雑誌オモシロ ハンブン 180001398

面白半分 第1-6号(昭和4年6月~11月)

サブタイトル
著者名
出版者
半狂堂
出版年月
1929年(昭和4年)6月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1冊
NDC(分類)
937
請求記号
C937/O63/1
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
合本
和書
目次

第一號(昭和4年6月1日発行)
題言
暗殺者の保釋出獄問題 國家代表の暴力行使
時の鐘とサイレン 新時代化の午報非難
圓タクガール出現 スピードの性的亂舞
日本堤署と救世軍 自由廢業「籠の鳥」を中に
蘇峰徳富猪一郎 鶏口を去って牛後
桑野鋭翁の若寫眞 アバレた自由黨員が東宮職主事
凌辱された女流作家 見分け易い理屈の問題
外骨撰文の記念碑 下總國猿島郡矢作郷富山家門前
無益有害の岡辰押切帳 金儲の秘訣は金儲本の出版
新聞雑誌記者の就官表
古事記もじりの恋歌
明治出版界の成功者(上)春陽堂主人和田篤太郎
藝妓小勝の写真と錦繪 陸軍少将種田政明の妾
放鳥を拾はせる惡妙案 圓本の末路は如何
花押といふ書き判
賣買公許の花骨牌
切支丹魔法つかひの由來(霜下傑人)
胡蝶の裸体画 當時の新感覺者山田美妙
罰金半額賞與法 告發奨励の規則
仮名垣魯人の謝罪状
千里軒の乗合馬車(二階造)
日本全國新聞盛衰順序番付 其勢力信用刷高等に依る
影絵らしい寫眞 外骨と八千代
明治四年の利根川丸
箸に就ての心得
流行座談會
古い『朝野新聞』中の珍記事
人を殺した人と人に殺された人
新しい描方のモガ繪
前句柳句狂句 十七度半嫁入の女あり外四
秋農屋主人より川柳誤解の指摘
質疑問題
アリンス国辞彙の評(竹亭主人)
本誌續刊の限定不限定、其外

第二號(昭和4年7月1日発行)
題言
進歩の究極は統一なり 帝國萬歳 内閣萬歳
マダ生きて居る人々 疾に死んだと思て居たに
何がおかしい? 刑務所用の防聲具 警視總監宮田光雄
探偵小説の大流行 其利害如何
副產物の集合團體 享樂主義の新らしい男女
去年今月の思出咄 千葉縣下へ出かけた事
兎角浮世は色と金 二世説教强盗と三宅安子
自動車の全盛時代 理論の力よりは時勢の力
勤王乞食に似たる壮士 今は赤化防止團員
古い著作権登録の形式 出板版権御願
羽前白竜湖の浮島 現代式不自然の繋留
家と見ての國家 木戸はツブレ板垣がノコリ
明治十五年の親玉
姓名判断師の見たる蘇峰徳富猪一郎 編者の附記
西郷隆盛生存説 香港より印度へ
明治出版界の成功者(下)春陽堂主人和田篤太郎
駒ケ獄の爆発 磐梯山噴火圖参照
士族の娘が妾稼 藝妓になれないため
鉄道敷設の卒業 豫約出版の卒業
肛門に合わせて石を呑む 關謙之の借金
育子告諭
明治の式亭三馬(大天狗) 江戸の水と天女丸 
田舎老人の駄法螺 新潟の北湊新聞(明治五年)
東京裁判所と日本橋 人影のない白晝の寫眞
『わしが國さ』考
昔や谷風 今伊達模様 ゆかしなつかし宮城野信夫 外にないぞへ松島ほとり
大山村長年俸四十円
馬糞拾いに擬した戯畫 十返舎一九筆
新一話一言
異国語でない戯語 道具屋具道 明治初期の懲役人 気の毒錢
藝妓轉ばしの人形 藝妓に火花 近江泥棒の解 江戸女の嬌態
狐に饗應された醫者 東京繪入新聞
驚異の電話器 明治十一年の西京新聞
同じ女でありながら 茶太樓新聞
牢屋の跡が遊園地 浮上物を買ッて大儲け
男根切斷事件 明治九年の大審院判決
青葉籠
新東京風景(上野春吉)
質疑問題 その答
お笑草 ヨタヨタ随筆
得手勝手な事を云ふ
本誌を郵便局員に盗まれて不着

第三號(昭和4年8月1日発行)
題言
日本帝國政府内閣交迭 狐が退いて狸が代る
前警視総監の醜態 天井裏から逃げ出す
圓本の投売一冊八錢 茶代いらずの圓宿屋
肱鉄砲の新研究 婦人護身の要諦
美人の要点は脚にあり モダンガールの美態
東京諸新聞の発行部數 局外者の推定説
法律顧問 父の債務に就て 誹毀罪告訴の可否 金の入齒は財産か
人事相談 獵官あぶれの一人 恥ずかしい不具の女
水平社の強硬談判 イタブラレたか東朝社
徳富蘇峰寸断録-(燕鵜楼)
女猫と頭人の狂畫 古い團々珍聞
極端の冗長文 ひつこい重言に呆れる
あたまノとりかえ 遊戯寫眞
ニコライ會堂 問題となった高建築
陋習一洗の懇諭 靑森縣廳の布達
初めて電車を見た人 火の使ひ分け
狐に告げる高札の文
御用金徴発廃止案
東海道人の転居報条 若い時の記憶力
指話法のアルハベット
臍繰金を貯えた後家
幕府こいしの狂人
車君の揉上お松
結婚媒介業者広告史 不良縁談多し
「文」にマネた雑誌題号 一字の流行
美 巖山の美、海波の美、面白の美
新警句集(讀賣新聞)
柳句に現われたる涼み船
不浄役人と俗官
俗を脱した雅名 佐野のチョンさん
新聞紙は教科書 讀むマネをする車夫
四方這という駄洒落の罪
趣味的消夏旅行
明治語彙(一)
仕様が無いな節
古諺誤解の記者
質疑問題の答
お笑草 外骨問題 間違電話 名家列傳
編輯発行兼持主としての報告
常識で判讀を乞ふの外なしである

第四号(昭和4年9月1日発行)
題言
政治の利権化 良民の暴動化
空に飛ぶ銀色の怪魚
新聞雑誌合同論 實行不可能ならば馬鹿者退治
オモチャの燕 われわれ人類の共通性問題
驚くべし百版突破 講談社のヤシ的廣告文
ライオン腕磨
畸形双兒の結婚 疑問が解けて更に疑問
人事相談 華族に成りたいのです(村山龍平)
諸新聞広告繪短評
享樂主義の性的藝術 賣春婦の廣告ダンス
賣主の讀經放送 娑婆即寂滅穢土
有樂無可那
相似たり公盗と私盗 刺客の進歩 外山正一は舊名捨八 鶏が鳴く東詞 新作浄瑠璃都々逸 大槻磐溪翁の相続者
市子といふ職業婦人 無智の男女を欺く白徒
明治天皇の聖徳病民を活かす
幇間のすなる五扇踊
書名雑句講義
短句集
顕微鏡にて見たる世相
迦陵頻伽
大洲の敵討 小説らしい珍談
趣味的消夏旅行 古い新聞雑誌漁り 第二記
明治語彙(二)
新聞紙の死亡廣告
結婚廃止の時代來らん-(疑堂)
お笑草 新妻君 當演説
決定と未決定との報告
『逃避文學』といふ小雑誌式の印刷物

第五號(昭和4年10月1日発行)
題言
政界廓清の曙光か 反對黨いぢめに大賛成
勲章売り事件 買ッた者は無邪氣者
合法的惡事の手段 わるいことのしとく
社會政策としての運動遊戯奨励(疑堂)
新聞報國と雑誌報國 徳富猪一郎と野間淸治
教科書屋の贈賄運動 實錢不道家の西村茂樹
新聞社員の薮入り日 月曜日にも休刊せよ
麦酒の広告繪
不景気先生傳
舊事新題 四五十年前の新聞雑誌記事と現存名士
ズルイ前口上
東奥義塾の英學生珍田捨巳伯 呂紀の畫 珍田伯の追想談
電燈の元祖大倉喜八郎翁 滿都の人氣を博した百燭の電燈 鶴彦翁の氣焔
言文一致の創始者渡邊修二郎翁 十二歳少年の文章論 渡邉氏は語る
鞆繪学校の優秀生吳秀三先生 解剖の嫌ひな醫学博士 醫は父祖の衣鉢
明治初年の筆禍事件岡敬孝翁 時に災された過去の記憶
英國に遊學された徳川家達公 ロンドン市外の擬國會 家達公の囘想
名古屋の開業醫後島新平子 白面の靑年病院長に就任 後藤子の回想
逃避文學の記事 あたり前ではない 伯父様は盗賊
英国公使パークス傷害の兇漢 其寫眞二枚
新しい結婚式 男女同権論者の實行
趣味的消夏旅行 古い新聞雑誌漁り 第三記
明治語彙(三)
落葉籠
臺灣蕃人の新結式 タイヤル族の日本化
籠池の岡たる町 美人の天女に縁ある名稱
お笑草 へんねぢ 今更禁止
本誌は第六號で廃刊
逃避文は第一號が品切れ

第六號(昭和4年11月1日発行)
題言
司法官の同盟運動 範を勞働者に垂る
国家賠償法の實施 遅蒔ながらの美擧
憂國至言
山林原野に住む怪動物 東京市内の脱税者
新聞保証金全廃案と借家敷金全廃案
愚な運動競技熱 切符前切りの惡手段(疑堂)
昔の新聞記者と探訪者 種取りのユスリ取り
当世作者八景 明治二十四年七月發行『讀賣新聞』所載
新作文字の創始者
厄介至極の是本名也
北庭筑波の筆畫 二見朝隈の肖像
大柴四郎翁の逝去 古い我樂多珍報記者
笑茸に似た奇樹 六づくしの新聞紙
逃避文學中の記事集(下)
紙の徒費 放屁主の爭ひで訴訟沙汰 外十二項
新結婚式の前例 富田鐵之助と杉田阿縫
換刑處分の珍事態 罰金八萬圓が一ヶ年の勞役
趣味的消夏旅行 古い新聞あさり 第四記
所得品展覽會 (附録)仙臺放送局と廢姓外骨
明治語彙(四)
高札松碑陰記-(鶴眠生)
今月入手の珍新聞 雜誌も數十種
腹切人形の適從
菊池寛の石コロ男爵式
あきのおちば
お笑草 日常感謝 顧眄性格
直接読者諸氏へ
六冊合本の廉賣
御縁があれば「また」