(堀江歸一)
 銀行整理の根本(服部文四郎)
 銀行整理と合同(藤田謙一)
經濟學徒の見た最近の出版界
 廉價多賣と出版資本主義の確立(高畠素之)
 出版界近況斷想(小林良正)
 近頃の經濟書(小島精一)
讀物三篇
 ジョン・スチュアート・ミルの自叙傳より(金子鷹之助)
 或る佛蘭西人への書簡(恒藤恭)
 ウィーン學界の人々(荒木光太郎)
 漫畫財界讀本(下村海南/岡本一平)
往來異聞
問題の解説(前田繁一)
出版時評

經濟往來 第二卷第六號 昭和二年六月
論文
 生産關係と配分關係(土方成美)
人物評論
 末弘嚴太郎教授論(XYZ)
時評
 戰爭による平和(米山梅吉)
 勞働組合の分裂と松岡氏遭難事件(末弘嚴太郎)
 需給關係の文壇(土田杏村)
社會經濟随想
 輸出品としての文化的産物(松本亦太郎)
 平等を求むる不平等(津村秀松)
 モラトリアムと保險(粟津清亮)
 購買婚と婦人の代償(戸田貞三)
 豫約出版と購買心理(石原純)
 山口縣瀧部の『奉公市』(孫田秀春)
 交通安全の増加の為めに(増井幸雄)
 村から市に一躍(河村又介)
 チャアティズム研究の興味(堀經夫)
 マルクスの知らぬ搾取(小林丑三郎)
 恐慌十感(河合良成)
 ハッピー・コートと貿易(高柳松一郎)
 獨占と競爭(池尾芳藏)
 享樂消費と華美の風俗(池上辰九郎)
 運送問題に就て(種田虎雄)
 無産黨と資本黨(森田良雄)
 人を訪ねて(下長根澄)
 農村雜話(片山哲)
 上山臺灣總督(下村海南)
 首都としての都(波多野承五郎)
 二千萬圓が泣く(白柳秀湖)
 内閣と樞密院(馬場恒吾)
 眼鏡の思想(新居格)
 「都會農村關係公式」に就て(陶山務)
 雨の禮讃(鶴見祐輔)
 政治經濟上より見たる現今の文學(近松秋江)
 集團意識の昂奮(原邦造)
 奈良時代の米價(瀧川政次郎)
 プロレタリヤの經濟随想(葉山嘉樹)
 夕雲(新明正道)
生活記録
 道化者
 一百姓の日記から
 五圓札は何處へ行く
 拗ね者
 生活斷片
 島牧の漁夫生活
 喰へないのだ全く喰へないのだ
 精神將校とその兵卒
資本主義下に蠢く興行物爭覇戰
 劇場經濟漫談(山本久三郎)
 資本主義下に蠢く芝居道(前田河廣一郎)
 キネマ界兒戯に類す(直木三十五)
 映畫界と資本主義(立花高四郎)
 落語・講談・色物など(石井滿)
金融恐慌から見た吾國資本主義の地位
 政變を通じて見たる日本の資本主義(永井亨)
 財界の現状に對する根本的診斷(田邊忠男)
 整理主義と救濟主義の對立(猪俣津南雄)
 金融寡頭支配と資本主義の安定(丸岡重堯)
 財界恐慌を觀點とする日本資本主義の發達段階(赤松克麿)
支那問題の再吟味
 太平天國と中華民國(大川周明)
 國民黨と共産黨の内訌を通して觀たる將來觀(岡野一郎)
 その後の支那南北觀(小村俊三郎)
 支那問題の再批評(山川均)
財界批評
 財界恐慌の原因と將來(高畠素之)
讀物二篇
 朝鮮のこと(河合榮治郎)
 日本の經濟政策(井上準之助)
往來異聞
問題の解説(前田繁一)