日本評論　 第１９巻第１号－第７号 （昭和１９年１月～７月）

日本評論　第十九卷第一號　昭和十九年一月
特輯・新生中國の使命
　大東亜戰爭と中國の命運（市川正義）
　日華提携の歴史的基礎（岡本清一）
　支那の東亜的役割（森谷克巳）
　大東亜と中國經濟（殿木圭一）
生活の戰力化（酒井三郎／籠山京／鈴木舜一／羽仁説子／菅原太郎／高橋敬一／松本征二）
敵米の對日空襲作戰（丸山直一）
南方と文化宣傳（大宅壯一）
日本評論
　科學と教育の出發點（稻沼瑞穂）
　戰爭と少國民の問題（波多野完治）
　農業作業の効率化（硲正夫）
　大都市の食糧補給（松本治彦）
　出陣の學徒を送りて（村川堅固）
　果物の効用（櫻井芳人）
　徳田秋聲氏の死（上林曉））
インドネシヤの子供（坪田讓治）
短歌　吾子出陣（吉井勇）
松濤（立野信之）

日本評論　第十九卷第二號　昭和十九年二月
特輯・農村建設
　日本農民魂（加藤完治）
　農業團體の使命（奥谷松治）
　技術と農村建設（小池基之）
　農工調整の課題と方向（計見良宣）
　農村と指導者（櫻井武雄）
大東亜と日本語（長谷川如是閑／中島健藏／泉井久之助／神保光太郎／時枝誠記）
敵總反攻と西南太平洋（伊東敬）
日本評論
　國民榮養の緊急課題（柿内三郎）
　國民道徳について（中野好夫）
　天保老人（清野謙次）
　醫學と文學の問題（河村敬吉）
　決戰議會の運營（蠟山政道）
餅燒く火（中村草田男）
表彰式（橋本英吉）
謀略と宣傳を語る（佐々木克巳／高瀬五郎／米山桂三／古野伊之助／長谷川才次／萩野伊八／加藤萬壽男）

日本評論　第十九卷第三號　昭和十九年三月
特輯　東亜の經濟動脈
　大東亜經濟力の決戰結集體制（木村禧八郎）
　東亜の食糧問題（土屋清）
　大陸工業の立地的編成（竪山利忠）
　大陸通貨政策の地位（新庄博）
　中國物價の動態（堀江正規）
陸軍を語る（尾佐竹猛／大場彌平／松下芳男／上司小劍）
綜合雜誌論（大串兎代夫）
チロルの秋（長守善）
英靈の書（棚橋順一）
日本評論
　勤勞の再配置と人口疎散（國鹽耕一郎）
　現代美術界の指導理念（板垣鷹穂）
　一元化の前提（津久井龍雄）
　食生活協同化の條件（森川規矩）
　最近の醫療と姙婦保護（井出ひろ子）
　美を忘るる者危し（高村光太郎）
　第八十四議會を顧みて（河野密）
夕日（川端康成）

日本評論　第十九卷第四號　昭和十九年四月
戰局・政治・經濟
論策
　集中・育成の決戰態勢（中山伊知郎）
　國民職労構成の強靭性（井上晴丸）
　協力工業と決戰企業體制（藤田敬三）
特輯・攻勢生産の基盤
　生産意欲の昂揚（菱山辰一）
　決戰勤勞管理の在り方（藤林敬三）
　統率組織と國民運動（中林貞男）
現地報告　東北軍需工業地帯（紺田俊雄）
經濟提言
　海運力の強化（阿部津登務）
　勤勞査察に筋金を入れよ（榎本喜一）
　綜合配給制の意義（鮫島龍行）
　女子と勤勞（赤松常子）
　生産隘路を繞って（大門義雄）
世界政治經濟展望（寺西五郎）
調査　戰時最低生活費（鈴木鴻一郎）
科學技術の戰力化（花田政明／備藤三郎／大橋静市／稻村耕雄）

日本評論　第十九卷第五號　昭和十九年五月
戰局・政治・經濟
特輯　軍需資金の效率化
　産業金融一體化と金融統帥機構（高橋泰藏）
　軍需有志と資金效率（西崎正）
　經營資金と資金效率の測定（黒沢清）
　軍需金融と銀行の變貌（吹田秀三）
世界政治經濟展望（寺西五郎）
高次勤勞動員と職階制（平田富太郎）
決戰國民食の創造（澤村克人）
紹介『アメリカ經濟の構造』（酒井正三郎）
大量生産方式の新性格（隈部一雄）
調査　戰時再生生活費（鈴木鴻一郎）
非常生産と行政一體化（帆足計／河瀬一貫／野田信夫／桂皋／周東英雄／湯川正夫）

日本評論　第十九卷第六號　昭和十九年六月
戰局・政治・經濟
技術人と經濟人（島恭彦）
特輯　戰爭保險と緊急生産
　戰爭と保險（鈴木祥枝）
　戰時損害保險法の問題（村岡信勝）
　生産復舊と戰爭保險（山口喜三郎）
世界政治經濟展望（寺西五郎）
經濟提言
調査　最近株價の動き
戰時下米國の國民消費（都留重人）
報告　「カノイル」油田地帯（小北廣武）
報告　進攻する勤勞問題（穂積七郎）

日本評論　第十九卷第七號　昭和十九年七月
特輯　決戰下の企業問題
　利潤の國家性と非國家性（高橋亀吉）
　企業問題の視點（高宮晋）
　攻勢生産の企業と技術（相川春喜）
世界政治經濟展望　歐洲侵攻を繞る情勢
大陸新作戰と重慶（谷水眞澄）
精農作業について（東畑四郎）
決戰經濟學の方法論（飯倉亀太郎）
調査　軍需資金と前渡金
經濟概觀　上半期の回顧と展望　概観・重化學工業・電力・運輸・勞務・金融・物價・證券・食糧